第2試合ではザック・セイバーJr.&タイチのデンジャラス・テッカーズが、TJPのシェイン・ヘイスト&バッド・デュード・ティトと対戦。今大会ではTMDKのJONAHが、オカダ・カズチカとの大一番に臨むが、同門のヘイスト&ティトとしては勝利のバトンをつなぎたいところ。
対するザックは、10.2ロンドンのメインで内藤に惜敗。気性の激しい性格だけに、その鬱憤をリングにぶつけてくることだろう。
ゴング前、タイチは大胸筋アピール。
先発はタイチとティト。ゴングが鳴ると、タイチは蹲踞の姿勢を取る。するとティトは大胸筋をあらわにし、タイチに見せつける。これにタイチが拍手を送ると、ティトは組み合うと見せかけてキックをお見舞い。
続くロープワークの攻防では、ティトがショルダータックル。しかし、タイチは大胸筋をピクつかせ、逆にショルダータックルを食らわす。こらえたティトは、タイチをショルダータックルでなぎ倒すも、タイチはすぐに立ち上がってフロントキックをお見舞い。
次はザックとヘイストのマッチアップ。ザックはネックロックを仕掛けるが、ヘイストは切り抜けてグラウンドに持ち込んで耳をつかむ。
ザックは回避し、ヘイストの左腕を捕えてコントロール。ヘイストはフライングメイヤーで切り返すが、ザックはすばやく左腕を捕獲。
ヘイストは軽快な動きで脱出し、フライングメイヤーから低空ドロップキック。だが、ザックはかわしてサッカーボールキック。負けじとヘイストもかわしてみせる。
ヘイストはザックにキックから串刺しエルボー。そしてザックを持ち上げてティトにパスすると、ティトは旋回してブルーサンダーを炸裂。さらにザックにエルボーを重ね、コーナーに詰めるとショートレンジのショルダータックルを連発。
スイッチしたヘイストはザックに串刺しエルボー。そして顔面を踏みつける。すばやいスイッチワークを見せるTMDK。ヘイストの低空ドロップキックから、ティトがセントーン・アトミコを食らわす。
勢いに乗るティトはザックにブレーンバスター。続いてヘイストもブレーンバスターを決めてカバー。これはザックがカウント2でキックアウト。
ヘイストは挑発するようにザックを蹴りつけていく。しかし、ザックは相手の左腕を捕らえ、そこ目掛けてオーバーヘッドキック。
ようやくスイッチしたタイチはヘイストに喉輪。さらにティトを喉輪でコーナーに押し込む。ヘイストが襲いかかるも、タイチはリストをつかんでスピンキックをお見舞い。
さらにタイチはヘイストの顔面にステップキック。そして串刺しラリアットからバックドロップを狙う。ヘイストは切り抜け、タイチに打点の高いドロップキックをヒット。
スイッチしたティトはタイチに逆水平チョップからローリングパンチ。タイチもオーバーヘッドキックで反撃し、ザックに交代。
ザックはティトにネックツイスト。さらに串刺しエルボーからエルボーを連発。だが、ティトはラリアットでなぎ倒し、ローリングエルボーから延髄斬りをお見舞い。そしてジャーマンで叩きつけてカバーするが、タイチがカット。するとヘイストが場外に連れ出す。
ティトはザックを抱えるが、ザックは切り抜けて腕ひしぎ逆十字の体勢に。しかし、ティトは力任せに持ち上げ、コーナーに叩きつける。すかさずヘイストがキャノンボールを炸裂。
すると、タイチがヘイストに左の上手投げからアックスボンバー。だが、ティトがタイチにネックハンギングボムを食らわす。
そしてティトはザックに突進するが、ザックはエルボーで迎撃。続いてフロントネックロックで組みつくと、ティトは力尽くで持ち上げるも、ザックは背後に着地。そしてヨーロピアンクラッチで丸め込み、技アリの3カウントを奪取した。
試合後、ティトは怒りをあらわにするが、ヘイストが落ち着かせる。そしてヘイストはザックに手を差し伸べるが、互いの息が合わない。ならばとヘイストは抱擁を求めるも、ザックは拒否して背を向けた。