2012年5月のIWGPインターコンチネンタル選手権試合で激闘を繰り広げた後藤と石井が、『NJC』トーナメント2回戦で再戦。
　
　いきなり激しいショルダータックル合戦となり、後藤が競り勝つ。そこから今度は逆水平チョップの打ち合いが繰り広げられ、今度は石井が打ち勝った。
　続いて激しいエルボー合戦となり、後藤が連打で石井を倒す。しかし、立ち上がった石井が、逆水平チョップ連射で巻き返し、後藤ひざまずかせた。
　次に石井がブレーンバスターで投げると、後藤がすぐに追走式ラリアットで逆襲。しかし、石井も負けずにパワースラムで叩きつける。
　さらに石井がエルボー＆逆水平チョップ連射を繰り出すと、後藤は串刺しラリアットで対抗。そこからロープへのぼるも、石井が追いかけて雪崩式ブレーンバスターを敢行。
　すると、後藤が追走式ラリアットを放つが、かわした石井が自らも追走式ラリアットを繰り出し、相打ちへ持ち込む。
　これでまたもやエルボー合戦となり、石井が左右のエルボー連打からラリアットを発射。すると、後藤がバックドロップで反撃するが、石井がすぐに立ち上がってジャーマンスープレックスホイップ。その直後、ラリアットが相打ちになり、両者が同時にダウンした。
　続いて両者が同時に走り、またもやラリアットが相打ちになる。そこから2発目、3発目、4発目のラリアットも相打ちになるが、石井が5発目のラリアットで後藤をなぎ倒す。
　次に石井がパワーボムを仕掛けるも、後藤が頭部へのエルボー連射で脱出。それでも石井はキックをキャッチするが、後藤が反対の脚で延髄斬りをお見舞い。そして、足取り式の変型バックドロップで叩きつける。
　続いて後藤がエルボーを連打すると、石井が張り手を見舞い、次のローリングラリアットをかわす。しかし、後藤が後頭部にヘッドバットを浴びせ、ジャーマンスープレックスで叩きつける。だが、石井もすぐに、ジャンピングバックドロップ、パワーボムで逆襲。
　ここで石井がラリアットをヒットさせるも、後藤が受け止めて2発目を相打ちに持ち込む。そして、今度は後藤がラリアットを発射するが、石井が倒れずにラリアットをお返し。それでも後藤が踏ん張ってラリアットを浴びせるが、石井も耐えてラリアットで報復。しかし、後藤は倒れず、さらにラリアットを放って石井をひざまずかせた。
　さらに後藤がラリアットを繰り出すと、石井が受け止めてヘッドバットで逆襲。そして、ロープへ走ったものの、今度は後藤が受け止めて牛殺しでお返し。さらに、特攻ラリアットからフォールに行くが、カウントは2。
　次に後藤は雪崩式攻撃を狙うが、石井が抵抗してヘッドバットを見舞う。しかし、後藤もヘッドバットでやり返し、雪崩式牛殺しの荒技を敢行する。
　ここで後藤は昇天を予告するが、石井がブレーンバスターに切り返す。これは後藤が切り返したものの、石井が延髄斬り、カウンターラリアットを食らわせ、垂直落下式ブレーンバスターからフォール。だが、カウントは2。
　すると石井は、もう1度ブレーンバスターの体勢に入るが、後藤が回避。そこからまたもやラリアットが相打ちになり、後藤のヘッドバットに石井もヘッドバットを返す。だが、後藤がローリングラリアットでペースを掴み、裏昇天からフォール。
　これは石井が跳ね返すが、今度こそ後藤が昇天・改をさく裂させ、激戦に終止符を打った。
　
　この結果により、後藤は3月23日後楽園の準決勝戦で、スミスと闘うことになった。

石井「フゥ……。どってことねぇ！　こんなもん、どうってことねーんだよ。最後によ、最後に立ってるのはこの俺だ。必ずこの俺が最後に立ってるんだ！」