8・4仙台大会での『G1』Bブロック公式戦で激突する、ここまで3勝1敗同士のオカダとアンダーソンが、それぞれ外道、トンガを伴って対峙。
　
　先発はオカダとアンダーソン。ゴングと同時に場内は大オカダコールに包まれる。オカダはロックアップでアンダーソンをロープに押し込むと、エルボーを打ち込むと見せかけてクリーンブレイク。するとアンダーソンはエルボーで反撃開始。しかし、オカダはカウンターのキックから華麗にセントーンアトミコを見舞う。
　続いて外道とトンガがリングイン。トンガはボディブローとナックルパートを叩き込むが、続くラリアットは外道が交わし、パンチを連発。小気味いいアッパーでトンガからダウンを奪う。しかし、ロープに飛ぶとアンダーソンが妨害。そして、トンガは外道にストンピングを叩き込み、さらにエプロンサイドに固定すると、その喉元にエルボーとチョーク攻撃。
　アンダーソンはリング上にイスを投げ込み、そこに座って見栄を切って余裕を見せると、外道にストンピング連発。トンガもスライディングエルボーを繰り出し、外道を追い込んでいく。
　なんとか切り抜けたい外道は、アンダーソンの串刺し攻撃をキックで迎撃。そしてロープに走るが、待っていたのはアンダーソンのカウンターのゼロ戦キック。そしてアンダーソンは「ゴメンナサ〜イ！」という雄叫びと共にセントーン。これを交わした外道は、ようやくオカダにスイッチ。
　オカダはアンダーソンにDDTから串刺しジャンピングエルボー。続くリバースネックブリーカーはアンダーソンに返されるも、レッドインクに持ち込む。そして、これをカットインしたトンガにはフラップジャック。さらにオカダはアンダーソンをボディスラムで投げつけると、トップコーナーからの攻撃を狙うが、これを交わしたアンダーソンはレッグラリアット。そしてネックブリーカーから串刺しフロントキック。しかし、オカダも続くジャンピングパワーボムは切り抜け、ドロップキック一閃。
　続いて外道とトンガが登場。外道はサミングからDDTにつなぎ、さらにロープに飛ばすが、トンガはドロップキック。そして外道をF5のように投げつける。ここでBULLET CLUBは分断作戦。アンダーソンがオカダを場外に投げ込むと、2人で外道に串刺し攻撃を狙うが、相打ちを誘った外道はうまくトンガを丸め込む。
　これがカウント2で返されると、外道は2人にナックルとトラースキックの乱れ打ち。しかし、一瞬のスキをついたアンダーソンのガンスタンを食らってしまう。アンダーソンはリングに戻ってきたオカダにリバースガンスタン。そのまま2人は場外へ。リング上はトンガと外道。最後はトンガが狙いすましたベレノを炸裂させて3カウントを奪取。オカダとの前哨戦はアンダーソンが制した。