第3試合はUNITED EMPIREのジェフ・コブ&グレート-O-カーンと、BULLET CLUBのバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズが激突。両チームは今年、IWGPタッグを巡り抗争を展開。ファレ&オーエンズは5.1福岡でコブ&オーカーン、後藤洋央紀&YOSHI-HASHIとのIWGPタッグ3WAYマッチを制し王座初戴冠を成し遂げるも、6.12大阪城の直接対決でコブ&オーカーンが王座奪還に成功。しかし、コブ&オーカーンは6.26シカゴのIWGPタッグ3WAY戦で、FTR(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)に敗れ二週間天下に終わってしまう。その後、共に次期IWGPタッグ挑戦をアピールし、しのぎを削ってきた両チーム。シリーズ最終戦で勝利をつかみ、次期チャレンジャーに正式に名乗りを上げるのいったいどっちだ?
UNITED EMPIREにはギデオン・グレイがセコンドとして帯同。
ゴングを待たずに両軍は打撃戦に突入。そのまま場外戦に雪崩込み、ファレはオーカーンの髭をつかむ。ここにコブ、オーエンズも加わり乱闘に。
戦場がリングに戻ると、オーエンズとオーカーンがエルボー合戦。オーエンズは膝蹴りからロープに走るも、オーカーンはショルダータックル。
そしてオーカーンはいきなり大空スバル式羊殺しへ。だが、オーエンズは顔面かきむしりで切り抜けてストンピング。さらに顔面を踏みつける。
オーエンズはレフェリーの死角をついた顔面パンチからファレにスイッチ。そして、二人でオーカーンを踏みつける拷問攻撃。
続いてファレはオーカーンに重いボディブロー。だが、串刺し攻撃はオーカーンが切り抜け、コブにスイッチ。
コブはファレ&オーエンズに交互にラリアット、そしてオーエンズにドロップキックをお見舞い。さらにオーエンズにその場飛びムーンサルトプレスを決めると、背中に乗ってサーフィンポーズ。
ファレが妨害すると、コブはエルボーを連発。オーエンズが襲いかかるも、切り抜けたコブは早くもツアー・オブ・ジ・アイランドの体勢に。だが、オーエンズは回避し、コブを突き飛ばすと、ファレがショルダータックル。そこにオーエンズがランニングニー。
ここでファレ&オーエンズはロケットランチャーエルボードロップをコブに炸裂。だが、カバーはオーカーンがカット。するとファレがオーカーンを場外に追いやる。
続いてオーエンズがコブにCトリガー。コブは回避し、オーエンズにカウンターのフロントスープレックス。
スイッチしたオーカーンはオーエンズにモンゴリアンチョップを連発。さらにオーカーンはファレにもモンゴリアンチョップをお見舞い。
だが、ファレはボディブローで鎮圧し、ここからファレ&オーエンズはトレイン攻撃へ。しかし、オーカーンはうまく同士打ちを誘い、ファレに王統流二段蹴りを繰り出す。
オーエンズがカットに入ろうとするも、オーカーンはダイビングのモンゴリアンチョップ。さらにオーカーンはオーエンズにエルボーの連発からロープへ。
するとファレがボディブローで動きを止め、オーエンズがランニングニー。そしてファレがラリアットでオーカーンをなぎ倒す。
ここでファレ&オーエンズはグラネードランチャーを狙うも、コブが場外からファレの足を引っ張って妨害。そしてオーカーンはオーエンズに一本背負い。
続いてオーカーンはファレに地獄突き。そしてコブがトラースキック。さらにUNITED EMPIREはファレにトレイン攻撃。
ここでコブはファレの巨体をボディスラムで叩きつける。そしてUNITED EMPIREはオーエンズにIMPERIAL DROPを狙うも、オーエンズは切り抜けてコブにCトリガー。さらにオーカーンにジュエルヘイストを狙う。
だが、オーカーンは回避し、技の読み合いから、オーエンズをエプロンのファレに激突させる。さらにオーカーンは王統流二段蹴りでファレを場外に落とす。
オーカーンはオーエンズにエリミネーターを狙うが、オーエンズは回避してジュエルヘイスト。だが、カバーはオーカーンがカウント2でキックアウト。
ならばとオーエンズはオーカーンにCトリガーを発射。そしてパッケージドライバーを狙うも、オーカーンはショルダースルー。
そして突進してきたオーエンズをコブが担ぎ上げると、UNITED EMPIREはIMPERIAL DROPを炸裂。すかさずオーカーンがカバーし、3カウントを奪取。UNITED EMPIREに凱歌が上がった。
試合後、コブ&オーカーンは勝ち誇り、堂々と花道を引き上げた。