怪物ジョナがオカダを衝撃の圧殺葬!
オーエンズが石井から殊勲の勝利!
ELPがジュースとの同門対決に反則勝ち!
ローラーは巨漢ファレに執念の逆転勝ち!
EVILがヘナーレの猛攻をしのぎ無法勝利!
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8月7日(日)、大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で『G1 CLIMAX 32』第13戦が開催され、各ブロック公式戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メインイベント(第9試合)はAブロック公式戦として、オカダ・カズチカ(3勝0敗)とジョナ(2勝1敗)が注目の初シングル。巨漢ジョナは序盤からパワーを活かしたラフファイトで攻め立て、オカダの腹部に大きなダメージを与える。だが、オカダも意地を見せるように、ひさびさにノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。さらに戦前の予告どおり、ジョナをボディスラムで投げつける。しかし、レインメーカーを切り抜けたジョナは、雪崩式ブレーンバスターを狙う。これを回避したオカダはミサイルキックを放つも、ジョナはパワーボムで切り返す。そして追撃のブラックフォレストボムを決めると、一気にとどめのトーピードを炸裂。新たな怪物がオカダの連勝をついにストップした。
『G1』のリングに衝撃を巻き起こしたジョナは試合後、「俺たちが今日見ている光り輝く空の星は、数百万年以上も前のものだ。そして今夜、俺はあのオカダを倒し、いままでにないくらい輝いた。そしてこの瞬間は記憶として永遠に残る!」と勝ち誇った。
セミファイナル(第8試合)はBブロック公式戦、石井智宏(1勝3敗)vsチェーズ・オーエンズ(1勝3敗)。オーエンズは石井の左膝に狙いを定め、テクニカルな攻撃で切り崩しにかかる。だが、石井は下がらず突貫ファイトで応戦。するとオーエンズも呼応するように真っ向勝負を繰り広げる。終盤、激しい打撃の応酬となり、オーエンズはCトリガーで競り勝つと、とどめのパッケージドライバーを炸裂。石井から殊勲の勝利をつかんだ。
第7試合はDブロック公式戦でジュース・ロビンソン(1勝3敗)とエル・ファンタズモ(1勝2敗)が同門対決。両者は序盤、スローモーションの攻防、さらにアームレスリングなど異質な戦いを展開。その後、ラフファイトの応酬を繰り広げ、ファンタズモはジュースを机に叩きつけ流血に追い込むと、スワンダイブのトペ・コンヒーロを炸裂。さらに大技で攻め込むが、ジュースも必死に反撃。大荒れの試合展開の中、ファンタズモがイス攻撃を見舞うと、レフェリーは試合をストップ。ジュースの反則勝ちを宣告した。
第6試合はAブロック公式戦としてトム・ローラー(1勝2敗)とバッドラック・ファレ(2勝2敗)が初遭遇。ファレはゴング直後、ローラーのオーバーデニム着脱の“儀式”を邪魔すると、圧倒的な体格差を利してねじ伏せにかかる。苦しい戦いとなったローラーだが、グラネードは必死にカウント2でキックアウト。そして続くバッドラックフォールを脱出してスリーパーで動きを止めると、最後は渾身のNKOTBで逆転勝ちを収めた。
第5試合はCブロック公式戦、アーロン・ヘナーレ(1勝3敗)とEVIL(1勝2敗)の対決。ヘナーレの力強い攻めに対し、EVILはダーティーファイトで対抗。随所でディック東郷がアシストし、ヘナーレを苦しめる。ヘナーレも怒りを爆発させ強烈なランペイジ、さらにアルティマを見舞う。だが、EVILはレフェリーをつかんで切り抜け、巧みに無法状態を作り出す。そして、イス攻撃でヘナーレの動きを止めると、最後はEVILで3カウントを強奪した。
第4試合は、ウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&グレート-O-カーンvsジェイ・ホワイト&KENTA&外道。BULLET CLUBは、オーカーンが昨日のジェイ戦で痛めた膝を狙い撃ち。だが、UNITED EMPIREも真っ向から応戦。終盤、オーカーンとコブが外道を交互に放り投げ、パスし合う展開に。そしてコブがキャッチを拒否すると、外道はマットに大の字。そこにコブがその場飛びムーンサルトプレスを見舞うと、最後はオーカーンが大空スバル式羊殺しでギブアップを奪った。
第3試合は内藤哲也&鷹木信悟&SANADA&BUSHIと、ランス・アーチャー&ザック・セイバーJr.&タイチ&TAKAみちのくの8人タッグ。8.16日本武道館のCブロック公式戦で当たる内藤とザックは、つばぜり合いを展開。鷹木はアーチャーの巨体をパンピングボンバーでなぎ倒し、インパクトを残す。最後はBUSHIがMXでTAKAを葬った。
第2試合はタマ・トンガ&邪道vs高橋裕二郎&SHO。H.O.Tは遺恨深まるG・O・Dに対し、ラフファイトで攻め立てる。終盤、裕二郎はケインを用いてタマを排除し、邪道にも襲いかかる。邪道はケインを奪うも、使用せずレフェリーに返還。すると、裕二郎はスキをついて邪道にローブローを食らわせ、最後はピンプジュースで勝利を奪った。
第1試合では棚橋弘至&デビッド・フィンレー&中島佑斗と後藤洋央紀&矢野通&YOSHI-HASHIが対戦。昨日、矢野vsランス・アーチャーの巻き添えを食った中島は、矢野に果敢に挑んでいく。8.10広島のCブロック公式戦を控える棚橋と後藤、8.14長野のDブロック公式戦で激突するフィンレーとYOSHI-HASHIも闘志をぶつけ合う。最後はYOSHI-HASHIがバタフライロックで中島を仕留めた。
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