第1試合は本隊の棚橋弘至&デビッド・フィンレー&中島佑斗vsCHAOSの後藤洋央紀&矢野通&YOSHI-HASHIによる6人タッグマッチ。『G1 CLIMAX 32』のCブロックの棚橋と後藤は8.10広島大会で、DブロックのフィンレーとYOSHI-HASHIは8.14長野大会で公式戦を戦う。そのダブル前哨戦だ。
ゴング前にヤングライオンの中島がエルボーで矢野を襲撃して試合スタート。昨日のランス・アーチャーvs矢野戦で巻き添えを食った恨みか、いきり立って襲いかかりショルダータックルでふっ飛ばす。そしてエルボーで攻め込む中島。だが、矢野に髪の毛を引っ張られて引き倒されて形勢逆転。CHAOS陣営のコーナーに連行されてしまった。
ここで矢野からYOSHI-HASHIに交代。Tシャツを着たままのYOSHI-HASHIはフライングメイヤーからチンロックで中島を痛めつける。そして後藤にタッチ。後藤もコーナーでストンピングを連打して中島を痛めつける。さらにフライングメイヤーから背中にサッカーボールキックをお見舞いだ。
それでも中島はエルボーで反撃。ランニングエルボーアタックで後藤をダウンさせてみせる。そして棚橋にタッチ。棚橋はダブルアックスハンドルで後藤を倒し、コーナーのYOSHI-HASHIと矢野にもボディアタック。続けて後藤にはフライングフォアアームだ。
そしてコーナーに追い込んでからボディスラム。セカンドロープからサンセットフリップを投下だ。続いてスリングブレイドを狙う棚橋。後藤はこれをカウンターで担ぎ上げるが、ここから棚橋が逃れるとコーナーホイップ。村正、ブルドッキングヘッドロックを続けて炸裂させる。
棚橋もエルボーと太陽ブロー、エルボースマッシュで反撃。後藤が時間差のラリアットを狙うと、これを掻い潜ってスリングブレイドだ。ここでそれぞれフィンレーとYOSHI-HASHIに交代だ。
Tシャツを脱いだYOSHI-HASHIの右肩はテーピングが巻かれている。両者リング中央に出ると、エルボー合戦を展開。ここを押し込んだフィンレーは串刺し式のエルボースマッシュだ。しかし、YOSHI-HASHIも低空のドロップキックをヒザに打ち込み、続けてヘッドハンターを炸裂させる。
ならばとフィンレーはYOSHI-HASHIの蹴り足をキャッチしてバックドロップで叩きつける。ここでタッチを受けた中島が再び登場。YOSHI-HASHIに串刺し式エルボーアタック、ヒップトスを炸裂させる。
そして棚橋、フィンレーも入ってきてトレイン攻撃を敢行。最後は中島がボディスラムだ。雄叫びを上げた中島はトドメの逆エビ固めに。ここはYOSHI-HASHIもロープエスケープ。ならばと中島はもう一度逆エビ固めを狙う。
YOSHI-HASHIがこれを許さないとエルボーとキックで攻め立てロープに走る。しかし、YOSHI-HASHIはこれをバックエルボーで迎撃すると、土手っ腹にソバットで一撃。続けてショルダーネックブリーカードロップで叩きつけてからバタフライロックでギブアップを奪い、勝利を飾ったのだった。
試合後、8.14長野大会での公式戦を控えるフィンレーとYOSHI-HASHIは睨み合いを行っていた。