昨年の『G1 CLIMAX』決勝戦と同一カードとなったオカダvsアンダーソンの『NJC』2回戦。
　
　序盤、ロープ際でクリーンブレイクしたオカダが、レインメーカーポーズ。アンダーソンが怒って襲い掛かると、オカダはいきなりレインメーカーを狙う。これを回避したアンダーソンがガンスタンを仕掛けるが、今度はオカダが回避した。
　その後、アンダーソンがオカダの腕に狙いを定め、ジャンピングニードロップを投下。さらに、エルボースマッシュ、ボディスラムからマシンガンアピールを披露し、「ゴメンナサーイ！」と叫んでセントーンを敢行。だが、オカダがかわして自爆を誘い、コーナーにのぼったアンダーソンをドロップキックで場外に叩き出した。
　場外戦になり、オカダが鉄柵攻撃、串刺しフロントハイキックをお見舞い。さらに、アンダーソンの両脚を鉄柵へ引っ掛け、場外マット上でDDTを食らわせる。
　大ダメージを負ったアンダーソンは、カウント17でリングへ帰還。だが、オカダが低空ランニングフロントキック、変型極楽固めなどで追い討ち。しかし、次のセントーンをアンダーソンがかわし、スピニングスパインバスターで逆転。
　アンダーソンの攻撃は続き、エルボースマッシュ連打、「ゴメンナサーイ！」と叫んでのセントーン、ジャンピングフロントハイキックと畳み掛ける。すると、オカダがフラップジャックで逆襲し、レッドインクの体勢に入るも、アンダーソンがロープへ逃れた。
　その後、アンダーソンがエプロンからトップロープ越しのブレーンバスターを狙うが、オカダが切り返してエプロンに着地。すると、アンダーソンがフロントハイキックを見舞い、ガンスタンの形でオカダの首をトップロープへ叩きつける。
　次にアンダーソンはパワーボムを狙うが、オカダが回避してフロントハイキックで反撃。さらに、リバースネックブリーカー、ボディスラム、ダイビングエルボードロップに繋ぎ、レインメーカーポーズからレインメーカーを発射。これをアンダーソンがかわすと、ヘビーレイン、ドロップキックで追い討ちをかける。
　続いてオカダはレインメーカーを放つが、アンダーソンが回避し、次のドロップキックもかわす。そして、ランニングパワーボムからフォール。
　オカダが返すと、アンダーソンはダイビングリバースガンスタンをさく裂させ、ガンスタンを仕掛ける。これをオカダが受け止め、レインメーカーを発射するも、今度はアンダーソンが回避。
　それでもアンダーソンはガンスタンを狙うが、オカダがかわしてツームストンパイルドライバーの体勢に入る。すると、アンダーソンがバーナードライバーの形に切り返すが、オカダが脱出して背後からショートレンジドロップキック。
　そしてオカダは、今度こそツームストンパイルドライバーからレインメーカーをさく裂させ、アンダーソンを仕留めた。

　試合後、オカダがリングを下りようとすると、「オカダ」コールが起きる。それを聞いた外道がマイクを掴み、「見たか尼崎、オイ！」とアピール。さらに、「俺は言ったよな、オイ？ レインメーカーは必ず復活するぞ！ そして、もう1回、プロレス界の歴史を変えるんだ。『NEW JAPAN CUP』、優勝してよ、レインメーカーの所持物であるIWGP、返してもらうからな。オイ、いいかオイ！ 新日本プロレスによ！ カネの雨が降るぞ！」と、オカダの優勝を予告した。
　
　なお、この結果により、3月23日後楽園の準決勝戦でオカダvs矢野の異色対決が実現することとなった。

オカダ「外道さん、あと二つじゃなかったっすよ。所持物頂くんで、あと三つです（腰を叩きながら）」
外道「ああ、三つだね？　すまなかった。……言ったなぁ、オイ。ああ？　カムバックする、と。間違いねぇ！　優勝するぞオイ！　んで、次はよ〜、オイ。あと三つで所持物、戻ってくるよ！　……鈴木負けたのか、オイ？　負けたのか？　だらしねーなぁ〜オイ（苦笑）。レインメーカーに届かなかったか、オイ？　お預けだな？　ま、とりあえずよ、『NEW JAPAN CUP』優勝して、所持物返してもらおうか？」
オカダ「シッカリもらって。また、歴史を変える闘いが、始まります」