第6試合では「スペシャルシングルマッチ」として、マスター・ワトがノンタイトル戦ながら、現IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二と一騎打ち。
当初、石森はKUSHIDAとの対戦が決定していたが、前シリーズ後半から手足口病の療養を続けていたKUSHIDAが、今大会を欠場することに。それを受けて、ワトがTwitter上で「石森様 新しいお相手の査定してみては如何ですか?必ずやお気に召すと確信しております」と発信すると、石森は「マスター・ワト様 シングル 査定即合格です! こうやってTwitterで絡めるのも新鮮な感じするよ!」と呼応。
過去の両者の対戦戦績は石森の2勝0敗。ワトとしては今回のチャンスを活かし、王座挑戦にこぎつけたいところだが、三度目の正直なるか?
ワトは新しいコスチュームで入場。石森はIWGPジュニアヘビーのベルトを腰に花道を進む。
開始のゴングと同時にワトはショットガンドロップキック。さらにキックを連発し、ロープに追い込む。
続いてワトはストンピングからジャーマンを狙う。だが、石森は切り抜け、うまくワトを場外に落とすと、腰を鉄柵に打ち付ける。
さらにエルボーを頭部に連発し、肩に担いで鉄柱に突進。ワトは切り抜けるも、石森は肩に担ぐと旋回させて相手の喉元を鉄柱の上に叩きつける。
石森は先にリングに戻ると、コーナーのクッションを外す。ワトはカウント15でリングに生還。すると石森はワトを金具むき出しのコーナーにハンマースルー。ワトはダメージで昏倒。
続いて石森はネックロックで捕え、フライングメイヤーからネックツイストをお見舞い。優勢の石森はワトにアームブリーカー。さらにワトの左肩にエルボーを落としてから、強烈な逆水平チョップ。
石森は逆水平チョップを重ね、続いて左腕を巧みに攻め立てていく。続いて石森はハンマースルーを狙うが、ワトは耐える。しかし、腕へのダメージで座り込んでしまう。
劣勢のワトは、打撃のコンビネーションからフェイスクラッシャーで反撃。さらにエプロンに出た石森をドロップキックで場外に落とすと、ノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。
ワトは石森をリングに戻し、スワンダイブのエルボー。だが、なんと石森はYes Lockで捕獲。ワトはなんとか足をロープにかけてエスケープ。
続いて石森はワトの左肩を、金具むき出しのコーナーに叩きつける。さらに両足を使ったアームブリーカーからカバー。ワトはカウント2でキックアウト。
ならばと石森はショルダーバスターを狙うも、ワトは脱出。そしてカウンターのゼロ戦キックを決めると、ジャーマンの体勢に。石森はアームロックで返そうとするが、ワトはグラウンドに持ち込んでベンダバールで捕獲。石森は必死に足をロープに伸ばしてエスケープ。
続いてワトはスワンダイブのエルボーを炸裂。そして雄叫びを上げ、高角度のジャーマンを炸裂。しかし、石森はカウント2でキックアウト。
ならばとワトはレシエンテメンテを決めてカバーするが、これもカウントは2。するとワトはRPPを繰り出すが、石森は間一髪でかわす。
そして石森はショットガンドロップキックを食らわし、雄叫びを上げてから鉄柱にワトの肩をぶつける。そしてショルダーバスターを決めてから、ラ・ミスティカ式のBone Lockで捕獲。
ワトが逃げようとすると、石森はリング中央に戻してとどめのブラディークロスを狙う。だが、ワトは切り抜けてラ・カレテラへ。しかし、石森はサイファーウタキで切り返そうとする。だが、ワトは脱出し、新技レシエンテメンテⅡを決めて3カウントを奪取した。