第5試合はAブロック公式戦、IMPACT!のXディヴィジョン王者エース・オースティン(5勝1敗)とNEVER6人タッグ王者SHO(3勝3敗)の対決。単独首位のオースティンとしては、このまま初出場初優勝に向け突っ走りたいところ。トリッキーなオースティンと、ダーティーファイトのSHO。心理戦含め、試合を支配するのは果たして?
SHOはNEVER6人タッグのベルトとトーチャーツールの入った袋を携え入場。 オースティンはXディヴィジョンのベルトを腰に花道を進む。
ゴング前、SHOはオースティンの棒を奪い取り、一撃を浴びせる。ここで試合開始のゴング。続いてSHOは場外戦に持ち込むと、イスを手にオースティンを会場奥に連れ出そうとする。
だが、オースティンは打撃で応戦。するとSHOは顔面かきむしりから、壁にオースティンを叩きつける。
そしてSHOはイスを手にオースティンに近づくが、オースティンはキックでひるませてイスを奪い取る。そして振りかぶるも、SHOが優勝トロフィーを盾にすると、オースティンはイスを下ろす。
両者はレフェリーの指示で、同時にアイテムを下ろす。SHOはすばやくイスを取りに行くも、オースティンは阻止。そしてトロフィーを高く掲げて、場内にアピール。
オースティンがトロフィーを置くと、スキをついてSHOはイスで背中に一撃。そして場内のシャッターにオースティンを叩きつける。続いて顔面を踏みつけるラフファイト。
SHOはレフェリーの手を取ってリングに戻り、場外カウントを促す。オースティンはカウント14でリングに生還。
オースティンは襲いかかってきたSHOの攻撃を巧みにしのぐと、場外に引きずり込んで、キックをお見舞い。そしてエプロン上で、SHOの攻撃を倒立でかわして追撃のキック。
続いてオースティンはSoar To Gloryを炸裂。オースティンはSHOをリングに戻し、セカンドロープからキックを繰り出す。SHOはかわすも、オースティンは串刺しラリアット。ここからショートレンジラリアットを連発し、今度こそセカンドロープから振り向きざまにキックをヒット。
そしてとどめのTHE FOLDを狙うも、SHOはレフェリーを突き飛ばし、オースティンの動きを止める。だが、オースティンは打撃でSHOをひるませ、ツイスティングスープレックスからヘッドトラップストンプ。続いてもう一度THE FOLDにいくが、SHOは空中で受け止め、 レフェリーに誤爆させる。レフェリーは昏倒し、リング上は無法状態に。
ここでSHOはローブローを見舞うと、さらにレンチでオースティンを殴りつける。SHOはレフェリーが動けないと見ると、セコンドに「べつのを呼んで来い!」と指示。すると佐藤健太レフェリーが登場。
レフェリーはカウントを数え始めるが、オースティンはカウント2ではね返す。ならばとSHOはスネークバイトで捕獲し、勝利を強奪。これでSHOが4勝3敗、オースティンは5勝2敗に。
試合後、SHOはオースティンのカードを蹴り飛ばし、NEVER6人タッグのベルトを手に不敵な笑みで勝ち名乗りを上げた。