第5試合は2.20札幌のIWGPヘビー級王座戦で雌雄を決する王者オカダ・カズチカと挑戦者・内藤哲也が、それぞれ小島聡&永田裕志、鷹木信悟&高橋ヒロムとトリオを結成して最終前哨戦。
オカダはIWGP世界ヘビーのベルトを腰にリングイン。
先発でオカダが登場すると、内藤がリングに残る。この二人が向かい合う中、試合開始のゴング。ロックアップから内藤はリストを捕獲。だが、オカダはそのまま後方に下がってロープエスケープ。内藤はクリーンブレイクと見せかけ、胸板に張り手を見舞ってニヤリ。
続いてオカダがロックアップで内藤をロープに押し込み、攻撃すると見せかけてクリーンブレイク。と思いきや、キックを叩き込んでヘッドロック。
内藤もヘッドロックで切り返すが、オカダはもう一度ヘッドロックを決める。すると内藤はフライングメイヤー。だが、オカダはヘッドシザースで返す。ここで内藤は寝転びポーズを見せ、オカダもニヤリ。
オカダは内藤を自軍コーナーに運び、永田にスイッチ。すると内藤はすばやく下がり、鷹木と交代。
鷹木は永田をロープに押し込み、強烈な逆水平チョップ。ここから激しいエルボー合戦となり、さらにショルダータックルの応酬に。永田はフロントキックからフライングメイヤー。そして背中にサッカーボールキック。
怒った鷹木は永田のキックを受け止め、強引にボディスラムで叩きつける。続いて鷹木とヒロムが二人がかりで永田にショルダータックル。そしてストンピングを乱打。
ヒロムは永田に逆水平チョップを連発。さらに顔面かきむしりからハンマースルー。だが、永田が投げ返してキチンシンク。
スイッチした小島はヒロムにストンピングを乱打。さらにネックブリーカードロップを決めて執拗にカバーするが、ヒロムはキックアウト。
小島はストンピングを連発し、オカダにスイッチ。オカダはヒロムの手を固定し、首狙いのジャベを敢行。さらにネックブリーカーを決め、内藤をにらむ。
次は小島がヒロムにエルボー、ストンピングを落とす。ヒロムは逆水平チョップで反撃するが、小島は重いエルボー。続いて小島はヒロムの顔面に足を押し当てる。
優勢の小島はヒロムにマシンガンチョップ。そして串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」の雄叫びを上げ、ダイビングエルボーを狙う。だが、ヒロムは距離を取って回避。そして、リングに下りた小島のヒザに低空ドロップキック。
ヒロムはショットガンドロップキックで小島を吹っ飛ばし、内藤と交代。内藤はバックエルボーから後頭部に低空ドロップキック。そして相手コーナーの永田にエルボー。そして、オカダにも攻撃すると見せかけ踏みとどまり、ジッとにらむ。
続いて内藤は小島にコーナーミサイルを決め、右腕を突き上げると、またもオカダをにらむ。内藤はネックブリーカーを狙うも、小島は切り抜けるとDDTを炸裂。
スイッチしたオカダは内藤と激しいエルボー合戦。そしてロープエスケープで加速してランニングエルボーで内藤をなぎ倒す。さらにリバースネックブリーカーをお見舞い。
勢いに乗るオカダは、内藤にヘビーレインを炸裂。オカダが内藤を引きずり起こすと、内藤はスキをついてヒザに低空ドロップキック。さらにロープを用いたネックブリーカーから、ネックブリーカードロップで反撃。
続いて内藤はバックエルボーを連発し、両足で内藤の首を締め上げる。オカダはなんとか足をロープにかけてエスケープ。
今度は内藤がオカダにストンピングを連発。そして一気にグロリアを狙うも、オカダは回避してマネークリップで捕獲。内藤はアームホイップで切り抜け、続くロープワークの攻防ではジャンピングエルボーをヒット。
次は鷹木と永田のマッチアップ。逆水平チョップとエルボーの応酬から、鷹木が串刺しラリアット。さらにブレーンバスターで叩きつけてカバーするが、永田はカウント2でキックアウト。
鷹木は「来た! 来た! 来た~!」と叫び、バックドロップの体勢に。切り抜けた永田はロープへ。だが、鷹木は追走式ラリアット。そしてロープに走るが、永田はカウンターのエクスプロイダー。鷹木がカバーを返すと、すかさずナガタロックⅡで捕獲する。だが、ヒロムがカット。すると小島がヒロムを場外に追いやる。
永田は鷹木にタイナーを食らわせ、サンダー・デス・ドライバーを決めるが、カバーはカウント2。ならばと永田はキックの連発から串刺しフロントキック。
しかし、鷹木がかわすと、すかさずヒロムが串刺しラリアット。鷹木も串刺しラリアットを決め、ヒロムのトラースキックから、鷹木はバックドロップを炸裂。しかし、カバーはオカダがカット。
すると内藤がオカダに延髄斬りを見舞い、さらにコリエンド式デスティーノを炸裂する。
ここで鷹木は気合いを入れ、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙う。しかし、永田は回避し、エルボーの応酬に。永田は延髄斬りを決めるも、鷹木はスライディングラリアットで反撃。
そして鷹木はパンピングボンバーを繰り出すが、かわした永田はフロントキック。鷹木は吹っ飛ぶも、ロープの反動を利用してパンピングボンバー。カバーは永田が必死にキックアウト。すると、鷹木はとどめのラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決め、3カウントを奪取した。