POWER STRUGGLE
- 日時
- 2011年11月12日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 6,000人(超満員)
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第5試合 60分1本勝負
IWGP Jr.タッグ選手権試合- (第29代王者組/NRC)
- (挑戦者組)
※王者組が初防衛に成功。
MATCH REPORT
リチャーズとタイガーの先発で試合開始。タイガーがキック連射、ローリングソバット、フロントネックチャンスリーで畳み掛ける。
ロメロ対KUSHIDAの場面。KUSHIDAがロメロとリチャーズを場外へ追い込み、トペコンヒーロをお見舞い。
リングに戻ると、さらにKUSHIDAがロメロを攻め込む。だが、ロープワークを控えのリチャーズが妨害し、ロメロがロープ際でラリアットを発射。これで場外に転落したKUSHIDAに対し、NRCが波状攻撃を開始する。
ロメロの連続串刺し攻撃、リチャーズのサーフボードストレッチなどで苦しんだKUSHIDAだったが、リチャーズのラリアットをかわし、延髄斬りをお見舞い。さらに、ロメロにはハンドスプリングエルボーを食らわせ、ようやく脱出に成功。
替わったタイガーは、キック連射、タイガードライバー、風車式バックブリーカーなどでロメロに追撃。そこからリチャーズ対タイガーとなり、両者のフライングボディアタックが相打ちになる。大ダメージを負ったタイガーだったが、ローリングソバットでリチャーズを吹き飛ばし、KUSHIDAとスイッチ。
そのKUSHIDAは、リチャーズのラリアットをかわし、スイングDDT。そして、タイガーとのダブルドロップキックで追撃すると、バズソーキックを発射。しかし、かわしたリチャーズがハンドスプリングエルボーを受け止め、コントラクトキラーの体勢に入る。
だが、タイガーがエプロンからロメロへドロップキックを浴びせ、辛うじて阻止。するとKUSHIDAは、ジャパニーズレッグロールクラッチホールドで、リチャーズに3カウントを迫る。
これをリチャーズが返すと、KUSHIDAとタイガーは雪崩式合体ダブルアームスープレックスを敢行。そして、KUSHIDAが今度こそバズソーキックをヒットさせてフォールへ行くものの、ロメロがカット。
そのロメロを、タイガーがトペスイシーダで分断する中、KUSHIDAがムーンサルトプレスからフォールへ行くが、リチャーズはキックアウト。するとKUSHIDAは、ミッドナイトエクスプレスに行こうとするが、ロメロが脚にしがみついて妨害。
この間に復活したリチャーズは、ロメロとのダブルインパクト式ニーアタック、垂直落下式ブレーンバスターでKUSHIDAに追撃。そして最後は、今度こそコントラクトキラーを炸裂させ、初防衛に成功した。
試合後、ロメロがIWGP Jr.タッグベルトを掲げ、「フォーエバー! エバー! エバー! フォーエバー!……」などと、何度も絶叫した。
COMMENT
リチャーズ「ヘイ、ニュージャパン! 強いレスラー、誰でもいいから連れてこいよ!俺たちはすべてノックダウンしてみせる!」
ロメロ「N! R! C! 俺たちがチャンピオンなんだ! フォーエバー!アンド・エバ〜〜〜!」
リチャーズ「カモン、ロッキー!」
KUSHIDA「IWGPに届かない。どのくらい厚さがある壁なのかもわからない。わからないだけに、なんか、手が届きそうなだけに悔しいですね」
タイガー「ごめん」
KUSHIDA「すいません、ありがとうございました」
タイガー「いやぁ、最初クッシーが勢いよく出てね、クッシーがずーっといってたから、僕も任せちゃったところがあって、申し訳なかったですね。先シリーズからクッシーがもの凄く燃えてたし、新日本プロレスに来て2度目のタイトル挑戦だしね、僕が目立つというか、クッシーに行ってほしいというのがあったから、それを出しすぎちゃったのがいけなかったね。今日の敗因は、作戦ミスですね。いける。絶対俺達、クッシー、いけるよ。俺達タッグ組んで、まだ1ヵ月経ってないからね、トータルしたって。何日間だよ。それでもここまで出来る。申し訳ないクッシー」
KUSHIDA「いえいえ、ありがとうございました。でも、チャンピオンは強かったですね」
タイガー「強くない!上手い、それだけ。アイツらは上手いよ。強くはないね、今日やってみてわかった。アイツらタッグは強くないよ。シングルの方が強いよ、全然。俺ら変わんないよ、タッグだったら。シングルだったらアイツら確かに上手いよ、強いよ。タッグは認めねぇ。強くなんかねぇ、ただ上手いだけ。次ライガーさんとって言ってたけど、、もう一回クッシーといくよ。いや、クッシーと獲れるまでいくよ。俺はクッシーの気持ち凄くわかる。新日本に入ってきて、自分でもの凄く苦労してる部分あるし。俺も同じだったし。俺はそれをヘルプするよ。俺はクッシーと獲れるまでいく」
KUSHIDA「後はデイビー・リチャーズ。ロメロも上手いけど、デイビー・リチャーズ魅力的ですね。同世代のライバル、また一人。飯伏とか、内藤とか。ムカツクんで、上にいかれてるんで。デイビー・リチャーズもその倒すべき一人に加わったなと。落ち込まない。また明日からがんばります。本当に大阪のファンの人達の応援、ありがとうございました。力になりました」