『G1 CLIMAX 25』第9戦の名古屋大会。試合開始前、尾崎仁彦リングアナウンサーがタイガーマスクの欠場（首の負傷による）を発表。対戦カードが一部変更になることをファンに告げた。
　
　そこから始まった第1試合は、8月4日（火）仙台で行われる『G1』Bブロック公式戦・小島（1勝3敗）vs本間（4敗）の前哨戦。
　
　両者の先発で試合が始まり、本間がヘッドロックからショルダータックルを連発。しかし、小島がすべて受け止め、反対にショルダータックルでなぎ倒す。
　ここからチョップ合戦になり、競り勝った本間がボディスラムから小こけし。しかし、小島にかわされて自爆してしまった。
　田口対ドラダの場面。田口がドラダを転倒させて電動こけしを繰り出すが、ドラダが回避。さらにドラダはエプロンへ飛び出し、トップロープ越えで延髄斬りをお見舞い。そして、ロープ渡りからミサイルキックを浴びせて田口を場外に落とすと、パサーダを利用してラ・ケブラーダ。
　これで田口の動きが止まり、ドラダがギロチンドロップ、フィンレーがエルボースマッシュ、本間がヘッドバット、逆水平チョップ連射、カウンターバックエルボーなどで攻め立てる。
　しかし田口は、ジャンピングヒップアタックで本間をダウンさせ、電動こけしをお見舞い。これでようやくタッチを受けた小島は、逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップで本間に追い討ちする。
　それでも本間は、小島のエルボーを受け止め、DDTで逆襲。直後に小こけしを放つも、またもやかわされてしまう。だが、本間はブレーンバスターを仕掛けた小島を反対に投げ捨て、ようやく逆転に成功。
　続いて本間はこけし落としを狙うが、小島が抵抗してコジコジカッター。そこからラリアットに行くが、本間がこけしロケットで蹴散らした。
　KUSHIDAvsフィンレーの場面。KUSHIDAがスワンダイブチョップを見舞い、乱入したドラダを旋回式ヘッドシザースホイップで場外に追いやる。そして、フィンレーにショルダーアームブリーカーで追撃するが、次のバズソーキックはかわされてしまう。
　これでKUSHIDAの動きが止まり、フィンレーが串刺しエルボースマッシュ、ドラダがセカンドロープを移動してのミサイルキック。そして、本間が今度こそ小こけしを命中させる。
　するとKUSHIDAは、逆さ押さえ込みでフィンレーを揺さぶり、腕へのミドルキック3連射、ハンドスプリングエルボーで追撃。そして、ムーンサルトプレスからフォールに行くが、本間とドラダがカット。
　しかしKUSHIDAは、フィンレーの腕にパントキックを浴びせ、ホバーボードロックで屈服させた。
　
　試合後、小島と本間が乱闘を展開。仲間たちがあいだに入り、2人を引き離した。