第3試合のBブロック公式戦は、CMLLのティタン（1勝5敗）とBUSHI（3勝3敗）による日墨マスクマン対決。コスチューム含め、両者が華やかなルチャの戦いを見せるのは間違いない。すでに負け越しが決定してしまったティタンだが、BUSHI相手に意地を見せるか？

　ティタンはメキシコの国旗を手に入場。

　BUSHIはゴングを待たずに奇襲攻撃。ティタンの国旗を奪い、それを用いてチョーク攻撃。ティタンが場外にエスケープすると、BUSHIは追いかけてマスク剥ぎを仕掛ける。
　BUSHIはティタンをリングに投げ入れる。するとティタンはすばやい身のこなしでトペ・スイシーダを炸裂。
　そしてティタンは戦場をリングに戻して、BUSHIをシュバインのように叩きつける。続くロープワークの攻防では、BUSHIがティタンの左膝に低空ドロップキック。そしてTシャツでティタンにチョーク攻撃。
　BUSHIはティタンをコーナー最上段に設置し、またもマスクに手をかける。そしてBUSHIは逆さ吊りになったティタンにキック。続いてフライングメイヤーから首4の字で捕獲。ティタンは足をロープにかけてエスケープ。
　BUSHIはティタンにストンピングを浴びせてから、トップロープの上に固定しミサイルキックを放つ。
　だが、ティタンは切り抜けるとスワンダイブのミサイルキックをヒット。そして場外に落ちたBUSHIに対し、トペ・コンヒーロを炸裂。
　ティタンはBUSHIをリングに戻してトラースキック。そしてTIME BOMB IIの体勢からショルダーバスター。
　ここから両者はチョップ合戦に突入。ティタンは打撃のコンビネーションから、ロープへ。BUSHIはエルボーで食い止めてロープに走るも、ティタンはカウンターのトラースキック。だが、BUSHIもカウンターのショルダースルーで反撃。
　するとティタンはオーバーヘッドキックを決めて突進。しかし、BUSHIは回避してDDTで突き刺す。
　ここで両者はエルボーの応酬。競り勝ったBUSHIはロープへ。だが、ティタンは追走式ラリアット。すると、BUSHIも追走式ドロップキックで反撃。
　BUSHIは雄叫びを上げてからフィッシャーマンズスクリュー。そしてコードブレイカーを狙うも、ティタンは空中で受け止めてハリケーンドライバーを狙う。BUSHIがこらえると、ティタンは打撃のコンビネーション。だが、BUSHIも延髄斬りで反撃。
　BUSHIはロープに走るも、ティタンは追走してトルネードDDT。そしてカナディアンバックブリーカーの体勢から旋回し、BUSHIの顔面を自身の膝に打ち付ける。
　カバーをBUSHIが返すと、ティタンはスワンダイブのフットスタンプを炸裂。この一撃が見事に決まり、BUSHIはカバーを返すことができず。これでティタンは2勝5敗、BUSHIは3勝4敗に。

ティタン「よし！勝っても負けても、”エル・イモータル”ティタンはこの『BEST OF THE SUPER Jr.』を最後まで闘い抜くぞ！ まだDOUKIとロビーとの公式戦が残ってる。なんにも恐くない。このニュージャパン・リングで俺の持てる全ての力をぶつける！

ティタンは正真正銘の”エル・イモータル”（不死身）だということを証明するためにこの日本のリングで闘っているんだ！」

BUSHI「フゥ。ダメだったか、ダメだった……。ダメだったよ！ ああ、この前の後楽園でせっかく、何かを掴んだんだけどね。今日は勝てなかった、これでもう決勝の望みはないの？　Bブロック。クソ…！ どうもならんな、もう決勝」