デスペラードがDOUKIとの魂の同門対決に激勝!
ヒロムがゼインを変形カッターからのDで撃破!
イーグルスがリンダマンから鮮烈ギブアップ勝ち!
ファンタズモがTJPとの技術戦を制す!
Aブロックは石森とオースティンがトップを併走、
Bはデスペラード、ファンタズモが首位タイ!
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5月28日(土)、千葉・幕張メッセ 国際展示場3ホールで『BEST OF THE SUPER Jr.29』第10戦が開催され、A・Bブロックそれぞれの公式戦(全9戦の7戦目)が行なわれた。
メインイベント(第10試合)はBブロック公式戦、エル・デスペラード(4勝2敗)とDOUKI(3勝3敗)による鈴木軍同門対決。開幕戦前の会見時から火花を散らした両者は、開始と同時に感情をぶつけ合う。デスペラードはいたぶるように足殺しを仕掛けるが、DOUKIも必死に反撃。試合が佳境に入ると、DOUKIはトペ・スイシーダ式のDDTで相手の頭部をコンクリートフロアに突き刺す。そしてイタリアンストレッチNo.32であと一歩のところまで追い詰めるが、デスペラードは意地ではねのけると、最後はヌメロ・ドスで執念のギブアップ勝ち。
試合後、デスペラードはDOUKIに厳しい口調ながらも愛情ある言葉を送る。そして「このシリーズ、一番メイン締めた人間が興行の最後も締めてやっから。絶対に俺が優勝する」と、あらためて初制覇を宣言した。
セミファイナル(第9試合)はAブロック公式戦として、高橋ヒロム(3勝3敗)とアレックス・ゼイン(4勝2敗)が激突。ゼインはヒロムの弱点である左膝に細かい攻撃を繰り出しつつ、ダイナミックな技で追い込んでいく。だが、ヒロムも意地を見せるように徹底抗戦。終盤、ゼインのTACOドライバーをしのいだヒロムは、Dで捕獲。ゼインは片腕で持ち上げるも、ヒロムは着地して旋回しながらカッターを炸裂。すかさずもう一度Dで捕らえ、粘るゼインからギブアップ勝利を収めた。
第8試合はBブロック公式戦、ロビー・イーグルス(3勝3敗)とGLEATのG-REX王者エル・リンダマン(4勝2敗)の一戦。イーグルスのテクニック&スピードに対し、リンダマンは小気味いいファイトで一歩も引かず応戦。終盤、目まぐるしい技の読み合いとなり、イーグルスがターボ・バックパック。そこからロン・ミラー・スペシャルにつなぎ、リンダマンからギブアップを奪った。
第7試合はBブロック公式戦として、TJP(3勝3敗)とエル・ファンタズモ(4勝2敗)が対峙。両者は序盤から細やかな技術の応酬で競り合う。終盤、TJPはピノイストレッチで捕らえるが、ファンタズモがスキをついて逃れると、ここから丸め込みの応酬に。その流れの中でファンタズモが一気にCRⅡを炸裂させ、TJPとの接戦を制した。
第6試合のBブロック公式戦は、IWGPジュニアタッグ王者のマスター・ワト(2勝4敗)とAEWのROHピュア王者ウィーラー・ユウタ(3勝3敗)が対決。次世代ジュニア戦士による一戦は、スピーディー&スリリングな真っ向勝負に。終盤、ワトは勝負を懸けたRPPを繰り出すも、寸前でかわしたユウタが、エルボーの連発からシートベルトクラッチにつなぎ3カウントを奪取した。
第5試合はAブロック公式戦、IMPACT!のXディヴィジョン王者エース・オースティン(5勝1敗)とNEVER6人タッグ王者SHO(3勝3敗)の対決。SHOは開始から場外戦に持ち込み、ダーティーファイト全開で攻め立てる。だが、オースティンも挽回し、とどめのTHE FOLDを繰り出す。だが、SHOはこれを受け止めると、レフェリーに投げつけてリングを無法状態に。すかさずSHOはオースティンにローブロー。そして代打のレフェリーを呼び込むと、オースティンをスネークバイトで捕獲し、勝利を強奪した。
第4試合はAブロック公式戦、IWGPジュニアタッグ王者の田口隆祐(1勝5敗)とYOH(3勝3敗)が激突。野毛道場育ちの生え抜き対決は、田口が先人である中西学(引退)や武藤敬司ばりの攻撃を繰り出す。終盤、丸め込みの応酬になると、田口はタイツを下ろす。そして最後はアンダータイツを下げての強烈なフランケンシュタイナーで3カウントを奪取。生尻丸出しで武藤殺法の伏線を回収した。
第3試合のBブロック公式戦は、CMLLのティタン(1勝5敗)とBUSHI(3勝3敗)による日墨マスクマン対決。BUSHIは開始前に奇襲攻撃を仕掛け、その後もマスク剥ぎをはじめ、ラフファイトで攻め立てる。だが、ティタンは立体的な攻撃を軸に多彩な攻めで応戦。最後はスワンダイブのフットスタンプを突き刺し、BUSHIを撃破した。
第2試合のAブロック公式戦はクラーク・コナーズ(3勝3敗)とIWGPジュニアヘビー級王者・石森太二(4勝2敗)の一戦。石森は開始から「ユー・アー・ヘビーウエイト!」と疑いの目を向ける。コナーズのジュニア離れしたパワー殺法に対し、石森はテーピングが巻かれた相手の左腕にダメージを蓄積させる。終盤、コナーズはトロフィーキルを狙うも、石森はBone Lockで切り返してギブアップ勝ちをスコア。
オープニングマッチはAブロック公式戦、金丸義信(2勝4敗)vsフランシスコ・アキラ(2勝4敗)。金丸はゴング前に襲いかかると、徹底した膝攻めでアキラの機動力を奪いに出る。苦しい戦いとなったアキラだが、金丸の丸め込みの連発をしのぐと、最後はスピードファイヤーからのファイヤーボールで逆転勝ちを収めた。
これでAブロックは石森とオースティンがトップを併走、Bはデスペラード、ファンタズモが首位タイで並ぶ展開に。
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