Circuit2010 NEW JAPAN SOUL
- 日時
- 2010年7月19日(月) 14:30開場 15:00開始
- 会場
- 北海道・北翔クロテック月寒ドーム
- 観衆
- 5000
MATCH REPORT
「NEW JAPAN SOUL」最終戦・北翔クロテック月寒ドーム大会。北の都・札幌を舞台に繰り広げられる毎年恒例のビッグイベントである。
第4試合で行なわれたIWGP Jr.タッグ選手権試合は、プリンス・デヴィット&田口隆祐のApollo 55が、金本浩二&エル・サムライを撃破して王座奪取。デヴィットが、「BEST OF THE SUPER Jr.XVII」制覇、IWGP Jr.ヘビー級王座戴冠とあわせ、Jr.三冠を達成した。
第6試合はIWGPタッグ選手権試合 巴戦。ジャイアント・バーナード&カール・アンダーソンのバッドインテンションズ、永田裕志&井上亘の青義軍、高橋裕二郎&内藤哲也が、完全決着をつけるべく過酷な試合形式に挑んだ。
前日の札幌テイセンホール大会で行われた抽選の結果、NO LIMITが控えとなり、バッドインテンションズvs青義軍で第1試合がスタート。勝ち残った青義軍が、第2試合でNO LIMITを迎え撃つものの、惜しくも2連勝はならず。第3試合はNO LIMITvsバッドインテンションズという顔合わせになり、アンダーソンが内藤をピンフォール。そして、続く第4試合はバッドインテンションズvs青義軍となり、アンダーソンが井上を撃破。2連勝を収めたバッドインテンションズが、IWGPタッグ王座の初防衛に成功した。
セミファイナルでは、棚橋弘至と飯塚高史が“失神決着”のみの特殊ルールで対決。この一戦は、飯塚が得意のスリーパーホールドと反則殺法を駆使し、終始に渡って試合をリードする展開となる。しかし、棚橋も決定的ダメージを被ることなく食らいついていき、最後はスリングブレイド&ハイフライフローからのスリーパーホールドで飯塚を失神させ、激勝を収めた。
そして、メインイベントのIWGPヘビー級選手権試合。王者・真壁刀義と挑戦者・中邑真輔が、因縁渦巻くリターンマッチで激突した。試合は、両者のカラーが色濃く出た展開なり、中邑が得意の打撃技で真壁を追い込む。
一方の真壁は、パワー殺法を軸にして中邑を後退させると、ボマイェも回避。そして、必殺のキングコング二—ドロップの上を行くドラゴンスープレックスホールドで、ついに中邑を撃破。
試合後は、IWGP王者としての「G1 CLIMAX」2連覇を高らかに宣言すると共に、「サンキューな!」の決めゼリフで大会を締めくくった。
RESULT
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第1試合 20分1本勝負
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第2試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ -
第3試合 20分1本勝負
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第4試合 60分1本勝負
IWGP Jr.タッグ選手権試合- (挑戦者組)
- (第25代王者組)
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第5試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ - 第6試合 各60分1本勝負
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第7試合 無制限1本勝負
スペシャルシングルマッチ 〜DEEP SLEEP TO LOSE〜(ディープ・スリープ・トゥ・ルーズ) -
第8試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (第54代王者)
- (挑戦者)
- IWGP王座・2度目の防衛に成功した真壁が「G1」2連覇を宣言!/勝利者セレモニー