鷹木がオスプレイとの超絶バトルを制す!
ジェイがオーカーンを破り無傷の4連勝!
ザックはタフな後藤をサブミッションで撃破!
アーチャーがYTR殺法を切り抜け矢野を粉砕!
YOSHI-HASHIがファンタズモに意地の勝利!
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8月6日(土)、大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で『G1 CLIMAX 32』第12戦が開催され、各ブロック公式戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メインイベント(第9試合)はDブロック公式戦として、鷹木信悟(1勝2敗)とウィル・オスプレイ(2勝1敗)が激突。これまでも大舞台で名勝負を紡いできた両雄は、観る者に息をつかせないようなハイレベルな攻防を展開。終盤、オスプレイは雪崩式スパニッシュフライ、スワンダイブの450°スプラッシュを炸裂。しかし、オスカッターは鷹木がカウンターの鷹木式オスカッターで切り返す。しかし、オスプレイも掟破りのMADE IN JAPANをお見舞い。その後も両雄は場内驚愕の大技の応酬を繰り広げ、最後は鷹木がパンピングボンバー、スライディングエルボー、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンとたたみかけて激勝。
試合後、鷹木はオスプレイとの歴史、さらに自身の大阪での戦いを振り返ると、「今日の勝利をターニングポイントに、鷹木信悟、再び上がっていくぞ!」と力強く叫んだ。
セミファイナル(第8試合)はBブロック公式戦、グレート-O-カーン(1勝2敗)とIWGP世界ヘビー級王者ジェイ・ホワイト(3勝0敗)のシングル初対決。オーカーンは序盤、重厚な攻めを見せるが、外道の介入をきっかけにジェイが右膝殺しで主導権を握る。苦しい戦いとなったオーカーンだが意地の反撃を見せ、大空スバル式羊殺し・ルーナでジェイを捕獲。さらにエリミネーターを狙うが、ジェイは右膝の裏を踏みつけて回避すると、一気にブレードランナーを炸裂。それでもオーカーンは執念で相手の頭部をつかんでいたが、ジェイがはねのけてカバーすると、返すことはできず。これでジェイは無傷の公式戦4連勝に。
第7試合はCブロック公式戦で後藤洋央紀(2勝1敗)とザック・セイバーJr.(2勝1敗)が対峙。ザックは相手の右腕を中心にサブミッションでダメージを蓄積させる。だが、後藤も持ち前のタフネスと、荒々しい攻めで徹底抗戦。終盤のつばぜり合いの中で、後藤は一人消灯を炸裂。さらにGTWを決めるも腕のダメージでカバーが遅れ、ザックはカウント2でキックアウト。ならばと後藤はGTRの体勢に入るが、ザックは三角締めで切り返す。そこから腕固めに移行すると、後藤は無念のタップアウト。
第6試合はAブロック公式戦として矢野通(1勝3敗)とランス・アーチャー(1勝2敗)が対決。矢野は恐怖におののきながらも、セコンドの中島佑斗を利用してアーチャーをリングアウトで葬ろうとする。これが失敗に終わると、矢野は急所攻撃からの丸め込みを敢行。だが、しのいだアーチャーは、コーナーに上った矢野に強烈なジャンピングニーを叩き込んで動きを止めると、そこからブラックアウトで豪快に葬った。
第5試合はDブロック公式戦、YOSHI-HASHI(1勝1敗)とエル・ファンタズモ(1勝1敗)の初シングル。ファンタズモは三角飛びプランチャやラ・ラ・ケブラーダなど、機動力で勝機を探る。だが、YOSHI-HASHIも負けじとひさびさにトペ・コンヒーロを炸裂。終盤、打撃の応酬になると、ファンタズモがカウンターのサドンデス。一気にピンチに陥ったYOSHI-HASHIだが、強烈なトラースキックを叩き込んで挽回。最後はカナディアンデストロイヤーからカルマにつないで勝利を収めた。
第4試合はオカダ・カズチカと棚橋弘至が魅惑のタッグを結成し、ジョナ&バッド・デュード・ティトと対戦。オカダは8.7大阪のAブロック公式戦で対峙するジョナに対し真っ向勝負を仕掛ける。ジョナの怪物的体格&パワーに手を焼くも、オカダは終盤にドロップキックでダウンを奪う。そして、最後は棚橋がティトをハイフライフローで仕留めた。
第3試合は内藤哲也&SANADA&BUSHIvsKENTA&ジュース・ロビンソン&バッドラック・ファレ。KENTAは8.9広島のCブロック公式戦を前に、対戦相手の内藤に自身の自伝をサイン入りでプレゼント。それを内藤が放り投げると、BULLET CLUBは波状攻撃を見舞う。ジュースがBUSHIをナックルからのパルプフリクションで沈めると、KENTAはあらためて内藤に自伝を渡すが、内藤はそれを足蹴にして破いてしまった。
第2試合は8.14長野のAブロック公式戦で激突するトム・ローラーとジェフ・コブが、それぞれロイス・アイザックス、アーロン・ヘナーレをパートナーに前哨戦。コブはローラーをサーフィンボードに見立てて踏みつけ、挑発的にTEAM FILTHYのリズムで手拍子を煽る。ヘナーレがアイザックスをStreets of Rageで仕留めたあとも、コブとローラーは視殺戦で火花を散らした。
第1試合は石井智宏&タマ・トンガ&デビッド・フィンレー&大岩陵平vsEVIL&チェーズ・オーエンズ&高橋裕二郎&SHOの8人タッグ。8.7大阪のBブロック公式戦で対戦する石井とオーエンズは、目まぐるしい技の読み合いを繰り広げる。終盤、若獅子・大岩が奮闘を見せるも、最後はSHOが腕ひしぎ逆十字で料理した。
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