第7試合ではIWGPタッグ王者の後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組が、EVIL&高橋裕二郎を相手に初防衛戦を敢行。翌日の2.20札幌では、後藤&YOSHI-HASHIがYOHとのトリオで、EVIL&裕二郎&SHO組のNEVER6人タッグ王座に挑戦。札幌2連戦で繰り広げられるタイトルマッチ二番勝負、初日に勝利をつかんで二日目につなげるのはどちらのチームだ?
裕二郎はNEVER6人タッグ、EVILはNEVERシングル&6人タッグのベルトを携え入場。後藤&YOSHI-HASHIはIWGPタッグのベルトを腰に険しい表情で花道を進む。YOSHI-HASHIは如意棒、後藤は錫杖を手にしている。
すると、王者組の背後からディック東郷とSHOが襲いかかる。すかさず石井とYOHが救出に駆けつけるが、H.o.Tが返り討ちにする。
そしてEVIL&裕二郎はYOSHI-HASHIをリングに上げると、トレイン攻撃を敢行。だが、YOSHI-HASHIは切り抜けてEVILにショルダータックル。さらに裕二郎には後藤と共にダブルのショルダータックル。さらにざんまいを食らわす。続いて後藤&YOSHI-HASHIはEVILに太鼓の乱れ打ち。
YOSHI-HASHIは裕二郎に強烈な逆水平チョップ。だが、ロープワークの攻防では、東郷とSHOがYOSHI-HASHIをうまく場外に引きずり込み、鉄柵に叩きつけてからエプロンにダブルのフラップジャック。そしてSHOと東郷はイスでYOSHI-HASHIの喉元を押し付ける。すかさず石井とYOHが駆けるけるも、H.o.Tは蹴散らす。
戦場がリングに戻ると、裕二郎はYOSHI-HASHIにパンチを連発。さらにフライングメイヤーから低空ドロップキックを決め、EVILにスイッチ。
EVILはYOSHI-HASHIをロープにはりつけて逆水平チョップを連発。さらにYOSHI-HASHIの左足にキックを連発し、裕二郎と交代。
裕二郎はYOSHI-HASHIにフライングメイヤーからギロチンドロップ、エルボードロップ、倒れこみヘッドバットとたたみかける。
EVIL&裕二郎はすばやいスイッチワーク。次はEVILがYOSHI-HASHIをコブラツイストで捕らえ、EVILの手をH.o.Tが数珠繋ぎで引っ張って痛めつける。
劣勢のYOSHI-HASHIだったが、EVILのお株を奪うように、相手の足をレフェリーに預け土手っ腹にトラースキック。さらに追撃のスピンキックをお見舞い。
スイッチした後藤は裕二郎にショルダータックル。そして東郷とSHOにはラリアット。さらにEVILに村正からブルドッギングヘッドロックを炸裂。
後藤はEVILを引きずり起こし、牛殺しの体勢に。EVILが切り抜けると、後藤はロープに走ろうとするも、H.o.Tが場外で武器を持って威嚇。そしてスキをついてEVILが後藤を背後から襲い、金具むき出しのコーナーにハンマースルー。EVILはYOSHI-HASHIも金具むき出しのコーナーに叩きつける。
続いてEVILは後藤を鉄柵に叩きつけ、その衝撃で本部席のリングアナ二名が巻き添えを食らう。
EVILは後藤をリングに戻してカバー。しかし、カウントは2。次は裕二郎が後藤をボディスラムで叩きつけ、馬乗りになって頭部に噛み付き攻撃。
続いて裕二郎はギロチンドロップからカバーするが、これもカウントは2。ならばとEVILがTシャツを用いて後藤にチョーク攻撃。そして執拗にカバーするも、後藤は必死に跳ね返す。
EVILは「3だろ、コノヤロー!」と怒りをあらわにし、裕二郎にスイッチ。裕二郎の打撃に対し、後藤も打撃で応戦。さらに裕二郎の低空ドロップキックを切り抜け、追走式ラリアットを炸裂。
スイッチしたYOSHI-HASHIは裕二郎に強烈な逆水平チョップを連発。さらにソバットからネックブリーカードロップを決めてカバー。裕二郎がカウント2で返すと、YOSHI-HASHIはパワーボムの体勢に。だが、裕二郎は手にかみつく反則攻撃。
そしてEVILのアシストを受けて、裕二郎はYOSHI-HASHIの顔面にフロントキックを炸裂。続いてインカレスラムで叩きつけてカバーするも、なんとかYOSHI-HASHIはカウント2でキックアウト。
ならばと裕二郎はピンプジュースを狙うも、これは後藤がカット。するとEVILは後藤を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。しかし、後藤はひるまず、EVILにラリアットをお見舞い。リング上では4人がダウン状態に。
裕二郎とYOSHI-HASHIは立ち上がるとショルダータックル合戦。YOSHI-HASHIは逆水平チョップ、トラースキックでダウンを奪う。そしてカルマを狙うも、東郷がレフェリーの注意を引きつけるスキに、切り抜けた裕二郎がローブローをお見舞い。
そして裕二郎はYOSHI-HASHIをレフェリーにぶつけ、レフェリー不在の無法状態を作る。ここでH.o.Tは4人がかりでYOSHI-HASHIにトレイン攻撃。
続いて東郷とSHOがYOSHI-HASHIを捕らえ、裕二郎がケイン攻撃を狙うも、後藤が入場に持っていた錫杖でカット。さらにSHOと東郷、EVILも錫杖で排除する。ここで石井が場外で東郷とSHOを捕らえ、YOHがノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。
リング上、YOSHI-HASHIは裕二郎にカチ上げ式ラリアット。だが、カバーは裕二郎がカウント2でキックアウト。するとYOSHI-HASHIはカルマを狙うも、裕二郎はこらえる。
すかさず、後藤&YOSHI-HASHIはGYRを裕二郎に炸裂。カバーをEVILがカットすると、後藤&YOSHI-HASHIはトレイン攻撃から後藤ごとハントを食らわす。
そして後藤&YOSHI-HASHIは裕二郎にとどめを狙うも、裕二郎は切り抜けて後藤にフィッシャーマンズバスター。
YOSHI-HASHIは裕二郎に逆水平チョップを叩き込み、ロープに走るが、EVILが場外からイス攻撃で妨害。すかさず裕二郎はピンプジュースを決めてカバーするも、YOSHI-HASHIは意地のキックアウト。
するとEVILが首切りポーズから、EVILの体勢に。だが、YOSHI-HASHIは切り抜けて、後藤にスルー。しかし、EVILはラリアットの相打ちに持ち込み、さらに金具むき出しのコーナーに後藤をハンマースルー。だが、逆に後藤が投げつけ、一気にEVILにGTWを炸裂。
裕二郎は後藤にフロントキックからロープへ。だが、後藤が肩に担ぎ上げる。裕二郎は脱出して突進するも、後藤&YOSHI-HASHIは隠し狭間。そして激烈一閃を決めると、最後は消灯を炸裂させYOSHI-HASHIが3カウントを奪取。後藤&YOSHI-HASHIが初防衛に成功した。