第6試合はAブロック公式戦としてトム・ローラー(1勝2敗)とバッドラック・ファレ(2勝2敗)が対決。この段階で共にまだ首位突破への可能性は残しているが、ここで負ければ崖っぷちに。ローラーがファレの巨体をどう攻略するか、勝敗の鍵はそこにかかっている。
開始のゴングが鳴り、ローラーはオーバーデニムを脱ごうとするが、ファレが襲いかかる。だが、ローラーは串刺し攻撃を切り抜けて、フロントネックロックを狙う。しかし、ファレは場外に落とす。
ファレは場外でローラーに重いエルボー。さらに鉄柵に叩きつけると、その鉄柵をローラーの上に設置。さらにべつの鉄柵をローラーの上に浴びせる。すかさず、セコンドのロイス・アイザックスが救出に入り、ローラーはカウント18でリングにギリギリ生還。
ローラーはパンチで反撃するが、ファレはハンマーパンチ一発でねじ伏せる。さらにファレはボディスラムで叩きつけ、背中を両足で踏みつける拷問攻撃。
ローラーはファレの片足をつかむが、ファレはチョップで鎮圧。続くストンピングをかわしたローラーは、アリキックを連発する。
さらにローラーはローキックで崩しにかかり、ロープに走る。だが、ファレが強烈なスピアーを炸裂。
そしてファレはグラネードを狙うが、ローラーは腕を掴んだままローキックを連打。そしてアンクルホールドを狙うも、ファレはロープエスケープ。
ここでローラーは場外に下り、リング下に潜り込む。そしてファレの対角のリング下から現れると、スキをついてファレの足を捕らえてアンクルホールドで場外に引きずり込む。
ここでローラーはオーバーデニムを脱ぎ、それを用いてファレにチョークをお見舞い。ファレがリングに戻ると、ローラーは背中にジャンピングキック。
そしてローラーは手拍子を煽り、ファレの後頭部にフライングニールキック。だが、カバーはファレがカウント2でキックアウト。
ならばとローラーは飛びつきスリーパー。さらにファレをクロスアームで捕らえるが、ファレは力で切り返してサモアンドロップ。
だが、ローラーはすぐに立ち上がり、雄叫びを上げて突進。するとファレはネックハンギングツリーで捕獲。そしてグラネードを狙うも、ローラーはローキックで回避。
しかし、ファレはラリアットでねじ伏せ、背中にジャンピングエルボードロップ。ローラーは必死にカバーを返すが、ファレは一気にグラネードを炸裂。これをローラーはカウント3寸前でなんとかキックアウト。
ならばとファレはバッドラックフォールの体勢に。だが、ローラーはスリーパーで切り返す。そのままファレは後退してコーナーにローラーを打ち付ける。
すると、ローラーはコーナーを利用してDDTでファレを突き刺す。ローラーは首切りポーズを見せ、ファレに飛びつきスリーパー。
ファレの動きが止まると、ローラーはレガースを下げ、ファレの膝裏にローキック。そしてランニングニーを食らわせてカバーするが、ファレはカウント2ではね返す。
するとローラーは気合いの雄叫びから手拍子を煽り、ファレの腕をクロスして渾身のNKOTBを炸裂。この一撃で逆転勝利をつかんだ。
これでローラーは2勝2敗、ファレは2勝3敗に。