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丁々発止の矢野戦を制して棚橋が3勝目！
真壁が“制御不能男”内藤に怒りの激勝！
柴田がファレを下し、「8点」一番乗り!!
8月2日（日）『バディファイト presents G1 CLIMAX 25』9大会目となる愛知県体育館大会が開催、Aブロック公式戦5試合が行われた。
第5試合は、天山広吉vs飯伏幸太の異色対決。スピーディーな飯伏に、無骨な猛牛殺法で応戦する天山。飯伏がモンゴリアンチョップを見せると、天山は怒り爆発のアナコンダバイス。しかし、最後が飯伏の完璧なフェニックススプラッシュで快勝し3勝目（3勝2敗＝6点）獲得。天山は1勝4敗（＝2点）と厳しい展開。
第6試合は、柴田勝頼vsバッドラック・ファレ。ファレの恐竜パワーに翻弄される柴田だったが串刺しドロップキックで反撃。エルボー合戦では圧倒されたものの、バッドラックフォールを空中でスリーパーに切り返し、価千金のPK勝利!! これで柴田は4勝一番乗り（4勝1敗＝8点）、ファレは3勝2敗（＝6点）となった。
第7試合は、AJスタイルズvsドク・ギャローズの“BULLET CLUB”対決。AJのフライングムーブを空中でキャッチ、エプロンに叩きつけるなどギャローズも意地を見せたものの、要所でAJの的確な打撃がヒット。終盤は、巨体のギャローズをブラディ・サンデーに決めて、完勝。AJは3勝目マーク（3勝2敗＝6点）、ギャローズは1勝4敗（＝2点）と勝ち星に恵まれず。
第8試合は、真壁刀義vs内藤哲也。黒いスーツをなかなか脱がない内藤に会場から大ブーイング発生。しかし不遜な内藤はマイペースを崩さず。この内藤の無法ファイトに、場内の「真壁」コールに押されて真壁が大反撃。
一進一退の攻防の末、最後は見事なジャーマン、スパイダージャーマン、キングコングニーを爆発させて真壁が激勝して、3勝目（3勝2敗＝6点）。試合後、内藤は鉄柱にぶつけられた際の流血が額を流れるも、不敵な笑顔を崩さず、退場した（3勝2敗＝6点）。
第9試合は、棚橋弘至vs矢野通、7.5大阪城ホール大会で決着戦から約１ヶ月でのリマッチとなるこの試合。前半〜中盤は、矢野の変幻自在の“名人芸”に翻弄されまくった棚橋。矢野は、コーナポスト外し、レフェリーを使った攻撃や、場外ハイフライを嫌ってリング下に隠れるなど、今夜もやりたい放題。
終盤、パイプイス攻撃を狙う矢野とそれを引き止める海野レフェリーに対し、2人を巻き込んだまま棚橋がドラゴンスクリュー！この流れから、最後はハイフライフローを決めて貴重な3勝目獲得（3勝2敗＝6点）、矢野は1勝4敗（＝2点）となった。
棚橋は、大歓声に応えてエアギターを3回続けたあと、「じゃあ、ちょっくら『G1』、優勝してきます！」とキッパリ。マイクで“愛”を叫んで、超満員の愛知大会を締めくくった
なお、この日は、8月4日（火）仙台サンプラザホール大会の前哨タッグ戦が行われた。第1試合では、小島聡vs本間朋晃が意地むき出しでやり合う。第2試合ではマイケル・エルガンvs高橋裕二郎が対戦。裕二郎は勝利を飾ったものの試合後は肩の痛みを訴えた。
第3試合では、復帰2戦目となった中邑真輔vs後藤洋央紀、永田裕志vs石井智宏が激しいチャージ。第4試合では、オカダ・カズチカvsカール・アンダーソンが対峙、互いを意識した攻防を展開した。
なお、この日はタイガーマスクが首の負傷で第１試合を欠場となった。
