POWER STRUGGLE

日時: 2011年11月12日(土) 17:00開場　18:00開始
会場: 大阪・大阪府立体育会館
観衆: 6,000人（超満員）

第1試合 20分1本勝負

キラーラビット
邪道

タマ・トンガ
外道

境界線

04分32秒　コンプリートショット→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　大阪大会のオープニングマッチとして組まれたラビットと邪道＆外道の因縁対決。なんと、トンガもラビットのマスクで登場し、いつものように「キャーホー！」と絶叫。そして、ヘッドバット連射でラビットに気合を入れるが、ラビットは膝から崩れ落ちてしまう。
　
　そんな中、トンガと邪道の先発で試合が始まり、トンガがヘッドバットを乱れ打ち。それでも邪道はファイティングポーズを取るが、いきなり前のめりでダウンしてしまった。
　そこへ外道が乱入すると、トンガは前後の連続リープフロッグから空手チョップをお見舞い。そして、串刺しジャンピングボディアタックで、外道と邪道を次々に押し潰す。ところが、邪道が背後から組みつき、クロスフェースオブJADOで逆襲。これはラビットが救助したものの、邪道と外道はトンガに集中攻撃を開始する。
　しかし、トンガはドロップキックで邪道たちを同時にダウンさせ、自軍コーナーへ帰還。タッチを受けたラビットは、ラリアットを連発して邪道と外道を倒し、外道にはパンチ連射、ローリングラリアット、空中胴締め落とし、独特のアクションからのエルボードロップで追撃。
　さらにラビットは、ボディスラムで外道を叩きつけ、コーナー2段目に乗って自慢の耳を広げる。そして、フィストドロップを投下するものの、外道にかわされて自爆。
　ここで邪道もリングに入り、トレイン攻撃を敢行。そして、邪道の河津落としから外道がトラースキックを叩き込み、フォールに行く。
　これをトンガがカットすると、邪道がクロスフェースオブJADOで分断。そして、外道がコンプリートショットからの片エビ固めで、ラビットからあっさり3カウントを奪った。
　
　試合後、邪道がトンガのマスクを剥ぎ取り、外道もラビットのマスクを完全に剥ぎ取ってしまう。ラビットは、顔をタオルで覆い、三上の肩を借りて退場した。

COMMENT

邪道「なんだ、こりゃ、オイ！ラビット、オイ！（ラビットマスクを叩きつけて）WOOOOOOOO！」
外道「（マスクを二枚掲げて）オイ、ウサギ狩り成功だ！ウサギハント成功だオラ！アイム・ナット・ラビット!! ああ〜？」
　
ラビット「ノー！違う、違うんだって！夢壊れたって！アイムラビット！」
——なにが違うんですか？
ラビット「俺は人間じゃない！アイムラビット！ノー！ノー！」
——このまま黙っているというわけにはいかないですよね？
ラビット「ジャドー、ゲドー！タマ・トンガろラビットがやられたけど、今度はお前らのタマトルガ！」
——もう1回お願いします。
ラビット「今度は、お前らの、タマトルガ！」
トンガ「ジャドー、ゲドー、次だ、次！次は絶対勝って、オマエの顔を取ってやる！ウス！」
ラビット「ノー！」