第7試合はBブロック公式戦として、IWGPジュニアタッグ王者のマスター・ワト(0勝3敗)がロビー・イーグルス(2勝1敗)と対峙。開幕3連敗と苦しい戦いが続いているワトは、イーグルスに対し、昨年は8月と年末の『BOSJ』公式戦の二度にわたり敗北。自身の進化を示すため、そして公式戦初白星をつかむためにも、ここは踏ん張りどころだ。
ワトはIWGPジュニアタッグのベルトを携え入場。
開始のゴング、両者は打撃の応酬を繰り広げ、ローキックにエルボー、さらにソバットを打ち合う。続くロープワークの攻防では、ワトが打撃のコンビネーション。
続いてワトは河津がけからベンダバールへ。これはイーグルスが足をロープにかける。
するとワトはキックの連発から逆水平チョップ。そして串刺し攻撃を狙うも、イーグルスはショルダースルーで回避。するとワトはエプロンに着地し、スワンダイブ攻撃を狙う。だが、イーグルスはかわして強烈なキック。
イーグルスはフライングメイヤーからレッグラリアットをヒットしてカバー。ワトが返すと、イーグルスは強烈な逆水平チョップ。さらにチョップを重ね、さらにキックを連発。
だが、ワトもケブラドーラ・コンヒーロで反撃。さらにフロントキックからドロップキックでイーグルスを場外に落とすと、トルニージョを炸裂。
そしてワトは雄叫びを上げ、イーグルスをリングに戻すとスワンダイブのエルボーをヒット。しかし、カバーはイーグルスがカウント2でキックアウト。
するとワトはジャーマンを狙うも、イーグルスは回避。するとワトは打撃のコンビネーション。しかし、切り抜けたイーグルスは膝裏を蹴り上げ、後頭部にスライディングラリアット。
続いてイーグルスは串刺しのダブルニーを連発。だが、カバーはワトが何とかカウント2でキックアウト。
ならばとイーグルスはワープ4.5。ワトは両膝を突き立てるも、この動きを読んだイーグルスは回避し、ロン・ミラー・スペシャルへ。しかし、ワトは首固めで切り返す。
イーグルスは跳ね返すと、逆にトリッキーなエビ固め。ワトは跳ね除け、カウンターのゼロ戦キックを食らわす。
しかし、イーグルスも突進してきたワトにハイキックを見舞い、スワンダイブの低空ドロップキックをヒット。そしてロン・ミラー・スペシャルの体勢に入るが、ワトは強烈なキック。ここで両者ダウン状態に。
続いて両者はエルボーの応酬に突入。ワトは強烈な張り手からエルボー、さらに膝蹴り。だが、続くハイキックをかわしたイーグルスは、水面蹴りからロン・ミラー・スペシャルで捕獲。ワトは必死にロープエスケープ。
するとイーグルスはワトの左膝裏にニーロドップを落としてから、ターボ・バックパックを狙う。しかし、ワトは切り抜けて高角度のジャーマンスープレックス。だが、イーグルスはカウント2でキックアウト。
ならばとワトはコーナー最上段へ。しかし、イーグルスは打撃でワトを食い止め、雪崩式攻撃を狙う。ワトが耐えると、イーグルスは宙返りで着地。そしてコーナー上のワトの足に619を炸裂。
ワトが場外に落ちると、イーグルスは空中技を狙う。だが、ワトはキックで迎撃し、リングに戻るとTTDの体勢に。
これを切り抜けたイーグルスはハイキック。さらにトラースキックから延髄斬り。続くアサイDDTはワトが切り抜け、ハイキックを食らわす。
だが、イーグルスはその蹴り足を捕らえてターボ・バックパックの体勢に。しかし、ワトは回避すると、ラ・カレテラで丸め込み鮮やかな3カウントを奪取。公式戦初勝利をつかんだワトは1勝3敗、イーグルス2勝2敗に。