第7試合はBブロック公式戦として、TJP(3勝3敗)とエル・ファンタズモ(4勝2敗)が対峙。両者は『SUPER J-CUP 2019』の準々決勝で対峙し、そのときはファンタズモが辛勝。多彩な戦術を持つ両者が、知恵の輪のようなレスリングを繰り広げるか?
開始のゴング、両者は場内の拍手を煽る。ロックアップからリストの取り合いとなり、ファンタズモはグラウンドに持ち込む。だが、TJPは巧みに切り返す。TJPはファンタズモの両腕を捕らえてカバーするが、ファンタズモはカウント2でキックアウト。
続いて手四つの体勢から、TJPはハンマーロックへ。ファンタズモは切り抜けて弓矢固めを仕掛けるも、TJPはすばやく回避。
今度はロックアップからファンタズモがアームブリーカー。しかし、TJPもコークスクリューヘッドシザーズで反撃。
ファンタズモもヘッドシザーズで返すが、TJPは倒立。するとファンタズモはパイルドライバーのように脳天をマットに打ち付ける。
TJPは逃れると、ファンタズモの両腕を捕らえてヘッドシザーズ。するとファンタズモが倒立。今度はお返しとばかりにTJPが相手の脳天をマットに打ち付ける。
続いて対角コーナーを巡る攻防。TJPはコーナー上で倒立。ファンタズモはそれに気づかずファンタズモウォークを披露。
倒立に気づいたファンタズモが近づくと、TJPはティヘラ。そして場外に落ちたファンタズモに空中技を仕掛けると見せかけ、エプロンで相手のお株を奪うウォーキングを見せる。
そしてTJPはエプロンを利用したトルネードDDTを狙うも、こらえたファンタズモはブレーンバスターで場外マットに叩きつける。
ファンタズモは戦場をリングに戻し、滞空時間の長いブレーンバスター。TJPがカウント1ではね返すと、ファンタズモはプリンスズスロウン。そしてカバーするも、TJPはカウント2でキックアウト。
ならばとファンタズモはパイルドライバーの体勢に入るが、TJPは回避してフィンガーロックからロープに飛び乗ろうとする。しかし、ファンタズモは逆に自分がロープに飛び乗ってウォーキング。
するとTJPはロープを蹴りつけてファンタズモを場外に落とし、三角飛びのドロップキック。TJPはファンタズモをリングに戻すと、コーナー最上段からマンバスプラッシュへ。
しかし、ファンタズモは切り抜けて串刺し攻撃。だが、かわしたTJPはトルネードDDTで突き刺してカバー。
ファンタズモがカウント2で跳ね返すと、TJPはスタンディングのドラゴンスリーパーから相手を持ち上げる。しかし、ファンタズモは回避し、スピニングネックブリーカーの体勢に。
TJPも脱出してオクトパスホールドで捕獲。そこから前方回転エビ固めへ。切り抜けたファンタズモは一気にCRⅡを狙うも、TJPはジャックナイフ式エビ固めで切り返す。
今度は打撃戦に。TJPはローリングソバットを決めるが、ファンタズモも延髄斬りを返し、両者はダブルダウン状態に。
先に立ち上がったファンタズモはサドンデスを発射。しかし、かわしたTJPはセカンドロープに飛び乗って振り向きざまにエルボー。
そしてTJPはコーナー最上段に上るも、ファンタズモは動きを食い止める。そしてコーナーにぶら下がったTJPをCRⅡの体勢で捕らえる。
だが、TJPは回避して旋回しながら変形のオクトパスホールド。そしてピノイストレッチにつなげる。ファンタズモがロープに逃れようとすると、TJPはリング中央に戻すも、ファンタズモはキックで脱出。
そして技の読み合いから丸め込みの応酬に。そこからファンタズモが一気にCRⅡを炸裂させ、TJPから3カウントを奪取。。これでファンタズモは5勝2敗と星を伸ばし、TJPは3勝4敗と黒星先行に。