バディファイトPresents G1 CLIMAX 25
- 日時
- 2015年8月2日(日) 14:30開場 16:00開始
- 会場
- 愛知・愛知県体育館
- 観衆
- 6,500人(超満員)
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第8試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
8・1大阪大会での前哨戦(6人タッグマッチ)の試合後、真壁は内藤に対して「ダメダメ人間よ、とうとう本性を出したじゃねぇか。覚悟しとけよ。オメーがこれまで味わったことのねえ怖さ、わからせたる!」と宣戦布告。ちなみに両者は昨年の『G1』でも対戦し、そのときは真壁がキングコングニーで勝利を収めている。
ゴング前、なかなかドクロのマスクと黒スーツを脱がない内藤に対して、場内からはブーイング。そしてついには「帰れ」コールまで巻き起こる。結局、内藤は黒いシャツとズボン姿で試合に臨むことに。真壁は「来いコラ!」と挑発するが、内藤は不敵な笑みを浮かべる。次の瞬間、真壁は殴りかかるも、内藤は場外戦に持ち込んで鉄柵攻撃。
先にリングに戻った内藤は、ようやくシャツとズボンを脱ぐ。そして内藤はエプロンの真壁にエルボーを叩き込み、さらに場外に飛ぶと見せかけ、リングに寝っ転がっての挑発ポーズ。
続いて内藤は真壁にスライディングキックを叩き込むと、再び場外戦へ。しかし、今度は真壁が鉄柵攻撃をお見舞いし、先にリングへ生還。内藤はカウント14でリングに戻るも、すぐさま場外に降り、なかなか上がろうとしない。すると真壁が追いかけるも、内藤は鉄柵攻撃。そして今度は真壁をリングに上げると、その背中にヒザを押し当てながら首をロック。続いて顔面に低空ドロップキックを見舞い、真壁を踏みつけながら片目を見開くポーズ。さらにはレフェリーにも暴行。
リング上では内藤が真壁をクルックヘッドシザース。真壁がロープに逃げても、なかなか離さない。続いて内藤は真壁の頭部にストンピングを連発すると、真壁は「来いコノヤロー!」と雄叫びを上げて立ち上がり、内藤にナックルパート。負けじと内藤もエルボースタンプ。
そしてダイビングエルボーを叩き込むも、真壁は逆にラリアット。そして串刺しラリアットから、セカンドロープに登って内藤の頭上にナックルを落とすと、ノーザンライトスープレックス。さらに真壁はジャーマンを狙うが、これは内藤がしのいでスイングネックブリーカー。そして内藤はトップコーナーからミサイルキック。さらにコーナーを利用して、三角飛び式の低空ドロップキックをお見舞い。
続いてバックの取り合いから、内藤がロープに走るも、真壁はカウンターのパワースラム。続けてパワーボムを狙うが、これを切り抜けた内藤は浴びせ蹴り。そして真壁をトップコーナーに座らせると雪崩式フランケンシュタイナーを敢行。さらにジャーマンで真壁を固めるが、これはカウント2でキックアウト。
場内からは「真壁」コールが自然発生。続く内藤のドラゴンスープレックスをこらえた真壁は、重いエルボー1発で内藤からダウンを奪う。そしてハイアングルのパワーボムを決めるもカウント2。さらに真壁はデスバレーボムからキングコングニーを狙うも、これは内藤が避けて自爆を誘う。
続いて両者は意地のエルボー合戦を展開。内藤がツバを吐きかけると、真壁はエルボーを叩き込み、さらにロープに飛ぶ。ここで内藤はうまく真壁のバックに回るが、真壁は切り返して後頭部にラリアット。負けじと内藤も飛びつき前方回転エビ固め、そしてマンハッタンドロップからジャックナイフ式エビ固めで固めるが、真壁は3カウントを許さず。
すると内藤は延髄斬りから、フライングエルボーを放つも、これを切り返した真壁は強烈なショートレンジラリアット。さらにジャーマンで固めるが、これはカウント2。
ならばと真壁は後頭部への串刺しラリアットから、内藤をトップコーナーに固定してスパイダージャーマンを狙うが、内藤はポストを掴んで阻止。すると真壁は内藤の頭部をポストに叩き付け、力づくでその身体を引っこ抜き、最後はキングコングニーを炸裂。真壁が3勝目をあげ、白星を先行させた。フラフラの内藤は頭から流血するも、不敵な笑みを浮かべてリングを後に。