ヒロムが宿命のライバル対決を制し、
前人未到の『BOSJ』3連覇!
長期欠場中のKENTAがBULLET CLUB合流!
SANADAが復帰&USヘビー挑戦を宣言!
オースティンが衝撃のBULLET CLUB入り!
鈴木軍はNEVER6人タッグ挑戦をアピール!
TJP&アキラはノンタイトルで田口&ワトを撃破!
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6月3日(金)、東京・日本武道館で『BEST OF THE SUPER Jr.29』最終戦が開催され、『BOSJ』優勝決定戦をはじめ、6.13大阪城の最終前哨戦など激闘が繰り広げられた。
オープニングマッチは本間朋晃がヤングライオンの大岩陵平に胸を貸す一戦。ジュース・ロビンソンの欠場を受けて、急遽武道館出場のチャンスを得た大岩は果敢に挑みかかり、終盤にはサイドスープレックスを炸裂。しかし、最後は本間がカウンターのこけしロケットから中こけしを決め、貫禄の勝利をスコア。
第2試合はロビー・イーグルス&YOH&ティタン&クラーク・コナーズvsエル・リンダマン&エース・オースティン&ウィーラー・ユウタ&アレックス・ゼイン。今年の『BOSJ』を盛り上げたジュニア戦士たちによる華やかな8人タッグは、それぞれが得意ムーブを炸裂。終盤、空中技が飛び乱れる中、最後はゼインがコナーズを鮮やかなシナモンツイストで葬った。
第3試合はIWGPジュニアタッグ王者の田口隆祐&マスター・ワト組が、ノンタイトルでUNITED EMPIREのTJP&フランシスコ・アキラ組と対峙。王座挑戦を目論むTJP&アキラは、ゴング前に仕掛ける。しかし、6or9も真っ向から応戦し、試合はスピーディー&スリリングな展開に。終盤、UNITED EMPIREは田口にダブルインパクト式のYutakaを炸裂。そこからTJPがピノイストレッチにつなぎ、田口を仕留めた。試合後、UNITED EMPIREはIWGPジュニアタッグ王座挑戦を、あらためてアピールした。
第4試合はザック・セイバーJr.&金丸義信組がEVIL&SHO組と対決。H.O.Tは入場時の鈴木軍タッグを襲撃。だが、鈴木軍もひるまず徹底抗戦。終盤、ディック東郷が介入し、金丸のウイスキーを口に含む。だが、ウイスキー噴射は金丸がEVILに誤爆させる。そして金丸はSHOにローブローを食らわせ、ザックにパス。すかさずザックが腕ひしぎ逆十字を決め、SHOからギブアップ勝ちを収めた。試合後、金丸はH.O.TのNEVER6人タッグのベルトを手に取って挑発した。
第5試合は6.12大阪城でIWGPタッグ王座戦を敢行する挑戦者ジェフ・コブ&グレート-O-カーンと王者バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズが、それぞれアーロン・ヘナーレ、エル・ファンタズモとトリオを結成して最終前哨戦。コブ&オーカーンとファレ&オーエンズは丁々発止の攻防を展開。とくにファレとコブはド迫力の肉弾戦を繰り広げる。終盤、ヘナーレがファンタズモにとどめのStreets of Rageを狙うと、エプロンにエース・オースティンが登場。気を取られたヘナーレに対し、ファンタズモは不意打ちのサドンデスを食らわせると、最後はCRⅡで撃沈。オースティンが衝撃のBULLET CLUB入りを果たした。
第6試合はL・I・Jと鈴木軍による6人タッグ、鷹木信悟&内藤哲也&BUSHIvsタイチ&TAKAみちのく&DOUKI。この試合が目の手術からの復帰戦となる内藤に対し、鈴木軍は非情の目潰し攻撃をお見舞い。そして6.12大阪城で『KOPW 2022』争奪戦を行なう保持者・鷹木と挑戦者タイチは、互いを強く意識して激しくやり合う。最後は鷹木がTAKAから意表を付くグラウンドコブラで3カウントを奪取した。
第7試合はオカダ・カズチカ&矢野通&タマ・トンガ&邪道vsドク・ギャローズ&石森太二&外道。ゴング前、ジェイに呼び出されるかたちで長期欠場中のKENTAが登場し、BULLET CLUBに合流。試合は約6年ぶりに国内の新日本マット登場となるギャローズが、かつてと変わらぬ暴れっぷりを見せる。そして6.12大阪城で雌雄を決するIWGP世界ヘビー級王者オカダと挑戦者ジェイは、白熱の攻防を展開。タマが外道をガンスタンで葬ったあとも、オカダとジェイは挑発合戦を繰り広げた。
メインイベント(第8試合)は『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝決定戦、Aブロック1位の高橋ヒロムとBブロック1位のエル・デスペラードが激突。2020年に続き、再び『BOSJ』のファイナルで迎える宿命のライバル対決。特別立会人の藤波辰爾が見つめる中、両者は序盤から緊張感あふれる攻防。デスペラードはヒロムのウィークポイントである左膝に攻撃を浴びせていく。だが、ヒロムも今回の『BOSJ』で猛威を振るったDで攻め立てる。試合が佳境に入ると、デスペラードはピンチェ・ロコを決めるも、ヒロムは執念のキックアウト。だが、デスペラードもTIME BOMB IIを食らいながら、ピンフォールを許さない。続くロコ・モノの応酬はデスペラードが制するも、ヒロムは意地を爆発。変形スタナーの連発からTIME BOMBで動きを止めると、最後は相手の腕を首に巻きつけての変形TIME BOMB II(技名=TIME BOMB 2.5)で、粘るデスペラードを撃沈。前人未到の『BOSJ』3連覇、そして4度目の優勝を成し遂げた。
試合後、ヒロムは「みんな見ただろ? これが俺たちの『SUPER Jr.』だ~!!」と高らかに叫び、大会を締めくくった。
また、休憩明けには欠場中のSANADAが登場し、6.12大阪城での復帰、そしてIWGP USヘビー級王座への挑戦を宣言した。
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