メインイベント終了後、矢野がレッドシューズ海野を襲撃し、またしてもIWGPベルトを持ち逃げ。そして、特設花道上で勝ち誇るが、そこに永田が登場。エルボーを食らわせて矢野をリングへ連れて行くと、棚橋と一緒にダブルジャンピングハイキックを食らわせる。
　
　そして永田はマイクを掴み、「棚橋！ オマエが奪われたベルトを取り返してやったぞ！ ホラ！」と言いつつ、棚橋にIWGPベルトを手渡す。そして、「今度こそ！ 俺の挑戦、受けるな!!」と、改めて棚橋に挑戦表明。
　
　これに対し、棚橋が「永田さん、あなたの青義とこのベルトを懸けてやりましょう！」と返答。すると永田は「決まりだな！いいんだね！ 挑戦しちゃって？ よし、やろう！」と言い、棚橋と握手をかわした。
　
　続いて、棚橋へ認定証、勝利者トロフィー、勝利者賞が送られ、最後にチャンピオンベルトが贈呈される。これで場内が「棚橋」コールに包まれる中、勝利者インタビューが行なわれた。
 
■勝利者インタビュー
——ベルトが戻って来たチャンピオン、棚橋弘至選手です！ おめでとうございます！
棚橋「やっと戻って来ました！ ありがとうございます！（※大拍手）」
 
——（矢野が貼った）ガムテープを剥がし、本来あるべき場所に、ベルトが戻って来ました。お気持ちは？
棚橋「当たり前のことを言うんですけど、俺が一番似合いますね（※大歓声）」
 
——今日は、いつもとは違う厳しい表情も見られましたが？
棚橋「ベルトを獲られて、そのあいだ溜めていた怒りを出したかったんで、今日は黒のカッコいいヤツにしました（※大拍手）」
 
——ようやく笑顔が見られ、ファンもホッとしたと思います。
棚橋「ありがとうございます！ これからもドンドン盛り上げて行くんで、またよろしくお願いします！ ありがとうございました！（※大拍手）」
 
——そして、試合後には永田選手がやって来て、挑戦を表明しました。
棚橋「『来るな』と思ってましたから、次の防衛戦は！ 永田とやります！（※大拍手）」
 
——防衛記録もかかっていますね？
棚橋「余裕で抜かします！（※大歓声）」
 
——最後にメッセージをお願いします。
棚橋「（※大コールを受け）大阪にーーー!! キターーー!!（※大歓声） 皆さん、2011年最後の大阪ビッグマッチ、こんなにたくさん来てくれて、ありがとうございました！（※大拍手） 2012年も、また大阪にチャンピオンとして帰って来ます！ ありがとうございました！」
　
　ここで、さらに大きな「棚橋」コールが起こり、棚橋は合計3回のエアギターを敢行。ケースからギターを取り出してチューニングをする動作に始まり、3回目の演奏の際にはリングサイドへ詰め掛けたファンからギターをエアで受け取った。
　
　その後、改めてファンに挨拶した棚橋は、「大阪の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」と絶叫。それと同時に、金色のテープがキャノンで発射された。

勝利者賞：お好み焼きゆかり、プロレスバー・カウント2.99