DESTRUCTION
- 日時
- 2013年9月29日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 兵庫・神戸ワールド記念ホール
- 観衆
- 8,000人(超満員)
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第9試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (第59代王者)
- (挑戦者)
※オカダ・カズチカが4度目の防衛に成功。レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
序盤、オカダがレインメーカーポーズを見せ、怒った小島がショルダータックル。そして、オカダに反撃を許さず、もう1度ショルダータックルでなぎ倒した。
小島の攻撃は続き、変型バックブリーカー、ストンピング連射、エルボードロップなどで追い討ち。そして、エプロンからトップロープ越えのエルボードロップを繰り出す。ところが、オカダがかわして自爆を誘い、間髪入れずに低空ランニングフロントキックをお見舞い。
これでオカダ優位の展開となり、トップロープ越えのセントーンアトミコ、変型フェースロック、DDT、DIDなどで追い討ちをかける。だが、小島がドロップキックを回避して流れを引き戻し、逆水平チョップ乱射。さらに、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップに繋ぐ。
だが、オカダがショートレンジフロントハイキック、リバースネックブリーカーで巻き返し、ダイビングエルボードロップをお見舞い。そして、レインメーカーポーズからレインメーカーを狙うが、小島が回避してDDTで逆襲。
ここから激しいエルボー合戦となり、小島が強打でオカダを吹き飛ばす。そして、雪崩式攻撃を狙うものの、オカダが激しく抵抗。すると小島は、ラリアットでオカダを場外に叩き落とす。
オカダがリングへ戻ると、小島は雪崩式コジコジカッターの大技を敢行。すると、オカダがカウンターフロントハイキックで反撃し、フェイントを挟んでレインメーカーに行く。だが、小島がその動きを読みきって回避し、モンゴリアンチョップ3連射からローリングエルボー。
さらに小島は、アナコンダバイスでオカダを捕獲し、アナコンダスラムからさらに絞り上げる。しかし、辛うじてロープエスケープしたオカダが、カウンターバックエルボーで小島の動きを止め、コーナー最上段へ固定。そして、ドロップキックを浴びせ、場外に転落させる。
場外戦となり、オカダがフロントハイキックで小島を吹き飛ばし、両足を鉄柵にかけてDDT。そしてリングへ戻ると、ヘビーレインからレッドインクを極める。これで今度は小島がロープエスケープ。
続いてオカダはツームストンパイルドライバーの体勢に入るが、小島が切り返し、CCDで逆襲。さらに、垂直落下式ブレーンバスターで追撃すると、右肘のサポーターを投げ捨て、ラリアットを発射する。だが、オカダが回避し、背後からドロップキック。さらにオカダは、今度こそツームストンパイルドライバーで小島を突き刺し、レインメーカーを放つ。しかし、小島が回避し、後頭部へラリアットを浴びせる。
ここで小島が再びラリアットを放つが、またもやオカダがかわし、レインメーカーを仕掛ける。しかし、これも小島が回避し、正面からショートレンジラリアットをお見舞い。そして、ロープへ走ったものの、オカダがカウンタードロップキックで迎撃。今度こそレインメーカーをさく裂させ、小島の挑戦を退けた。
COMMENT
オカダ「ありがとうございました」
——「今日はベルトが動くのかな?」と一瞬、思ったファンも中にはいたと思うんですが?
オカダ「ま、そんなことを思うファンは、レベルがかなり低いと思います」
外道「おまえだけだコノヤロー」
——天山さんの技を出したり、第三世代の意地も見せたと思うんですが。
オカダ「ま、べつにどんな技を使われようが、自分のほうが強いんで、何も変わらないと思います」
——試合前は、小島選手を「もう古い」と評していましたが?
オカダ「変わらず、古いと思います。小島だけに限らず、第三世代みんな」
——小島選手は「オカダは強かった」と認めるコメントを出しましたが。
オカダ「小島さんのことは、そうっすね。とくにありません。印象も何も変わらない、とくに普通の選手です」
——次の相手は、棚橋選手ということで。これは、オカダ選手自身が望んでいたかたち?
オカダ「まぁ、2勝2敗1分けですか? 『G1』でも決着がつかなかったんで、またシッカリ。もう棚橋弘至が出てくる場所じゃない、というのを棚橋さん自身にわかってもらって、シッカリ完全決着と行きたいですね」
——棚橋選手との闘いの印象は?
オカダ「印象…。ま、何度もやってるんで、いつもどおり行くだけです」
外道「まぁよ、おめーらがどんな印象を持つかわからねーけどよ、事実な、2勝2敗1分けなんだ。ここでよ、完全にアイツを終わらせてやろうって言ってんだ。両国でよ、完全決着つけてやる! おまえは、両国で、終わりだコノヤロー!」
——5度目の防衛戦、棚橋弘至戦についてメッセージを
オカダ「メッセージ…。とくにありません」
※ここで外道がビールを持ち出して
外道「カンパイしようか?」
オカダ「…………なににですか?」
外道「クソッタレを終わらせた…」
オカダ「クソッタレ……。クソッタレにカンパイしましょうか?」
外道「ああ、かわいそうだからな?」
オカダ「情けのカンパイ…」
外道「クソッタレに情けのカンパイ!」
オカダ「ハイ。クソッタレ〜!」