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強敵の田中を下し、IWGPヘビー級王座3度目の防衛に成功した真壁に、認定証、トロフィー、勝利者賞が手渡され、最後にその腰へチャンピオンベルトが巻かれた。
そして、テレビ朝日の野上慎平アナウンサーがリングに上がり、勝利者インタビューを開始。ところが、真壁の名前を言い間違えてしまい、真壁の激しいツッコミとファンの大ブーイングを浴びてしまう。しかし、真壁が笑顔を見せ、改めて勝利者インタビューが開始された。
--闘いを振り返っていかがでしたか？
真壁「お前ら見たとおりだろ。な？ 野郎（田中）の存在を殺して、野郎は俺の存在を殺して、それが闘いだよ。プロレスだよ。わかってんだろ、お前ら？（※大歓声） 選手としては（田中は）最高じゃねぇかよ。それだけだ（※大歓声）」
--真壁選手が唯一の師匠だと言っていた山本小鉄さんが亡くなって、初めてのIWGP戦でした。改めて気持ちを聞かせて下さい。
真壁「まあ、基本、たぶんお前らにはわかんねぇと思う。俺が地獄の新弟子時代を過ごしているときに、山本こてっちゃんが入門2〜3週間の俺の名前を覚えてくれて、俺の名前を呼んでくれて、ケアしてくれた。それがすべてのあの人の器の大きさだと思う。それができるヤツ、できないヤツ、色々いるけど、俺の中では最高の人だった。ただそれだけだよ。それと試合は関係ねぇ！（※大歓声）」
--そして10月11日両国国技館で「G1 CLIMAX」チャンピオンの小島選手が挑戦します。
真壁「オイ！ お前ら！ 俺はIWGPチャンピオンだよ！ どっかのゴマすり野郎！ G1チャンピオンか!? 言っとくけどプロレスはケンカだからな！ 俺がテメェの存在を消してやるからな！ オイ!! そこに座ってる小ダヌキ！ テメェに言ってんだよ!!（とテレビ解説席の小島を挑発）」
ここで小島が立ち上がり、エプロンに立って真壁と睨み合う。しかし真壁は「オイ！ そこのタヌキ！ ここは俺のステージだ。下りろ！」と小島に言い放つ。すると小島は冷静にリングを下り、そのまま退場した。
それを見届けた真壁は「オイ、いいか。神戸のテメェら。ホントはよ、いつもの決まり文句？ テメェらに言いたいんだよ。だけどな、神戸、両国、俺の中では連戦なんだよ！ いいか、連戦を制したときによ、俺は声出してやるよ。いいか、テメェら、現実見に来いよ、この野郎!! それだけだ!! ファ○ク・オン!!」とマイクアピール。そして、大歓声の中、威風堂々と退場して行った。
