NEW JAPAN CUP 2013

日時: 2013年3月17日(日) 15:00開場　16:00開始
会場: 兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)
観衆: 5,500人（超満員）

第4試合無制限1本勝負
『NEW JAPAN CUP 2013』2回戦

高橋裕二郎
デイビーボーイ・スミスJr.

境界線

11分43秒　ジャンピングパワーボム→エビ固め

※DBスミスJr.が準決勝戦に進出。

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　3月11日の『NJC』1回戦で真壁を下した高橋（裕）が、同じ1回戦で中邑を撃破したスミスと対決。高橋はゴージャスかつエロティックなニューコスチュームで登場。
　
　スミスがヘッドロックを極めると、高橋が手に噛み付いて脱出。そして、串刺し攻撃をかわしてスミスをコーナーへ激突させ、鉄柱を悪用して膝を攻撃する。だが、スミスが脚を引っ込めて高橋を鉄柱へぶつけ、鉄柵攻撃で逆転。
　そこからリングへ戻ると、高橋が膝への集中攻撃で反撃。低空ドロップキック、エルボードロップ、レッグロック、ストンピングなどで攻め立てる。
　これでスミスが動けなくなると、高橋は串刺しフロントハイキック、フィッシャーマンスラム、膝へのヒップドロップ、トップロープを悪用したチンクラッシャーなどで追撃。
　しかし、スミスがバックドロップで巻き返し、カウンターフロントハイキックをお見舞い。そして、ノーザンライトスープレックスホールドを繰り出すも、膝の踏ん張りがきかない。
　さらに、パワーボムを阻止されたスミスだったが、パワースラムで高橋を叩きつける。そして、再びパワーボムを狙うが、高橋が頭部にパンチを連射して脱出。そこからニークラッシャー、裏足4の字固めに繋ぐ。
　だが、スミスがランニングフロントハイキックで巻き返し、ラリアットを受け止める。さらに、ジャーマンスープレックスを回避すると、三度パワーボムを仕掛ける。ところが、高橋が前方回転エビ固めに切り返す。
　しかし、スミスがカウンターキチンシンクで高橋の動きを止め、今度こそパワーボムをお見舞い。これを返されると、ジャンピングパワーボムでとどめを刺した。

COMMENT

スミス「今夜の試合は、ベリー・タフな試合だったな。ユージロー、ヤツはとてもクレバーな選手だ。ヤツのおかげで、俺の脚がイカれてしまい、パワーボムが充分な威力を発揮できなかった。ただし、ユージロー、俺はおまえには強すぎたようだ。俺は、この調子であと2試合、『NEW JAPAN CUP』を優勝して、IWGPヘビー級チャンプのタナハシに挑戦する！　そして、俺のパワーボム、いやキラーボムで息の根を止めてやる！　いいか？　K.E.S、そしてスズキグン、このデイビーボーイ・スミスJr.こそがイチバンなんだ。汚い顔をどけろ!!」
　
※高橋はノーコメント