初代NJPW WORLD認定TV王者のザックが、2度目の防衛戦でコナーズと対決。
序盤、コナーズがロープ際でクリーンブレイクするも、ザックがエルボースマッシュで不意打ち。ここから両者がエキサイトし、エルボースマッシュの打ち合いになる。
その後、ザックがショルダータックルを繰り出すと、コナーズが2連続で受け止める。そして、カウンターフロントハイキックを食らっても怯まず、ジープフリップで吹き飛ばす。
さらにコナーズは、ザックの頭部へパンチを浴びせ、胸板へ逆水平チョップを叩き込む。それでもザックは前へ出て挑発するが、コナーズが強烈な逆水平チョップで吹き飛ばす。
それでもザックがエルボースマッシュを浴びせると、コナーズは逆水平チョップで応戦。するとザックはコブラツイストを繰り出すが、コナーズが前方へ投げ捨てる。
しかし、ザックがフライングメイヤーでコナーズを投げ捨て、ネックツイストから変型ヘッドシザースで絞る。そして、レッグスプリットから左足首を捻り、弓矢固めへ繋ぐ。
さらにザックは、コナーズを青コーナーへ追い詰め、トーキックを連発して挑発。するとコナーズは逆水平チョップ3連打を浴びせるが、ザックがミドルキックで報復。
ザックの攻勢は続き、コナーズの左手を捻ってダメージを蓄積させる。しかし、コナーズはジープフリップで逆転し、串刺しバックエルボー、串刺しタックルで追撃。
するとザックはフロントネックロックを極めるが、コナーズが後方へ投げ捨てて脱出。そして、助走をつけたストンピングでザックを踏み潰す。
続いてコナーズはブレーンバスターの体勢に入るが、ザックが腕を取って投げ飛ばす。その後、コナーズがエルボー、ザックがエルボースマッシュを交互に打ち合う。
そこからザックがコナーズの腕にオーバーヘッドキックを食らわせ、ジャーマンスープレックスホイップで追撃。そして、フロントハイキックに繋ぐも、コナーズがカウンターラリアット、ブレーンバスターで巻き返す。
するとザックはカウンターニーアタックで逆襲し、コナーズのスピアーを受け止めて変型肩固めで捕獲。さらに、変型ヘッドシザース、逆片エビ固めと変幻自在に攻め立てる。
これをコナーズがロープへ逃れた時点で残り試合時間5分となり、ザックが放ったランニングローキックをコナーズが受け止める。するとザックはその体勢から左右の張り手を7連発で見舞うが、コナーズがヘッドバットでやり返す。
それでもザックはドラゴンスープレックスホールドを炸裂させるが、カウントは2。ここで残り試合時間4分となり、ザックがローキック3連打、ランニングローキックを見舞う。
だが、コナーズがスピアーで逆転し、パワースラムから押さえ込む。それでもザックは指関節を捻って流れを引き戻し、腕にエルボースマッシュを食らわせる。
それでもコナーズは逆水平チョップを見舞うが、ザックがすぐにカウンターエルボースマッシュで報復。するとコナーズは逆さ押さえ込みを繰り出し、ザックが返した直後にパワーボムを炸裂させる。
残り試合時間2分となり、コナーズがヨーロピアンクラッチをスリーパーホールドに切り返す。そして、トロフィーキルでとどめを狙うが、ザックが三角絞めに切り返す。
これをコナーズが脱出してアンクルホールドを繰り出すが、ザックが切り返し、変型アームバーでギブアップを奪った。
試合後、ザックは勝ち名乗りを受けると、金色に光輝くベルトを誇示。
そして、ザックが特設花道を下がると、新日本プロレスLA DOJOでコナーズと一緒に練習していたナイトが立ちふさがる。
するとザックは、ナイトを言葉をかわし、余裕の笑みを浮かべて退場。ナイトも納得した表情でバックステージへ下がった。
Battle in the Valley
- 日時
- 2023年2月19日(日) 18:00(PST)開場 19:00(PST)開始
- 会場
- アメリカ・San Jose Civic(カリフォルニア州・サンノゼ)
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第6試合 15分1本勝負
NJPW WORLD認定 TV選手権試合<初代チャンピオン>
<チャレンジャー>
※ザックが2度目の防衛に成功レフェリー|中林泰人
MATCH REPORT
COMMENT
※ザック・セイバーJr.はノーコメント
コナーズ「俺はとても頭にきてるんだ。この後ろで流している試合をやったんだ。(会見場の横のモニターを指差しながら)それだよ、それを見てみろ。(カメラを)そっちに回したか?(モニターにザックが映る。ザックのことを指差し)見ろよ、あれは戦うチャンピオンだ。それも素晴らしいチャンピオンだ」
コナーズ「俺の体は十分に鍛え上げられていない。俺はそのことに、自分自身に本当に腹が立っているんだ。俺はもっと準備をしておくべきだった。俺次第だったのに。こんな試合は二度とない。これは(酒を)飲むしかないな」