バディファイトPresents G1 CLIMAX 25

日時: 2015年8月2日(日) 14:30開場　16:00開始
会場: 愛知・愛知県体育館
観衆: 6,500人(超満員)

第7試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦

AJスタイルズ
ドク・ギャローズ

境界線

（3勝2敗＝6点）
（1勝4敗＝2点）

10分14秒　ブラディサンデー→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　2勝2敗のAJと1勝3敗のギャローズが、『G1』公式戦で同門対決。
　
　ウルフサインのキスから試合がスタート。ロックアップで組み合ったものの、ギャローズがパワーで吹き飛ばす。するとAJはバックを取るが、ギャローズが強烈なバックエルボーで振り解く。
　続いてAJはカニばさみを繰り出すが、ギャローズが踏ん張って倒れず、左右の脚でストンピングを連発。だが、AJが体を転がせてことごとくかわし、自ら場外へエスケープ。
　しかしAJは、延髄斬りでギャローズを後退させ、串刺しジャンピングラリアットで追撃。そして、リープフロッグ＆ドロップダウンからドロップキックを浴びせてギャローズを場外に落とし、プランチャを繰り出す。
　これをギャローズが回避すると、AJは鉄柵を利用したフライングフォーアームに行く。だが、ギャローズがチョークで受け止め、チョークスラムでエプロンへ叩きつける。そして、鉄柵攻撃、地獄突き、ストンピングで追い討ち。
　AJがリングへ戻ると、ギャローズが勢いよくニュートラルコーナーへ叩きつけ、エルボードロップ連射。さらに、スリーパーホールド、ギロチンドロップ、ボディブロー連射、地獄突きなどで追撃する。
　しかしAJは、串刺しジャンピングニーアタックを回避してギャローズをコーナーにぶつけ、膝裏へラリアット見舞ってダウンさせる。
　これでギャローズは動きが停止してしまい、AJがエルボー連打。それでもギャローズは地獄突きを見舞うが、AJが打撃コンビネーションを2連続でお見舞い。これでギャローズをひざまずかせ、フライングラリアットを浴びせる。
　次にAJはカーフキラーを狙うが、ギャローズが脚力で吹き飛ばす。だが、AJはすぐにスワンダイブフライングフォーアームで巻き返す。そして、スタイルズクラッシュの体勢に入るも、ギャローズがバックスープレックスで阻止。
　それでもAJはコーナー最上段へのぼるが、ギャローズが追いかけ、変型サイドバスターで叩きつける。するとAJは今度こそカーフキラーでギャローズを捕獲し、ロープエスケープさせる。
　続いてAJはフェノメナンDDTに行くが、ギャローズが受け止め、変型ジャックハマーをお見舞い。そして、両手で首を鷲掴みにするが、AJがローキック、延髄斬りで逆襲。
　ここでAJがスタイルズクラッシュを仕掛けると、ギャローズが再びバックスープレックスに切り返す。ところが、AJがバク宙で着地し、オーバーヘッドキックを食らわせる。そして最後は、ブラディサンデーで決着をつけた。
　
　試合後、AJがリンサイドでギャローズに声をかけ、両者が互いに健闘を称えあった。

COMMENT

ギャローズ「さすがフェノメナールだ。闘ってそれを感じたよ。残念ながら、俺の方にバッドラックが寄ってきた。チャンスはあったんだけどな。スタイルズクラッシュは警戒してたけど、ブラディサンデーを決められてしまってはな…。“フェノメナール・ワン”がフェノメナールであることを証明させてしまった。そうとしか言いようのない試合だった。でも、それこそがBULLET CLUBなんだ。そこにこそリアルがあるんだ。俺はIWGPタッグチャンピオンを目指して、ベルトを手に入れた。そのためにリング上でベストなパフォーマンスをしてきた。だけど、世界最高のレスラーには叶わなかった…」
（※ギャローズがコメントを出しているところにAJが入ってきて）

AJ「周囲がどういう目で見ようと、俺たちはファミリーだ。それがBULLET CLUBというものだ。俺たちの間でどんなことが起ころうと、リング上でどんな結果が待ち受けていようと、俺たちはリングに上がり続けるし、そこにとどまり続ける。俺たちのホームはそこにあるんだ。それがBULLET CLUBの生き方さ」