ジェイがタマとの灼熱の激闘に勝利!
オカダがJONAHの猛攻を振り切り『G1』の雪辱成功!
KOPW防衛成功の鷹木はELPの“DADDY”に!
ワトが石森を撃破しジュニアヘビー挑戦をアピール!
そこにデスペラードとヒロムも現れ四つ巴の様相に!
8人タッグに乱入したティタンがL・I・Jに電撃加入!
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10月10日(月・祝)、東京・両国国技館で秋のビッグマッチ『超実力派宣言』が開催され、IWGP世界ヘビー級王座戦を中心に激闘が繰り広げられた。
第1試合は「成田 蓮 凱旋帰国試合」として、成田がロビー・イーグルス、デビッド・フィンレーとトリオを結成し、エル・デスペラード&金丸義信&DOUKI組と激突。成田は序盤から気迫あふれるファイトを展開。だが、鈴木軍は成田を足殺しでいたぶる。厳しい戦いとなった成田だが、フィンレーとイーグルスの好アシストを受け、最後はDOUKIにカウンターのフロントスープレックスでフォール勝ち。試合後にはマイクを握り「俺が新日本プロレスを変えるんだ!」とアピールした。
第2試合ではザック・セイバーJr.&タイチのデンジャラス・テッカーズが、TJPのシェイン・ヘイスト&バッド・デュード・ティト組と対戦。TMDKはすばやいスイッチワークでザックを狙い撃ち。終盤、タイチがアックスボンバーでヘイストを排除。するとティトがタイチをネックハンギングボムで黙らせ、ザックに突進。だが、ティトの猛攻を切り抜けたザックが、ヨーロピアンクラッチで技アリの3カウントを奪取した。
第3試合では棚橋弘至&ヒクレオ&田口隆祐&マスター・ワト組が、NEVER無差別級6人タッグ王者のEVIL&高橋裕二郎&SHO組とノンタイトル戦で激突。11.5大阪でカール・アンダーソンの保持するNEVER無差別級王座挑戦が決定しているヒクレオは、H.O.T相手にダイナミックな攻撃。H.O.Tも悪の連携で応戦し、田口をロックオン。終盤、SHOは田口をトーチャーツールで殴打し、ショックアローを狙う。だが、ヒクレオはSHOを豪快なチョークスラムで叩きつけ、田口をその上に被せるとレフェリーはカウントを三つ数え、棚橋組が勝利。。試合後、H.O.TはNEVER6人タッグのベルトを見せつけ、悔しさをあらわに。
第4試合では「スペシャルタッグマッチ」として、ジェフ・コブ&グレート-O-カーン組と後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組が対決。IWGPタッグ挑戦を目論むコブ&オーカーンを、毘沙門は息の合ったチームプレーで攻め立てる。だが、コブ&オーカーンも負けじと徹底抗戦。一進一退の攻防の中、終盤にコブ&オーカーンは後藤を大空スバル式羊殺し・マリンで排除。YOSHI-HASHIは孤軍奮闘するが、コブは強烈なエルボーで動きを止めると一気にツアー・オブ・ジ・アイランドにつなぎ、UNITED EMPIREに凱歌が上がった。
第5試合では11.5大阪でIWGP USヘビー級王座を懸けて激突する挑戦者・内藤哲也と王者・ウィル・オスプレイが、それぞれSANADA&高橋ヒロム&BUSHI、アーロン・ヘナーレ&TJP&フランシスコ・アキラと組み8人タッグで前哨戦を敢行。内藤とオスプレイは互いを意識し、ハイレベルな攻防を繰り広げる。終盤、アキラがBUSHIのマスクを剥ごうとすると、黒ずくめの謎のマスクマンが乱入。L・I・Jが一気に形勢逆転し、最後はBUSHIがMXでアキラを沈めた。試合後、マスクマンが覆面を脱ぐと、その正体はティタン。そして、ティタンはL・I・Jとグータッチをかわした。
第6試合では「スペシャルシングルマッチ」として、マスター・ワトがノンタイトル戦ながら、現IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二と一騎打ち。ワトは開始と同時にフルスロットル。だが、石森は巧みな試合運びでペースをつかみ、ワトの左腕に集中攻撃。終盤、石森はラ・ミスティカ式Bone Lockからブラディークロスを狙うも、ワトは回避。そして技の読み合いから、新技レシエントメンテⅡで石森から殊勲の3カウントを奪取した。試合後、ワトが次期挑戦をアピールすると、ヒロムとデスペラードが登場。すると石森は4WAY戦での迎撃を宣言した。
第7試合は「『KOPW 2022』争奪戦 Who’s Your Daddy Match」として、保持者の鷹木信悟がエル・ファンタズモを迎撃。試合後に敗者が勝者に「アナタがダディです」と言わなければならない屈辱的なルールで実施された一戦は、ファンタズモの機動力に対し、鷹木がハツラツファイトで対抗。試合が佳境に入ると、鷹木はCRⅢを切り抜け、掟破りのサドンデスから鷹木ドライバー’98を炸裂。そしてグラウンド卍固めでファンタズモからギブアップ勝利をスコア。試合後、ファンタズモは「Shingo Is My Daddy」とマイク。だが、スキをついてローブローを食らわせると、KOPWのトロフィーを破壊する暴挙に出た。
セミファイナル(第8試合)はオカダとJONAHによる「スペシャルシングルマッチ」。今年の『G1』公式戦でオカダに唯一黒星をつけたJONAHは、序盤からパワーファイトで猛攻。場外でオカダをハイジャックバックブリーカーで担ぎ上げると、鉄柱に打ちつけ大ダメージを与える。しかし、オカダも膝攻めで必死に反撃。終盤、JONAHは強烈なジャーマン、無双、ブラックフォレストボムとたたみかけるが、トーピードは膝の痛みで仕掛けが遅れ不発に。すると、オカダは意地を爆発。打点の高いドロップキックでJONAHの動きを止めると、開脚式ツームストンパイルドライバーで巨体をグサリ。そして、最後はレインメーカーで難敵JONAHを撃沈した。
メインイベント(第9試合)ではIWGP世界ヘビー級王座戦として、王者のジェイ・ホワイトと挑戦者タマ・トンガが激突。今年の『G1』公式戦でタマに敗れているジェイは、狡猾なインサイドワークとラフファイトで攻め立てる。だが、団体最高峰のベルトに初挑戦となるタマは、気迫あふれる攻撃で応戦。終盤、ブレードランナーとガンスタンを巡る攻防から、タマはブラディサンデーで突き刺す。だが、続くガンスタンを、ジェイはシャープセンセーションで切り返す。そしてジェイはクロスアームのブラディサンデーを決めると、掟破りのガンスタンの体勢に入るが、タマはカウンターのガンスタンを炸裂。そこからたたみかけ、セカンドロープからのガンスタンを狙うも、ジェイはブレードランナーで切り返し、灼熱の激闘を制した。
試合後、『G1』覇者オカダが登場し、ジェイに「『G1』覇者のほうがレベルが違うんだってこと、オマエに教えてやる!」と宣戦布告した。
また、大会開始前には10月1日に逝去された、新日本の創始者であるアントニオ猪木さんの10カウントゴングセレモニーが実施された。
そして休憩明けには、新たな王座となる『NJPW WORLD認定TV王座』の設立、および初代王者の決定トーナメント開催が発表された。
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