全国的な真夏日となったこの日、福井市は最高気温30度を記録。そんな中で行なわれた「BEST OF THE SUPER Jr.XIV」福井大会も、好勝負が連続して非常に“熱い”大会となった。
まず、第3試合のAブロック公式リーグ戦ミラノコレクションA.T.vs裕次郎で波乱が起こる。変幻自在のジャベで終始優位に試合を進めていたはずのミラ ノが、裕次郎のパワー殺法でまさかの撃沈。この裕次郎の金星でミラノは2敗目を喫し、一気に窮地へと追い込まれてしまった。
続く第4試合では、タイガーマスクが石狩太一に順当勝利。これでタイガーは4勝2敗の得点8でリーグ戦を終了。タイガーが決勝トーナメントに進出するかどうかは、残りのリーグ戦の結果次第となる。
第5試合のBブロック公式リーグ戦は、C.T.U対決。試合巧者同士が激突したこの試合は、外道のスーパーフライを両膝でガードした稔が、フェバリットホールドであるミノルスペシャルで勝利。2連敗からの3連勝で得点を6に伸ばした。
同じくBブロック公式リーグ戦金本浩二vs内藤哲也は、内藤が金本に対して怯むことなく、積極果敢な攻撃を見せる。だが、最後は力尽き、金本のアンクル ホールドの前に敗退。それでも、金本は試合後のコメントで「内藤の意気込みが伝わった」と内藤を称えるコメントを残した。
そして、セミファイナ ルで行なわれたBブロック公式リーグ戦は、エル・サムライvs田口隆祐の“サムライジム師弟対決”。注目のこの1戦は、サムライの攻撃をしのぎきった田口 が、必殺の“どどん”を炸裂させて勝利。“会長越え”を果たした田口が、無傷の4連勝を飾って決勝トーナメント進出一番乗りを決めた。
■公式戦は30分1本勝負
■準決勝戦
6月16日(土)京都市体育館
Aブロック1位 VS Bブロック2位
Bブロック1位 VS Aブロック2位
■決勝戦
6月17日(日)後楽園ホール
時間無制限1本勝負