「J SPORTS CROWN」 〜無差別級6人タッグトーナメント〜
- 日時
- 2010年6月30日(水) 18:30開場 19:00開始
- 会場
- 東京・ディファ有明
MATCH REPORT
まずは第3試合で、後藤洋央紀&プリンス・デヴィット&田口隆祐と、高橋裕二郎&内藤哲也&ディック東郷が対戦。この試合は、新日本を代表するタッグチー ムであるApollo 55とNO LIMITの活躍が特に目を引き、高度な攻防を展開する。さらにNO LIMITは、東郷と共に後藤を攻め込んでいく。しかし、歴戦の勇者である後藤は、持ち前のパワーを発揮して体勢を立て直し、最後は昇天・改で内藤を撃 破。後藤&デヴィット&田口が決勝戦進出を決めた。
続いて第4試合で行なわれたもう一つの準決勝戦では、棚橋弘 至&TAJIRI&KUSHIDAが、中邑真輔&田中将斗&石井智宏と対決した。ここでは宿命のライバルでもある棚橋と中邑が、試合開始早々から真っ向勝 負を展開。そして、TAJIRIとKUSHIDA、田中と石井もそれぞれの持ち味を発揮し、試合はますます白熱したものとなる。しかし最後は、棚橋がスリ ングブレイドから回転十字固めを決める新技スリングブレイドルで石井を料理。後藤たちが待つ決勝戦へ駒を進めた。
そして迎えた決勝 戦。大会屈指の名トリオが対峙したこの試合は、準決勝戦をしのぐ激闘となる。だが、「BEST OF THE SUPER Jr.XVII」初制覇、IWGP Jr.ヘビー級王座初戴冠で勢いに乗るデヴィットが、相棒である田口のアシストを受けて躍動。KUSHIDAの捕獲に成功すると、オーバーヘッドキック、 垂直落下式ブレーンバスター、ダイビングフットスタンプ、スピンキックと畳みかけ、最後は必殺のブラディサンデーでピンフォール勝ちを奪った。
こうして、栄えある無差別級6人タッグ王者となった後藤&デヴィット&田口。試合後にデヴィットが「僕たちはApollo“555”だね」と語れば、後藤も「IWGP6人タッグ王座(の設立)? いいすね」と会心の笑みをのぞかせていた。
RESULT
- デヴィット「新日本Jr.が最強と証明してみせる」/7月11日IWGP Jr.調印式
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第1試合 20分1本勝負
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第2試合 20分1本勝負
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橋誠
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三上 恭佑
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志賀 賢太郎
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AKIRA
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本田多聞
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長州力
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第3試合 無制限1本勝負
J SPORTS CROWN 無差別級6人タッグトーナメント準決勝戦 -
第4試合 無制限1本勝負
J SPORTS CROWN 無差別級6人タッグトーナメント準決勝戦 -
第5試合 30分1本勝負
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第6試合 30分1本勝負
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第7試合 無制限1本勝負
J SPORTS CROWN 無差別級6人タッグトーナメント決勝戦