Circuit2010 NEW JAPAN SOUL
- 日時
- 2010年7月19日(月) 14:30開場 15:00開始
- 会場
- 北海道・北翔クロテック月寒ドーム
- 観衆
- 5000
-
第5試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチレフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
矢野は、そのままTAJIRIのヒザを攻め続け、一方的な試合を展開。しかし、TAJIRIは素早くリング下にエスケープすると、矢野の脚を引っ張って転倒させる。そして、鉄柱を利用したヒザ攻撃で逆襲。
リングに戻り、今度はTAJIRIがヒザ攻撃で優位に立つものの、自分のヒザが言うことをきかずに立てなくなってしまう。
それでもTAJIRIは、レフェリーを盾にして矢野の突進を防御。ここで矢野がイスを持ち出し、TAJIRIに向かって打ち下ろす。だが、かわしたTAJIRIが、矢野の脳天めがけてイスをフルスイング。その衝撃でイスの底が吹き飛んだ。
このチャンスにTAJIRIは、バズソーキックを放とうとするが、ヒザから崩れ落ちてしまう。すかさず矢野がスタンディングニーロックを極めると、TAJIRIはあえなくギブアップした。
試合後、矢野がイスを持って襲撃するものの、TAJIRIはグリーンミストで迎撃。矢野は、勝者とは思えない姿で控え室へ逃げ帰った。
だが、TAJIRIのダメージも深刻で、KUSHIDAの肩を借りつつ、痛々しい姿で退場した。
COMMENT
TAJIRI「(「微妙な判定で終わってしまいましたが?」)微妙と言うか、タップしましたっけ? (「闘える状態ではなかったんじゃないでしょうか?」)だけどあのやっとなんか新日本らしいなって、この膝を通して。やっとはじめて1年以上かけて感じれてる気がしてるんで。(「新日本らしいとは?」)
痛みだね。今までも痛かったけどなんかこうシャレになんない痛みっていうか。僕がファンの頃見てた新日本の痛みっていうか。何か靭帯がぶち切れてるらしいんですよ。なんていうか今日はすんでで交わしたけど、ああいう椅子とかね普通の人間は躊躇するでしょ? あの躊躇の無さは……。(「矢野選手に対しては?」)あんまりここでやり返すとか言うとらしくないんで。あえて言わないです、そういうことは。新日本の誰もやらないような方法でなんとかしますよ。こっちをかばってたらこっちまでやっちゃてるんですよ。あの後楽園で中邑のボマイェを食らう前にね、蹴られたときガクッといっちゃたんですよ。まぁやっと新日本らしくなってきていいんじゃないかな? こういう状況で闘う方法をっていうのを考えますよ今回。実際これぐらいがちょうどいいんじゃない矢野とやるのには。まだまだでしょ?(ちょうど1年前の月寒では棚橋選手にグリーンミストをかけて大ブーイングでしたが、今回は大歓声が上がってましたが?)そんな別に人気者になるためにプロレスやってるわけじゃないんで。好き勝手にやってるだけだから。僕はそんなことどうでもいいです。しかし、今日あんな極悪非道の矢野とやって、これで僕が今日もブーイングだったら大変ですね。それでも僕がブーイングだったら。あんなヤツとやったら僕も声援受けるんじゃないかな。ほんとにこれスゲェ痛いんだよ。札幌まで来るのにびっこ引いて来たんだから。それをあえて隠しますよこれから。ドクターのとこ行ってきます(※TAJIRIは足を引きずりながら帰っていった)」