「J SPORTS CROWN」 〜無差別級6人タッグトーナメント〜
- 日時
- 2010年6月29日(火) 18:30開場 19:00開始
- 会場
- 東京・ディファ有明
MATCH REPORT
第3試合には、スーパー・ストロング・マシン&ピンク・ストロング・マシン&トンガ・ストロング・マシンが登場。後藤洋央紀&プリンス・デヴィット&田口 隆祐と対戦した。“ニューマシン軍団”の実力は確かなもので、何度も後藤組を追い込む。しかし最後は、好連携を見せた後藤組の力が勝り、田口がどどんでト ンガを料理した。
第4試合では、高橋裕二郎&内藤哲也&ディック東郷が、ジャイアント・バーナード&カール・アンダーソン&キング・ ファレと対決。IWGPタッグ王座の争奪戦を繰り広げるNO LIMITとバッドインテンションズは、ここでも激しいつばぜり合いを見せる。そんな中、高橋組は経験の浅いファレを捕獲。そのまま一気に攻め立てて勝利 を掴んだ。
第5試合は、棚橋弘至&TAJIRI&KUSHIDAvs長州力&AKIRA&タイチ。この試合は、終盤にAKIRAのム ササビプレスがKUSHIDAに炸裂。そこからフォールに行くものの棚橋がカット。これで息を吹き返したKUSHIDAに勝負を託された棚橋が、スリング ブレイドからのハイフライフローでAKIRAに快勝した。
ところが、試合後に突然現れた飯塚が、特設花道で棚橋を襲撃。必殺のスリーパーホールドで、棚橋を連夜の失神に追い込んでしまった。7月19日札幌の一騎打ちを前に、両者の遺恨がさらに深まった格好となった。
そして迎えたメインイベント。真壁刀義&本間朋晃&オースティン・クリードが、中邑真輔&田中将斗&石井智宏と対戦した。7月19日札幌のIWGPヘビー 級選手権試合を控えている真壁と中邑は、試合開始早々から激しく激突。因縁のライバルならではの真っ向勝負を展開し、観客を熱くさせた。
そんな中、田中の攻撃を受け止めた真壁が、ショートレンジラリアット、パワーボムを繰り出す。続いてのキングコングニードロップはかわされた真壁だった が、田中の必殺技スライディングDをブロック。ところが、ここで中邑が背後からボマイェを発射。これを後頭部へまともに受けた真壁に、今度こそ田中のスラ イディングDがヒット。IWGP王者・真壁がピンフォール負けを喫するという波乱の結末となった。