第7試合はオカダ・カズチカ&矢野通&タマ・トンガ&邪道vsドク・ギャローズ&石森太二&外道。6.12大阪城で雌雄を決するIWGP世界ヘビー級王者オカダと挑戦者ジェイにとっては、この一戦が最終前哨戦となる。また、5.1福岡でカール・アンダーソンと共にG.o.Dを襲撃し、BULLET CLUBに再合流したギャローズは、今回が国内の新日本マットでは約6年ぶりの試合に。
ジェイはリングインすると、阿部リングアナからマイクを奪い取り以下のアピール。
■ジェイのマイクアピール
「おい! 誰もオマエ(阿部リングアナ)の声なんて聞きたくないんだ! 出てけ! みんなが聞きたいのはこの“CATALYST”、SWTICHBLADE、ジェイホワイトだ! BULLET CLUBが日本に帰ってきたぞ! だが、あいにく、“マシンガン”カール・アンダーソン、今日ここには来れなかったメンバーもいる。じゃ、ギャローズ、カッコよく言ってくれ……。(ギャローズが『ROCK HARD!』と叫ぶ)。それからジュース・ロビンソンも来れなかった。だが一人サプライズで登場だ」
すると、ここで今年の1.5ドームのあと、長期欠場中のKENTAが登場。ジェイ、ギャローズがロープを開けて招き入れると、BULLET CLUBはToo Sweetサインをかわす。
オカダはIWGPヘビー、タマはNEVERのベルトと共に入場。邪道はG.o.D仕様のニューコスチュームで花道を進む。
先発は矢野とギャローズ。ギャローズは蹴りつけてから串刺しエルボー。さらにパンチを連発し、ハンマースルーを仕掛ける。矢野はロープにもたれかかり、ギャローズの突進をかわすと後頭部をひっぱたく。
さらに矢野はギャローズの髭を引っ張ってから、逃げるように邪道にスイッチ。ギャローズは苛立ちを見せてから、外道と交代。
外道はセコンドのKENTAとToo Sweetサインをかわし、邪道に見せつける。邪道がKENTAに近づくと、背後から外道が襲い掛かりストンピングを乱打。さらに顔面かきむしり。
スイッチしたジェイは邪道の首元を踏みつけていく。そしてジェイは独特なリズムで手拍子を促しながら、邪道にストンピング。
次はギャローズが両足で邪道を踏みつける拷問攻撃。さらに豪快なエルボードロップを3連発。
スイッチした外道はすかさずカバー。邪道がカウント2ではね返すと、外道は石森に交代。
石森はTシャツを用いて邪道にチョーク攻撃。そして石森はロープに走って邪道にフロントキック。カバーを邪道が返すと、石森は頭部にパンチを連発。すると邪道は闘志をみなぎらせ、カウンターのショルダータックルをお見舞い。
次はオカダとジェイのマッチアップ。オカダはランニングエルボー、そして串刺しエルボーからDDT。カバーをジェイがカウント2ではね返すと、外道がオカダを背後から襲撃。
オカダは邪道を排除するが、ジェイがスキをついてDDTで突き刺す。そしてToo Sweetサインを見せながら逆水平チョップを連発。続いて串刺しエルボーからブレードバスターを食らわせてカバー。これはオカダがカウント2ではね返す。
ならばとジェイは変形の裏投げを狙うも、オカダは切り抜けてマネークリップ。しかし、ジェイも回避し、逆水平チョップをお見舞い。そしてオカダのドロップキックを切り抜けると、一気にブレードランナーを狙う。
これを回避したオカダはレインメーカーのモーション。ジェイにかわされるも、オカダはカウンターのドロップキックをヒット。
次はタマと外道のマッチアップ。技の読み合いから、タマはロープに走るも、KENTAが場外から足を引っ張って妨害。すかさず外道が横入り式エビ固めで丸めるが、タマはカウント2ではね返す。
すると外道はナックルを連発。しかし、タマもナックルで反撃。ここでギャローズがタマに襲いかかろうとするも、矢野が場外から足を引っ張って妨害する。
ならばと石森がスワンダイブで飛びつくも、タマはかわす。すかさず邪道が石森にラリアット。
ここで外道がタマと邪道にサミング。しかし、タマが外道を捕らえ、邪道がラリアットを炸裂。
そしてタマと邪道はマットを打ち鳴らし、手拍子を煽ると、最後はタマがガンスタンで外道を撃沈。オカダ組がBULLET CLUBから勝利を収めた。