新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents G1 CLIMAX 32

日時
2022年8月6日(土)   15:30開場 17:00開始
会場
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
放送
バナー
観衆
3,370人

第9試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 32』Dブロック公式戦

VS

  • (2勝2敗=4点)

  • (2勝2敗=4点)

境界線

レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 メインイベントは鷹木信悟(1勝2敗=勝ち点2)vsウィル・オスプレイ(2勝1敗=勝ち点4)の『G1 CLIMAX 32』Dブロック公式戦だ。過去にジュニア時代の『BEST OF THE SUPER Jr』決勝戦や、『NEW JAPAN CUP』決勝戦、そしてIWGP世界ヘビー級選手権と大一番でぶつかり合ってきた両雄が、今年の『G1』公式戦でも激突する。なお、2020年の『G1』公式戦でも対戦しており、その時は鷹木が勝利している。

 ゴングが鳴るとジリジリと近寄る両者。鷹木がハンマーロックを仕掛ければ、オスプレイもすぐにヘッドロックに切り返す。これを突き放した鷹木。オスプレイのショルダータックルを受けると、逆にお返しのショルダータックル。続けてショルダータックルを放ってふっ飛ばした。
 だが、オスプレイも続いてコーナーホイップで投げられても鷹木の攻撃をひらりと避け、アームホイップ。ドロップキックを発射する。これはスカされたものの、続く鷹木のセントーンもスカしてみせる。
 そして今度はオスプレイが鷹木をコーナーホイップ。しかし、鷹木は突っ込んできたオスプレイを自爆させるとヒップトスで叩きつけてみせた。そしてサーフボードストレッチに捕獲した鷹木。コーナーに押し込み痛めつけると、キチンシンクからブレーンバスターだ。
 グラウンドに持ち込んだ鷹木はボディシザース。ここはオスプレイもロープエスケープ。ならばと鷹木はネッククランクだ。オスプレイが逃れるとニーリフトで追撃。ならばとオスプレイは逆水平チョップで反撃だ。そして串刺し式のバックエルボーからロープに走ったオスプレイ。
 鷹木はバックエルボー、グーパンチで迎撃し、龍魂ラリアットと見せかけてのDDTだ。しかし、オスプレイはこれを回転して着地。逆にドロップキックで蹴り飛ばして場外に鷹木を転落させるとプランチャだ。
 そして鷹木をリングに戻すと鷹木の首筋にエルボー、胸板には逆水平チョップだ。さらにヘッドバットを連発して痛めつけていく。さらにオスプレイはバックブリーカー。たまらず鷹木もエプロンにエスケープだ。
 ならばとオスプレイは鷹木の顔面を踏みつけ、立ち上がってくるとキックでダウンさせる。そしてブレーンバスターの体勢に入ったオスプレイ。これは鷹木も踏ん張る。ならばとオスプレイはエプロンに着地し、ピッピーチェリを狙うが、鷹木もこれを避けてバックエルボー、グーパンチからの龍魂ラリアットだ。
 そしてショルダータックル、ボディスラムを繰り出した鷹木。続けてショルダースルーで投げ飛ばし、ロープを背負ったオスプレイをパンピングボンバーで場外に転落させる。鷹木はすぐにオスプレイをリングに戻し、串刺し式のパンピングボンバー。続けてエルボー連打だ。
 そしてネックスクリューを放ってから「キタキタキター!」と叫んで熨斗紙へ。これはオスプレイも回避。鷹木が熨斗紙でのフェイントを挟んでブレーンバスターを仕掛けてくるとスタナーで切り返してみせる。そしてピッピーチェリオで追撃だ。
 さらに鷹木が立ち上がると逆水平チョップ、ステップキックを連打したオスプレイ。しかし、鷹木は自らコーナーに顔面を打ち付けて気合いを入れる。ならばとオスプレイはステップキックからオスカッターだ。
 しかし、ロープに飛び乗ったところを鷹木が捕獲。アルゼンチンバックブリーカーの体勢で持ち上げる。オスプレイもすぐに着地して、尻餅をついていた鷹木にキック。鷹木が避けるとその場飛びのムーンサルトを放つが、鷹木はヒザを立てて防御だ。
 そして座っているオスプレイの首筋にエルボーを連打してからスライディング式のパンピングボンバーを発射する。だが、これを避けたオスプレイはハイキック。鷹木もこれを避けると、オスプレイはハンドスプリングだ。
 しかし、鷹木はこれをキャッチして投げっぱなしジャーマン。これをオスプレイは着地してすぐさまジャンピングハイキックを炸裂させる。さらにオスプレイはそれでもパンピングボンバーを放ってくる鷹木の右腕を軸に一回転してパワーボムだ。
 しかし、鷹木も着地してパンピングボンバー。これも避けたオスプレイは今度こそハンドスプリング式のレッグラリアットを炸裂させる。しかし、倒れない鷹木はすぐさまスライディング式のエルボーを発射。オスプレイはこれも避ける。そしてヒザ立ちの鷹木にハイキックを放って両者ダウンとなった。
 立ち上がったオスプレイが串刺し式のビッグブーツで追撃。そして鷹木をコーナーのセカンドロープに乗せると、自身はトップロープへ。ダブルアームの体勢に捕獲する。これは鷹木が振り解くとオスプレイはエプロンに着地。すぐにトップロープに飛び乗る。
 そのオスプレイをファイヤーマンズキャリーで担いだ鷹木。オスプレイはこれを脱出してリングに着地すると、下からハイキックで蹴り上げる。そしてコーナーのトップロープに上がると、鷹木を立たせて雪崩式のスパニッシュフライだ。
 続けてコーナートップに上がると450°スプラッシュを投下して追撃。それでも立ち上がってくる鷹木にローリングエルボーからストームブレイカーを狙う。鷹木がリバースすると、着地してサイレントウィスパーで一撃。続けてヒドゥンブレイドを発射だ。
 しかし、これを避けた鷹木は腕ひしぎ十字固めに捕獲。その腕をアームブリーカーのように叩きつけてオスプレイの右腕にダメージを与えてみせた。オスプレイはエルボーで反撃するが、力が入らない。鷹木はその右腕を何度も殴ってダメージを与え、アームブリーカーだ。
 しかし、オスプレイは鷹木のパンピングボンバーを回転して防ぐとオスカッターを発射。しかし、鷹木はこれをスタナーで切り返し。続けてポップアップ式のデスバレーボム、パンピングボンバーを炸裂させた鷹木。なんと鷹木式ストームブレイカーを仕掛ける。
 だが、オスプレイはこれを逃れて着地。ならばと鷹木はMADE IN JAPANを狙うが、オスプレイはこれを逆にMADE IN JAPANで切り返してみせる。そして、オスカッターを炸裂させると、鷹木の胸板を蹴飛ばしていく。
 そして立ち上がったところでグーパンチ。さらにトラースキックを顔面に2発叩き込んで追撃だ。だが屈しない鷹木は背を向けたオスプレイにリバースフランケンシュタイナー。しかし、オスプレイはこれも着地して回避。すぐさまヒドゥンブレイドを鷹木の後頭部に炸裂させた。
 そしてトドメのストームブレイカーへ。しかし、右腕のダメージで持ち上げられない。仕方がなく片腕で持ち上げたが、鷹木は脱出。すぐさまエルボーを打っていく。そしてコーナーにオスプレイを押し込んだ鷹木。
 だが、オスプレイは近づいてきた鷹木にフロントキック、ハイキックを放って動きを止めると、サイレントウィスパー、後ろ回し蹴りという強烈なキックを2発連続で放って鷹木をダウンさせる。そして、オスプレイはコーナートップに上がってスーパーオスカッターを発射だ。
 鷹木はこれを逆さ押さえ込みで切り返し、オスプレイが立ち上がったところでパンピングボンバーを発射。しかし、オスプレイはこれもスパニッシュフライで切り返す。そして、鷹木の後頭部目がけてヒドゥンブレイドを発射だ。
 しかし、これを避けた鷹木はショートレンジのパンピングボンバー。続いてグーパンチを叩き込むと、オスプレイのラリアットを右腕をぶつけて迎撃し、投げっぱなしのドラゴンスープレックスを炸裂させる。
 そしてパンピングボンバーでなぎ倒し、足元がフラフラとなりヒザ立ちとなったオスプレイの顔面をスライディングのエルボーで打ち抜くと、最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴン。ついにオスプレイにトドメを刺し、3カウントを奪ったのだった。
 これで鷹木は2勝2敗の勝ち点4とし、星を五分に戻した。一方、敗れたオスプレイは2連敗で2勝2敗。勝ち点は4のままで伸ばすことは出来なかった。

