第5試合は「フィルシールールズ・ファイト」として、『NJPW STRONG』で抗争を繰り広げてきたホミサイドとトム・ローラーが遺恨決着戦。この試合はノーロープのリングで試合が行なわれ、ノーDQマッチ形式。勝敗はピンフォール、ギブアップ、KOでの決着となる。危険なルールでの戦いは、序盤から大荒れとなるのは間違いない。
ロープが外されたリングに、まずはホミサイドがリングイン。続いてローラーが陽気に入場。リングに上がったローラーは、オープンフィンガーグローブを装着する。
ゴング前にホミサイドがランニングエルボーを連発しカバー。ローラーは返すと、ホミサイドを場外に突き飛ばし、リングからサッカーボールキック。
そしてローラーはトラッシュ缶のフタでホミサイドの頭部を乱打。さらにトラッシュ缶をホミサイドに叩きつけてから、場外を一周してサッカーボールキック。
勢いに乗るローラーは、ホミサイドをイスで殴りつけ、さらに花道を疾走して突進。だが、ホミサイドはイスを投げつける。
今度はホミサイドがトラッシュのフタで殴打。そしてローラーがリングに戻ると、エクスプロイダーで叩きつけてカバー。ローラーがカウント2ではね返すと、ホミサイドはコーナーに打ち付け、そしてトラッシュのボードで乱打する。
さらにホミサイドはローラーをDDTで突き刺すと、大きなラダーをリング下から取り出す。そしてホミサイドは竹刀でローラーを殴りつけてから、今度はフォークを手にする。
するとローラーは両足タックルから、膝固めへ。だが、ホミサイドはフォークをローラーの足に突き立てて脱出。
続いてホミサイドはカッターからカバーするが、ローラーはカウント2ではね返す。今度はローラーがホミサイドを鉄柱に打ち付け、そして場外のホミサイドにリングからダッシュしてボディアタック。
ここでローラーがラダーをリングに上げる。ローラーはイスでホミサイドを殴りつけてから、パンチを連発。そしてローラーはホミサイドのツールボックスの中から、止血用の道具をメリケンサックのように用いてホミサイドを殴りつける。
戦場がリングに戻ると、ローラーはロープの金具をホミサイドの鼻に引っ掛けようとする。未遂に終わると、ローラーは止血用の道具でスーパーマンパンチ。だが、これはホミサイドがかわす。
そしてホミサイドはイスをローラーに投げつけ、リング下から大きなドアを取り出す。ホミサイドはローラーにネックブリーカードロップを決め、トラッシュ缶で殴打。
続いてホミサイドはトラッシュ缶に向けて叩きつけようとするが、逆にローラーがスパインバスターのようにホミサイドをトラッシュ缶に投げつける。
そしてローラーはホミサイドを担ぎ上げ、場外のドア目掛けて投げつけようとする。しかし、ホミサイドはこらえ、スリーアミーゴスへ。だが、3発目をしのいだローラーはジャーマンを連発。
しかし、3発目はホミサイドが回避。そしてホミサイドはブレーンバスターを決めるも、ローラーも追撃のジャーマンをお見舞い。
ローラーはホミサイドの技を切り抜けて延髄斬り。さらに顔面ニーからカミゴェを決め、スリーパーへ。だが、ホミサイドは肩に担ぎ上げると、場外のドアに向けてデスバレーボムを敢行。衝撃でドアは真っ二つに。
ホミサイドはローラーをリングに投げ入れ、ドアの破片の上にパイルドライバー。しかし、カバーはローラーがカウント2ではね返す。
ならばとホミサイドはダ・コップ・キラーを狙うが、ローラーは回避。するとホミサイドはパイルドライバーの体勢に入るも、ローラーはショルダースルーでラダーの上にホミサイドを落とす。
さらにローラーはイスを投げつけてからサッカーボールキックを炸裂。しかし、カバーはホミサイドがカウント2ではね返す。
するとローラーはドアの破片でホミサイドを殴りつけ、イスをホミサイドの顔面に載せる。そしてラダーを上り、そこからダイビングヘッドバットを炸裂。しかし、カバーはホミサイドがカウント2ではね返す。
ならばとローラーは雄叫びを上げ、NKOTB一閃。そして胴絞めスリーパーを決めると、ホミサイドの動きが止まり、レフェリーが試合をストップ。ローラーが遺恨決着戦を制した。
試合後、ローラーはタイツを脱いで、気合いの雄叫び。そして堂々と花道を下がった。