NEW JAPAN TRILL

日時: 2008年7月5日(土) 17:30開場　18:00開始
会場: 静岡・ツインメッセ静岡　南館
観衆: 1200

第7試合 30分1本勝負

天山広吉
飯塚高史

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

7月8日後楽園ホール大会でのランバージャック・デスマッチを目前に控えた天山が、飯塚目掛けて突進すると、そこを本間が襲撃。6人はそのまま場外へと雪崩込み、中西対本間、永田対石井、そして天山対飯塚という図式となる。
　中西と本間が最初にリングインし、スイッチした永田が中西との合体ショルダータックル、ミドルキック3連打からフロントスープレックス。
　永田対石井となり、エルボー合戦から永田がフロントハイキック。そして串刺しフロントハイキックからエクスプロイダー、ショルダーアームブリーカーと畳み掛ける。
　タッチを受けた天山はヘッドバット、モンゴリアンチョップ。すると、リング下の飯塚が脚を引っ張って天山を転倒させ、場外へと引きずり込んでイスでメッタ打ちにする。さらに石井、本間は鉄柵を持って、永田、中西を襲撃する大暴れ。
　ここからリング上で孤立した天山にG・B・Hが総攻撃を開始。大声援を浴びながら、天山は飯塚にモンゴリアンチョップ連打。だが、飯塚は顔面かきむしり、噛み付き攻撃で逆襲。そして本間がブレーンバスターの体勢に入るも、これは天山が投げ返す。そして、石井、本間を両腕ラリアットで蹴散らし、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装着して飛び込んで来た飯塚にもモンゴリアンチョップ。
　タッチを受けた中西は本間に野人ハンマー。永田が串刺しニー、ブレーンバスターの体勢から1度トップロープに置き、そこから本間の首に回転を加えてマットに突き刺す。そして、野人ハンマーと延髄斬りのサンドイッチ攻撃から中西がフォールするも、これは石井がカット。ここで中西はアルゼンチンバックブリーカーの体勢に入る。1度は逃れた本間を強引に担ぎ上げ、最後はヘラクレスカッターで勝負あり。

　試合後も怒りの収まらない天山はG・B・H陣内に突入。飯塚、石井が退散すると、「オイ、飯塚、逃げんなタコ! 8日覚えておけよ、オラ。アイツと決着つけたるからな。ブチ殺してやるから、見とけや!」とマイクで絶叫。大声援の中、引き上げて行った。

COMMENT

中西「とにかく（7/21月寒の）IWGP戦に集中する」
永田「（天山を）今、助けることは本人のためにならないから、本人が友情ってものを信じてるのか。飯塚高史とはダメでも、友情ってものがあると信じるなら、それを徹底的に貫いてやればいい」
天山「逃げ足早いな、飯塚よ。逃げられへんようにしたるから。8日（のランバージャック・デスマッチ）、絶対逃がさんぞ。ホンマに8日で決着つけたる。つけられへんかったら最悪や。俺の頭ん中では、8日、後楽園。もう、絶対決着。そこで間違いなくアイツとは決着。ホンマ、最悪の男や。あんな性格ゆがんだヤツになるとはね。全部ひっくるめて直したるよ。あんな汚いG・B・Hに入ってるけど、1人では何もできへんて。8日、絶対決着つける。できなかったら俺もこのまま終わるよ。アイツは踏み台にもならへんけどな。レスラー人生できんようにしたるよ、ブチ殺して。覚悟しとけや。こしゃくなマネしても効かへんよ。ガッチリ行くから。何でも持って来いって。とことんやって来いって。100倍、1000倍にして返したるよ。もう、いつまでも引きずらへんからね。8日で全部終わり。キッチリやるからね」

石井「オイ、天山！また1人だな、リング上でよ！中西学はどうしたんだ？結局、アイツは1人なんだよ！」
※飯塚、本間はノーコメント