NEW JAPAN CUP 2013
- 日時
- 2013年3月17日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)
- 観衆
- 5,500人(超満員)
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
棚橋とデヴィットの先発で試合開始。両者がもつれてロープ際へ移動し、棚橋がクリーンブレイクの意思を見せるも、デヴィットが突き飛ばす。
その後、棚橋がカウンターバックエルボー&フライングボディアタックの連続攻撃を決め、デヴィットのポーズを真似る。すると、デヴィットがリープフロッグからドロップキックで反撃し、逸材ポーズでお返しした。
KUSHIDA対田口の場面。田口がドロップキックで先制するが、シェリーが加勢に入って形勢逆転。さらにシェリーが、エプロンからのダイビングボディプレスで追い討ちをかけた。
シェリー対トンガの場面。トンガが、前後の連続リープフロッグから空手チョップ。さらに、シェリーをコーナーへ追い込み、ボディブローを連打する。そして、スイッチしたデヴィットが、串刺し低空ドロップキック、チンロックで続く。
ここから田口が腕ひしぎ逆十字固め、トンガがボディスラム、ジャンピングエルボードロップなどでシェリーに追撃。しかしシェリーは、デヴィットを踏み台にして遠心力をつけ、田口にスイングDDTをお見舞い。
KUSHIDA対田口となり、KUSHIDAがスワンダイブチョップ、アームホイップ、ハンドスプリングエルボー、その場飛びムーンサルトプレスなどと畳み掛ける。苦しくなった田口は低空ドロップキックで反撃するが、シェリーがミサイルキックでKUSHIDAを援護。さらにKUSHIDAとシェリーは、連携攻撃でデヴィットを排除し、田口に踏み台攻撃を仕掛ける。だが、田口が反対にKUSHIDAを踏み台にし、シェリーにドロップキックをお見舞い。そして、延髄斬りでKUSHIDAをダウンさせた。
棚橋対デヴィットの場面。棚橋が、フライングフォーアーム、ボディスラム、ダイビングサンセットフリップ。続いてスリングブレイドを仕掛けるも、回避したデヴィットがブラディサンデーに行く。これを棚橋がかわしてコーナー最上段にのぼるが、デヴィットがジャンピングハイキックで場外に落とす。そして、KUSHIDAも場外に放り捨て、まとめてノータッチトペコンヒーロで押し潰した。
リングに戻り、デヴィットがダイビングフットスタンプを発射するが、棚橋がかわしてスリングブレイドで逆転。だが、次のハイフライフローは、デヴィットが両膝でブロックした。
棚橋対トンガの場面。トンガが、開脚式ドロップキックでKUSHIDAとシェリーを蹴散らし、棚橋には串刺しジャンピングボディアタック、バックドロップで追撃。続いてトンガンツイストの体勢に入るが、棚橋がバク転で切り返し、ファイナルカットで逆襲。
それでもトンガは、スリングブレイドをかわし、コーナー最上段へ飛び乗ってトルニージョを敢行。しかし、今度は棚橋がかわして自爆を誘発し、スリングブレイドでなぎ倒す。そして最後は、ハイフライフローで決着をつけた。
試合後、棚橋とデヴィットが、至近距離で激しく睨み合った。
COMMENT
デヴィット「ヘイ、俺の名前はプリンス・デヴィット。IWGPジュニアヘビー級のチャンピオンだ。だが、俺はけして、このままジュニアだけに満足しているわけでではない! なぜなら、俺はベスト・レスラー・イン・ザ・ワールド! このベルトを持ったまま、ヘビー級のチャンピオンにもなるし、ヘビータッグのベルトも奪い、さらにジュニアタッグのチャンピオンにもなってやる!! もちろん、ここにいるマイ・ベストパートナー、タグチと一緒にだ! そうだろ?」
※田口と握手
デヴィット「いいか? 重要なのは俺たちが何をどうするか、なんだ。たとえどんなスタイルであろうと構わない。ストロングスタイルであろうが、フリースタイル、ストリートファイト、柔術、柔道、マーシャルアーツだって構わないよ。俺こそが、ベストだということを証明し続けてやる! そして、おまえたち! 俺のTwitterをチェックしているか? 数日前から、俺は、スズキ・ミノル、ナガタ、ナカムラなどに対して、言いたいことをツイートしてきた。俺の言いたいことは、すべてTwitterを見れば、理解できる。俺のTwitterをチェックしてくれ! もし俺に言いたいことがあれば、Twitterにリプライをくれてもいい。俺は、今日も明日も、ドンドン俺の気持ちをツイートしていくつもりだ。……そして、ニュージャパンのオフィスが、この俺が言いたい放題してるのを見て、「デヴィット、最近いろんな選手を挑発しすぎだ、と。『このままだと襲われる可能性もある。誰かボディガードでも付けたほうがいいんじゃないか?』と。もちろん、そんなセキュリティなんかいらないさ。俺にはタグチがいるし、俺自身が自分のバウンサー(用心棒)として生きていくんだ!」