第6代王者のオカダに、棚橋が挑む「IWGP世界ヘビー級選手権試合」。オカダは2.11大阪で鷹木信悟の挑戦を退け、初防衛に成功。“サンノゼで新日本プロレスの闘いを見せるにふさわしい相手”として、自ら棚橋を挑戦者に指名した。両者のシングル対決は、2021年9月19日大阪の『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦以来約1年5ヶ月ぶりで、オカダがレインメーカーで勝利している。
序盤、棚橋がカウンターバックエルボー→フライングボディアタックの連続攻撃を見舞い、エアギターで場内を沸かせる。しかし、直後にオカダが棚橋をコーナー最上段へ座らせ、ドロップキックで場外へ落とす。
場外戦になり、オカダが棚橋の背中を鉄柵とエプロンへ叩きつける。そして、特設花道上でDDTをお見舞い。
リングへ戻ったオカダは、バックエルボー、DDT、スイングネックブリーカーなどで棚橋に追撃。だが、棚橋はカウンターキックで流れを変えてエルボー連打を浴びせ、フライングフォーアームへ繋ぐ。
ここから棚橋のペースとなり、エルボー&太陽ブロー連打、ボディスラム、ダイビングサンセットフリップ、ドラゴンスクリューなどで畳みかける。そして、場外へ転落したオカダに対し、ニュートラルコーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローを敢行。
するとオカダは、フラップジャックで逆襲。それでも棚橋は脚に低空ドロップキックを見舞うが、オカダはリバースネックブリーカーへ繋ぐ。
続いてオカダは棚橋をボディスラムで投げ、ニュートラルコーナー最上段からダイビングエルボードロップをお見舞い。そして、レインメーカーポーズからレインメーカーを狙うも、棚橋が脱出。
するとオカダはマネークリップを極め、棚橋が抵抗するとポジションを変えてさらに絞り上げる。しかし、棚橋はロープへ脚を伸ばす。
続いてオカダは棚橋の右手を掴み、ショートレンジラリアットを発射。しかし、棚橋が回避し、ダルマ式ジャーマンスープレックスホールドで3カウントを迫る。
さらに棚橋は、その場飛びスリングブレイドへ繋ぎ、うつ伏せになったオカダをハイフライフローで押し潰す。そして、オカダを仰向けにしてハイフライフローを放つが、両膝でブロックされてしまう。
その後、エルボー合戦からオカダがエルボースマッシュを浴びせると、棚橋はエルボー→太陽ブロー→エルボースマッシュの3弾攻撃で対抗。だが、オカダがショットガンドロップキックで吹き飛ばす。
それでも棚橋は張り手からロープへ走るが、オカダがカウンタードロップキックで迎撃。そして、変型パイルドライバーからレインメーカーにいくが、棚橋が膝へトーキックを見舞って身を守る。
それでもオカダが手を掴み続けると、棚橋が張り手を食らわせ、その場飛びスリングブレイドでなぎ倒す。そして、青コーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローを敢行するが、オカダが下からのカウンタードロップキックで撃ち落とす。
ここでオカダはレインメーカーを狙うが、棚橋が首固めに切り返す。しかし、オカダがレインメーカー式延髄斬りを食らわせ、エメラルドフロウジョン式パイルドライバーで突き刺す。そして最後は(正調)レインメーカーを炸裂させ、棚橋を葬った。
Battle in the Valley
- 日時
- 2023年2月19日(日) 18:00(PST)開場 19:00(PST)開始
- 会場
- アメリカ・San Jose Civic(カリフォルニア州・サンノゼ)
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第8試合 60分1本勝負
ダブルメインイベントⅡ IWGP世界ヘビー級選手権試合<第6代 チャンピオン>
<チャレンジャー>
※オカダが2度目の防衛に成功レフェリー|ジェレミー・マーカス
MATCH REPORT
COMMENT
オカダ「サンキュー・ベリマッチ。ふう…。ホントにこうやってね、チャンピオンとして棚橋さんと闘えて、新日本プロレスの闘いというのを、サンノゼのアメリカのみなさんに見せることができて本当に良かったなと思います」
オカダ「ま、リング上で言ったように、棚橋さん、まだまだ老け込むのは早いでしょう? 俺とIWGPタッグどうですか? 俺はね、また去年以上に盛り上げたい。そう考えたらね、またタッグのベルトも狙っていきたいと思うし。俺と棚橋さんで、正直、戦績はそんなに良くないけれども、シッカリと俺らの闘いってモノをまた見せて、今度はタッグチームチャンピオンとして、サンノゼに帰ってきましょう」
オカダ「ま、サプライズでモネが来ましたけども。また、こうやってね、女子と男子が一緒に試合することもあるし、またそこでもドリームタッグができたらいいなと思います。サンキュー・ベリマッチ、サンノゼ」
※棚橋はノーコメント