いよいよ架橋に入った「BEST OF THE SUPER Jr.XIV」。今宵の阿南大会のメインイベントでは、4戦負けなしで連勝街道を突っ走る井上亘と、最後のリーグ戦となった獣神サンダー・ライガーが激突 した。勢いに乗る井上を捻じ伏せ、最後は必殺のCTBでライガーが勝利。井上はリーグ戦初黒星を喫した。
一方、Bブロックの“無傷の4連勝”田口隆祐は外道と対戦。得意のインサイドワークで田口を翻弄した外道が、外道クラッチでピンフォール勝ちを収め、負け知らずの田口に土をつけた。
6月12日福井大会で外道に勝利し、3勝2敗とようやく白星を先行させた“ディフェンディングチャンピオン”稔は、B×Bハルクとシングル初対決。ハルクの軽快な動きに苦戦しつつも、最後はミノルスペシャルがズバり極まり、稔がギブアップ勝ちした。
これでリーグ戦を全て終えた稔は、最終成績を勝ち点8とし、トーナメント進出の可能性を残した(明日の田辺大会で行われる「金本浩二VS田口隆祐」で田口が勝利するのが条件)。
そして、内藤哲也はエル・サムライをジャパニーズレッグロールクラッチホールドで丸め込んで見事勝利。開幕戦の外道戦に続く、リーグ戦2つ目の大金星を獲得した。
また、第1試合には、本名の湯浅和也でヤングライオン杯に出場した経験もあるGAINA(大阪プロレス)が登場。パートナーの平澤光秀がタイガーマスクに沈められ、試合には敗れたものの、地元徳島のファンをオープニングマッチから大いに沸かせた。
■公式戦は30分1本勝負
■準決勝戦
6月16日(土)京都市体育館
Aブロック1位 VS Bブロック2位
Bブロック1位 VS Aブロック2位
■決勝戦
6月17日(日)後楽園ホール
時間無制限1本勝負