メイン(第6試合)は内藤哲也&鷹木信悟&SANADA&BUSHIvsザック・セイバーJr.&タイチ&エル・デスペラード&TAKAみちのく。内藤とザックは8.16日本武道館大会のCブロック最終公式戦で対戦し、内藤がわずか1分58秒で電撃勝利。怒り心頭のザックとの因縁を引きずるかたちで、今回は六本木大会のメインで対峙する。L・I・Jと鈴木軍の総力戦、最後に凱歌が上がるのは?
内藤がコールを受けると、ザックがその背後から顔面を覗き込む。タイチはSANADAに向けて大胸筋アピール。ザックは内藤に先発を要求する。
先発は内藤とザック。だが、ザックはすかすように、タイチと交代。ここで街のエンジン音が聞こえると、タイチは「うるせえ! 連れてこい!」と叫ぶ。
内藤はSANADAとスイッチ。SANADAはロックアップでタイチをロープに押し込み、大胸筋を揉んでみせる。タイチはやや困惑の表情を浮かべる。
続いてタイチがバックに周り、SANADAの大胸筋を揉み返す。そしてタイチが「張りが甘い」と指摘し、ここから両者は腕立て伏せで大胸筋をパンプアップさせる。その様子はさながら合同練習。ここで両者はパンパンに張った大胸筋を場内にアピールする。
レフェリーがどちらの大胸筋が見事かジャッジに戸惑うと、もう一度両者は腕立て伏せ。と見せかけ、タイチはストンピング。続いてロープワークの攻防から、SANADAが反撃のドロップキック。
続いて内藤がタイチの左腕のリストを締め上げる。すると、鷹木がセカンドロープからチョップを落とす。そして鷹木はコブラツイストでタイチを捕獲。
今度はBUSHIがタイチにストンピングを連発し、Tシャツでチョーク攻撃。さらにロープを用いたオーバーヘッドキックからミサイルキックを狙うも、これはデスペラードがカット。ここから鈴木軍は場外戦に持ち込む。ザックはSANADAにアームブリーカー、返す刀で内藤にはストンピング。
リングに戦場が戻ると、デスペラードがBUSHIにボディスラム。続いてタイチがBUSHIにショルダークロー。
そして鈴木軍はBUSHIの顔面に足を押し当てる拷問攻撃。次はデスペラードがBUSHIにストンピングからサミング。さらに顔面も蹴りつける。
スイッチしたTAKAはBUSHIにサミングから、顔面に拳を押し当てる。さらにストンピングを食らわせ、ザックと交代。
ザックはネックロックを決め、さらにフライングメイヤーからネックツイスト。
鈴木軍はすばやいスイッチワーク。今度はタイチがBUSHIに拷問式コブラツイスト。そしてフライングメイヤーから背中にサッカーボールキック。
タイチはカバーと見せかけてチョーク攻撃をお見舞い。さらにカットに入った内藤とSANADAに喉輪。続いて鷹木がリングに入ろうとすると、タイチは「またぐな!」と一喝。それでも鷹木がリングインすると、タイチは喉輪を仕掛ける。
BUSHIはタイチの膝に低空ドロップキックで反撃。スイッチしたデスペラードに対し、BUSHIはスピンキックをヒット。
次は鷹木がデスペラード、鷹木にボディスラム。タイチが入ろうとすると、鷹木は「またぐなー!」とショルダータックル。
勢いに乗る鷹木はデスペラードにエルボーを連発。ザックがカットに入るも、鷹木はザックとデスペラードに交互に串刺しラリアット。そして鷹木はデスペラードにブレーンバスターを決めると、「来た! 来た! 来た!」と叫ぶ。
続いて鷹木と内藤がデスペラードにダブルのヒップトス。さらにショルダースルーを狙うが、デスペラードは切り抜けると、同士打ちを誘って鷹木を場外に排除。さらに内藤にはスパインバスターを決める。
スイッチしたザックは内藤の腕を執拗にねじり曲げ、マットに肘を固定してストンピング。さらに肘にキックを連発。
だが、内藤もマンハッタン・ドロップからコーナーミサイルで反撃し、右腕を突き上げる。続いて内藤はネックロックで捕らえるが、ザックは脇固めで切り返す。
内藤も回避してアームホイップ。だが、ザックは技の読み合いから飛びつきフロントネックロック。そして変形のクラーキー・キャットから腕と首を攻め立てる。内藤は何とかロープエスケープ。
ならばとザックはザックドライバーを狙うも、内藤は切り抜けて延髄斬り。するとザックは相手の腕を捕らえ、そこ目掛けてオーバーヘッドキック。しかし、内藤もトルネードDDTで反撃。
スイッチしたTAKAに対し、内藤はエルボーを連発。だが、TAKAは変則的な動きでバイシクルキック。ここから鈴木軍が内藤にトレイン攻撃。そしてTAKAがトランスレイヴを決めてカバー。
内藤が返すと、TAKAはジャスト・フェイスロックで捕獲。しかし、SANADAがカット。するとタイチがSANADAを場外に連れ出す。
TAKAは内藤にスーパーKを炸裂しカバー。だが、内藤はカウント2でキックアウト。ならばとTAKAはみちのくドライバーIIを狙うが、内藤は回避。そしてTAKAの串刺し攻撃を切り抜けると、一気にL・I・Jがトレイン攻撃を敢行。
そしてTAKAがパンピングボンバーを決めると、SANADAがエプロンのデスペラードをドロップキックで場外に追いやり、すかさずBUSHIが追撃のトペ・スイシーダを食らわせて分断。そして最後は内藤がデスティーノでTAKAを撃沈した。