DESTRUCTION

日時: 2013年9月29日(日) 15:00開場　16:00開始
会場: 兵庫・神戸ワールド記念ホール
観衆: 8,000人（超満員）

第5試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ

中西学
柴田勝頼

永田裕志
桜庭和志

境界線

10分49秒　片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　7月20日秋田でシングル対戦した永田と桜庭が、タッグマッチで再戦。
　
　両者の先発で試合が始まり、スタンディングでけん制し合う。一時はグラウンドになったものの、再びスタンディングへ戻り、お互いに一歩も譲らなかった。
　永田対柴田の場面。柴田がいきなり張り手を見舞い、永田もすぐに張り手をお返し。そこから激しいエルボー合戦が繰り広げられ、永田がフライングメイヤーからサッカーボールキックを見舞う。
　続いて永田は、控えの桜庭を場外に蹴落とすが、直後に柴田がエルボー連打。これで永田をコーナーに座らせ、串刺し低空ドロップキックを見舞う。永田はダウンして動きが止まってしまい、中西が慌ててリングイン。永田を自軍コーナーへ引っ張り、強引にタッチを行なった。
　その中西は、桜庭へ逆水平チョップを連射。しかし、控えの柴田に気を取られている隙を突き、桜庭がスリーパーホールドで反撃。たまらず中西が前方へ投げ捨てるが、桜庭はなおもスリーパーで捕獲。
　すると、中西が桜庭を背負う形で持ち上げ、変型サイドバスターで叩きつける。それでも桜庭がスリーパーに行くと、今度はバックドロップで振りほどいた。
　続いて中西は桜庭をアルゼンチンバックブリーカーで担ぐが、柴田がローキックでカット。そして、柴田が中西の胸板、桜庭が背中へローキックを交互に打ち込む。
　その後、柴田がリバースインディアンデスロック、足4の字固めで中西に追撃し、桜庭との合体ブレーンバスターで叩きつける。しかし中西は、すぐさま両腕ラリアットで逆襲した。
　永田対柴田の場面。永田が桜庭にフロントハイキックを見舞うと、桜庭が張り手でお返し。すると、柴田がバックドロップで永田に逆襲。試合権利を得た桜庭が、ジャンピングニーアタックから掌底を乱打する。
　しかし、永田も掌底を打ち返し、両者がノーガードで掌底を激しく打ち合う。そして、永田がフロントスープレックスで桜庭を叩きつけ、ナガタロックIIで捕獲。同時に、中西はアルゼンチンバックブリーカーで柴田を分断する。
　しかし、柴田がスリーパーホールドで中西から逃れ、桜庭に腕固めを極めていた永田へPKをお見舞い。
　ここで桜庭が腕ひしぎ逆十字固めを仕掛けると、永田が上体を起こして押さえ込む。ところが、桜庭が切り返して永田を押さえ込み、3カウントを奪った。
　
　試合後、桜庭が握手を要求するも、永田が拒否。すると、桜庭は指きりを要求したのち、張り手で不意打ち。怒った永田が張り手を返し、またもや両者が掌底を激しく打ち合う。
　セコンドが何とか制止したものの、永田と桜庭は収まらず、なおも張り手を打ち合った。

COMMENT

桜庭「（ノーコメントのポーズをしたあとで）……ちょっとだけ頭に来た」
※柴田勝頼はノーコメント
　
永田「（中西と握手しながら）ホントすいません！　ごめんなさい。怒ってんなら、最初からその感情出しやがれ、あのヤロー！　この体全部差し出してやるから、KOできるもんならしてみろこのバカ！　もう1回だ！　もう1回!!」
※中西はノーコメント