COMMENT


 
鷹木「(※イスを歩行器のように押しながらやって来て、そのイスに座る。左の首の後ろあたりをアイシングしながら)あぁ、なんだよ……。オイオイオイ新日本プロレス、大張さん(社長)よ、試合前そういえば会ったな。こんな試合してんだ、イスぐらい用意しといてくれよ、ハッハッハ。あの野郎、オスプレイの野郎、俺の顔はサッカーボールじゃねぇっつってんの! ポンポンポンポン蹴りやがって。負けらんねぇ、この野郎……。こんなしんどい思いして勝ったのに……こんな、ほんとにしんどい思いして勝ったのに、2勝2敗。まだイーブンだよ。素直に喜べねぇよ。全然、余裕がない。
ほんとリング上で言ったように、何とか首の皮一枚つながってる状態だ。現状は、なんにも変わってない。だが、さすがオスプレイだ。間違いなく俺も進化してんだよ、1年前よりは。あいつも当たり前のように進化してる。こんなこと言ったらあれだけどよぉ、国籍も違う、世代も違うけど、やっぱ、なんやかんやいってあいつは、好敵手だな。片思いかもしれねぇけど、俺からしたらいいライバルだよ、オスプレイ。あいつがどんどん進化するから、俺も負けてたまるかって、俺自身も心・技・体を向上させていく原動力になってるから。ただあの野郎、生意気だから、心から好きになれねぇ。

オスプレイに言っといてくれないか。もし次にシングルやるんだったら、トーナメントとかリーグ戦とか、スペシャルシングルマッチじゃねぇ。タイトルマッチしかねぇだろう、オスプレイ。俺とオマエだったら……。俺はそういえば、この『G1』の記者会見で、開幕前の記者会見で言ったよな。『誰よりも熱くなってみせる』って。どうだ岡本(記者)、熱くなってるか、俺は? 世の中が暑いんじゃないんだよ。俺だけが暑苦しいじゃないんだよ。俺自身が、いや俺自身を中心に、熱い空間ができてんのか?」
--できてると思います。


 
鷹木「エッ? はっきり言って! 俺は全然、満足してねぇよ。全然、満足してねぇ。鷹木信悟の熱さは、こんなもんじゃねぇ。なんならDブロック勝ち抜いて、勝ち上がって! 武道館のメイン! まだやったことねぇしな。『G1』のテッペン! 目指してやろうじゃねぇか。(※立ち上がって)あぁ、とにかく今日は、頭蹴られすぎて、訳わかんねぇから、コメントは短めに、終わらせてもらう。以上だ!」

※オスプレイはノーコメント

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