第6試合は鈴木軍のDOUKI(1勝2敗=勝ち点2)とBULLET CLUBのエル・ファンタズモ(3勝0敗=勝ち点6)が『BEST OF THE SUPER Jr.29』Bブロック公式戦で激突だ。初戦でエル・リンダマンを破って幸先良いスタートを切ったDOUKIだが、その後は2連敗。ここまでエル・デスペラードと並んで負けなしの首位を走るファンタズモ相手に、逆襲の狼煙を上げたいところだ。
ゴングが鳴るとDOUKIがファンタズモの足を刈ってロープへ。両者ロープ間を動いての攻防となる中、DOUKIがティヘラ。これをファンタズモは側転して着地。サッカーボールキックを発射する。
DOUKIはこれを避けるとスクールボーイ。これをキックアウトしたファンタズモはDOUKIの足を払ってフォールへ。ならばとDOUKIも同じく足を払おうとするが、ファンタズモはジャンプして回避。DOUKIに絡みつくようにエビ固めだ。DOUKIも反転して潰してエビ固め。お互いここで一旦ブレイクだ。
すると、お互い手を差し出し合うが、ファンタズモは握手すると見せかけてガットショット。さらにショルダータックルでDOUKIをふっ飛ばすと、うつ伏せになったDOUKIの背中をからかうように踏みつけながらファンタ図もウォークだ。
さらにドロップキックをスカしてファンタズモウォークを繰り出したファンタズモ。これに苛立ったかに思えたDOUKIだが、冷静にフェイントからファンタズモを捕まえてロープからジャンプしてのアームホイップだ。続けてティヘラで投げ飛ばすと、ファンタズモはたまらず場外に逃亡だ。
そのファンタズモにDOUKIはエプロンサイドを走って飛びついてのスイング式DDTを炸裂させる。さらに北側のひな壇に上がるとダイビングボディアタックで追撃だ。そして、カウント19で戻ってきたファンタズモにデイブレイクを仕掛けたDOUKI。
しかし、ファンタズモはこれを踏ん張って、無造作に場外にDOUKIを放り投げる。そして、自身はコーナーに上がって、場外のDOUKI目がけてラ・ケプラーダだ。DOUKIをリングに戻すとエルボーを連打。コーナーに追い詰めていく。
さらに反撃してきたDOUKIにセカンドロープで反転してのダイビングボディアタック。続けてライオンサルトを炸裂させる。そして、ブレーンバスター、ランニングパワーボムで追撃したファンタズモ。さらにスピニングネックブリーカードロップと大技を連発して追い打ちをかける。
しかし、DOUKIもキックアウト。3カウントを許さない。ならばとファンタズモは距離を取ってサドンデスの構え。だがこれをかわしたDOUKIはミドルキックから延髄斬りで反撃だ。そして、再びデイブレイクを仕掛けたDOUKI。
だが、トップロープで足を滑らせてこれは失敗。しかし、ファンタズモが不用意に近づいてきた瞬間、なんとDOUKIはスモールパッケージホールド! これがなんと3カウント入り、一瞬で勝負を決めた。
DOUKIはこれで2勝目をゲットで2勝2敗。一方のファンタズモは連勝がストップし、3勝1敗となってしまった。