第2試合はヤングライオンの藤田晃生が、百戦錬磨の鈴木みのるにチャレンジ。両者は7.4後楽園で初シングルを行ない、鈴木が脇固めで貫禄勝ち。鈴木の存在をプロレスラーを目指したきっかけとして挙げる藤田は、今回爪痕を残すことはできるか?
開始のゴング、藤田はバックを取るが、鈴木はリストを捕らえる。藤田も切り抜けようとするが、鈴木はヘッドロックで捕獲。
藤田はグラウンドに持ち込むも、鈴木はヘッドシザーズで相手をコントロール。その体勢で腕と足も捕らえ、複合関節で追い込む。藤田はなんとか切り抜ける。
鈴木は不敵な笑みから手招き。ここからチョップの応酬に。鈴木に押されるも、藤田は必死にチョップを連発。だが、鈴木はチョップでひるませ、挑発するようにストンピング。
鈴木が顔面を蹴り付けると、藤田は必死に打撃で応戦。すると鈴木は藤田を場外に引きずり込み、ストンピングを連発。そして藤田の左肩を鉄柱に叩きつけ、さらにパイプイスを手にするが、レフェリーが制止。
だが、スキをついて鈴木はべつのイスで藤田に一撃。そしてキックを連発し、柵を背負わせてチョップをお見舞い。ダメージの大きい藤田はカウント19でリングにギリギリ生還。
藤田は必死にエルボーを打ち込むが、鈴木は強烈なエルボー一撃でひるませる。
それでも藤田はエルボーからドロップキック。だが、鈴木はかわしてハンマースルー。すると藤田は逆に投げ返し、今度こそドロップキックをヒット。
続いて藤田はフロントスープレックスを狙うも、鈴木はこらえてヘッドバット。しかし、藤田は意地のフロントスープレックスを炸裂。
藤田は逆エビ固めを狙い、鈴木が踏ん張ると、ストンピングを連発。そして逆エビ固めを完成させる。だが、これは鈴木がロープエスケープ。
ならばと藤田はボディスラムで叩きつけ、もう一度逆エビ固めへ。しかし、鈴木は回避。すると藤田はエルボーからロープへ。だが、鈴木は追走し、背後に回ってスリーパー。そしてエルボーを見舞う。藤田はエルボーを返そうとするが、鈴木は背後に回って後頭部に強烈なエルボー。そして最後は急角度の逆片エビ固めで貫禄の勝利を収めた。