オープニングマッチはAブロック公式戦、金丸義信(2勝4敗)vsフランシスコ・アキラ(2勝4敗)。新日本ジュニアに殴り込みをかけたニューカマーに対し、職人レスラー金丸がその壁の厚さを示すか? それともアキラが若さと勢いで価値ある勝利を手にするか? 共に黒星先行だけに、巻き返しを図りたいところだ。なお、両者は共に全日本プロレスで世界ジュニアヘビー級王座の戴冠経験を持っている。
金丸はウィスキーを手に入場。
金丸はゴングを待たずに奇襲攻撃。ハンマーパンチ、ストンピングをアキラに乱打する。だが、アキラもティヘラで反撃。続いてエプロンの金丸を三角飛びのドロップキックで場外に落とし、空中技を狙う。
だが、金丸はすばやくリングに戻って左膝にカウンターの低空ドロップキック。さらに膝をマットに打ち付けてから、ニークラッシャーをお見舞い。
アキラもエルボーで反撃するが、金丸は膝を蹴りつけて動きを止める。さらに徹底した膝殺しを敢行。レッグロックで締め上げると、アキラは必死にロープエスケープ。
金丸は膝裏を蹴り付ける。アキラは逆水平チョップで対抗するが、金丸は膝を蹴りつけてからハンマースルー。そして低空ドロップキックを見舞いカバーするも、アキラはカウント2ではね返す。
すると金丸はまたもアキラの膝をマットに打ちつける。そしてコーナーに詰め、膝に足を押し当ててから、ロープを用いたレッグロックで痛めつける。さらにロープに固定した膝に低空ドロップキックを食らわせてから、鉄柱を用いたレッグロック。執拗に膝にダメージを与えていく。
金丸はアキラの膝にストンピングを浴びせてから低空ドロップキック。そしてレッグロックを決めるが、アキラは空いてる足で蹴りつけて逃れる。
だが、金丸は膝を踏みつけて黙らせ、ニークラッシャーの体勢に。アキラは前方回転エビ固めで切り返すが、これはカウント2。
劣勢のアキラだったが、カサドーラからのフットスタンプで反撃。そしてロープをつかんで立ち上がると串刺しラリアット。しかし、足を引きずり苦しげな表情。
アキラは気合いを入れてブレーンバスターの体勢に。金丸がこらえようとするも、アキラはブレーンバスターの体勢から前方に打ちつけるフェイスバスターをお見舞い。そしてバズソーキックからカバーするも、金丸はカウント2ではね返す。
続いてアキラはスピードファイヤーを狙うも、金丸は回避。そして技の読み合いからアキラがロープに走ると、金丸は膝に低空ドロップキック。続いて4の字固めを狙うも、アキラは蹴りつけて回避。
すると金丸はアキラの顔面に低空ドロップキックを決め、逆片エビ固めで捕獲。アキラは何とかロープに手をかけてエスケープ。
ならばと金丸はブリティッシュフォールからカバー。これもアキラがカウント2ではね返すと、金丸はとどめのディープインパクトを狙う。だが、アキラは食い止めてロープに上る。
これを金丸は撃墜して飛びかかるが、アキラはカウンターのドロップキック。そしてファイヤープレックスを決めるが、金丸はカウント2ではね返す。アキラは膝を押さえて苦悶の表情。
アキラは膝の痛みをこらえてファイヤーボールを発射。しかし、かわした金丸は丸め込み。アキラがカウント2ではね返すと、金丸はジャックナイフ式エビ固め、サムソンクラッチとたたみかける。
これをしのいだアキラはハイキック。そして今度こそスピードファイヤーを決めてカバー。金丸がカウント2ではね返すと、アキラは渾身のファイヤーボールを炸裂。この一撃で金丸から3カウントを奪取し、3勝4敗に。金丸はこれで2勝5敗。