メインイベント終了後、デイビス&フレッチャーが登場し、グレイとともにオスプレイを介抱。一方の内藤は中島佑斗の肩を借り、重い足取りで退場した。
その後、オスプレイはUSヘビーベルトを肩にかけて勝ち名乗りを受け、マイクアピールを敢行。そして、それに続いてグレイもマイクアピールを行なった。
■オスプレイのマイクアピール
「俺はこうやって素晴らしい勝負を繰り返し、US王座の価値を上げているんだ! オレンジ・キャシディ、デビッド・フィンレー、そして今日のテツヤ・ナイトー。ナイトー、ゴメンナサイ。お前はノー・トーキョードームだ。だが、俺の旅はこれからも続いていく。2週間後(11月20日)にはSTARDOMとニュージャパンの合同大会が控えている。オープンチャレンジを受け付けてやる。次は誰だ!? スカイプやZoomからの連絡でも受け付けるぞ。“Forbidden Door”の向こう側の人間も誰もいないのか!? 誰も答えてくれないのか!? つまり誰もこの世界最高のレスラーと同じリングに立ちたくないってことか!?」
■グレイのマイクアピール
「CHAOSもL・I・Jも、誰も俺たちほど懸命に働いている人間はいない! カイル・フレッチャー、マーク・デイビス、ギデオン・グレイ、そしてウィル・オスプレイが、今日来てくれたみんなに感謝する! (※日本語で)これがUNITED EMPIREだ!!」
ここでキャノンから大量の赤いテープが放たれ、リング上へ降りそそぐ。そして、自身の入場テーマソングが場内に鳴り響く中、オスプレイはコーナーにのぼってファンにアピールした。
続いてオスプレイがリングを降りようとしたとき、急に場内が真っ暗となり、大型ビジョンにVTRが流れる。そして、「SHOTA UMINO」(海野翔太)の文字が現れ、客席が驚きに包まれる。
すると、海野が純白のコスチュームに身を包み、ジョン・モクスリーから授かった黒いライダースーツを持って登場。オスプレイの挑発を受け、そのままリングへ入る。
するとオスプレイは、USベルトを掲げながら海野に顔を突きつけ、「このベルトが欲しいのか!? おかえり! だが、戻ってくるタイミングを間違えたようだな! どうするつもりだ!?」などと大声で叫ぶ。しかし、海野は冷静な表情を崩さず、平手でオスプレイの顔を突いて遠ざける。
続いて海野はおもむろにマイクを掴み、手で叩いて音が出るかをチェック。そして、オスプレイに近づくが、一言もしゃべらずにマイクを投げ捨て、いきなりエルボーを食らわせる。
さらに海野は、フレッチャーにラリアット、デイビスにエルボーを見舞ってリングインを阻む。そして、グレイをエルボーで一蹴し、リングから追い出した。
その直後、オスプレイがUSベルトを持って殴りかかるが、海野が身をかわし、デスライダーをお見舞い。そして、ダウンしたオスプレイをまたぎ、USベルトを掲げた。
次に海野は、USベルトを両手で抱きしめるが、ヘナーレたちUNITED EMPIREメンバーが場内へ駈け込んでくる。それを見た海野はベルトをオスプレイの腹に置いて素早く退散し、そのまま客席でイスの上に乗ってアピールを行なった。
これで海野はファンの大拍手を浴びつつ特設花道とは逆方向へ退場。一方、オスプレイは苦悶の表情を浮かべ、痛々しい姿で入場ゲートをくぐった…。
バトル・オータム '22
- 日時
- 2022年11月5日(土) 15:30開場 17:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
- 放送
- 観衆
- 4,006人(満員)