リンダマンがデスペラードに劇的勝利!
石森がSHOとの無法ファイトの応酬を制す!
金丸がヒロムの連勝を足殺しでストップ!
ワトがイーグルスを破り待望の初白星!
DOUKIはファンタズモに技アリ勝利!
Aは石森が唯一の4連勝で単独首位に!
Bは3選手が3勝1敗で首位争い!
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5月24日(火)、東京・後楽園ホールで『BEST OF THE SUPER Jr.29』第7戦が開催され、A・Bブロックそれぞれの公式戦(全9戦の4戦目)が行なわれた。
メインイベント(第10試合)はBブロック公式戦として、戦前から互いに強く意識しあってきたエル・デスペラード(3勝0敗)とGLEATのG-REX王者エル・リンダマン(2勝1敗)が激突。リンダマンはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛け、ノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。その後も柔道殺法で攻め立てる。だが、デスペラードもラフファイトで応戦すると、膝殺しを展開。終盤、デスペラードはとどめのピンチェ・ロコを狙うも、リンダマンは執念で切り抜ける。そして最後は投げっぱなしのフルネルソンスープレックスから渾身のタイガースープレックスで、劇的な3カウントを奪取した。試合後はリンダマンの独壇場。見事なマイクアピールを披露すると、最後は「GLEATしようぜ!」と叫び、大会を締めくくった。
セミファイナル(第9試合)のAブロック公式戦は、IWGPジュニアヘビー級王者・石森太二(3勝0敗)とNEVER6人タッグ王者SHO(1勝2敗)の対決。SHOのなりふり構わぬ攻撃に対し、石森も目には目をとばかりにダーティーファイトを交えて徹底抗戦。終盤、石森はレンチを奪うも、SHOが返却を要求するとおとなしく渡す。ここでSHOが「アホが!」とレンチを振りかざすと、すかさず石森はひっくり返り、攻撃を食らったかのような悲痛な叫びを上げる。そしてレフェリーがレンチを取り上げたスキをついて、石森はSHOの頭部をベルトで殴りつけ、まんまと3カウントを奪取した。
第8試合はAブロック公式戦、高橋ヒロム(3勝0敗)vs金丸義信(0勝3敗)。前哨戦で金丸はヒロムの「BOSJ攻略本」を強奪。だが、大岩陵平がゴミ箱に捨てられていた攻略本を回収し、入場時のヒロムに返還。すると、金丸はヒロムに奇襲攻撃を仕掛け、徹底した膝攻めを敢行。金丸の4の字固めに捕まったヒロムは、必死に逃れようとするも力尽き、無念のタップアウト。これで金丸は公式戦初勝利、ヒロムは初黒星に。
第7試合はBブロック公式戦として、IWGPジュニアタッグ王者のマスター・ワト(0勝3敗)がロビー・イーグルス(2勝1敗)と対峙。両者は得意の蹴りを軸に丁々発止の攻防。イーグルスの膝攻めに苦しんだワトだったが、終盤にターボ・バックパックを切り抜けると、ラ・カレテラで技アリのピンフォール勝ちを収めた。
第6試合のBブロック公式戦はDOUKI(1勝2敗)vsエル・ファンタズモ(3勝0敗)。DOUKIはルチャ殺法を全開にし、観客席ステージからダイビングボディアタックを炸裂。だが、ファンタズモも負けじとコーナー最上段からのラ・ケブラーダを皮切りに猛攻。終盤、DOUKIはデイブレイクを狙うも体勢を崩してしまう。すかさずファンタズモは近づくも、技の失敗は作戦だったのか、DOUKIが巧みに丸め込んで3カウントを奪取。これでファンタズモは連勝がストップ。
第5試合はAブロック公式戦、YOH(2勝1敗)がIMPACT!のXディヴィジョン王者エース・オースティン(2勝1敗)と対決。オースティンはトリッキーかつ、精度の高い攻撃でYOHを攻め立てる。試合が佳境に入るとYOHも意地のジャーマン3連発を決めるが、DIRECT DRIVEはオースティンが膝蹴りで回避。最後はオースティンがヘッドトラップストンプからのTHE FOLDでYOHを沈めた。
第4試合はBブロック公式戦、BUSHI(2勝1敗)とAEWのROHピュア王者ウィーラー・ユウタ(1勝2敗)が対峙。海千山千のBUSHIのインサイドワークに対し、ユウタもBlackpool Combat Clubの面々を彷彿とさせるテクニックで応戦。そして最後はシートベルトクラッチでBUSHIから鮮やかな3カウントを奪取した。
第3試合はAブロック公式戦、IWGPジュニアタッグ王者の田口隆祐(1勝2敗)がクラーク・コナーズ(0勝3敗)と激突。攻防の中で自身の尻の硬さに気づいたコナーズは、田口と激しいヒップアタックの応酬を繰り広げる。終盤、田口はオーマイアンドガーアンクルを仕掛けるも、コナーズはつかまれた足をたたみ、尻に相手の顔面を強打して脱出。そこから怒涛の攻めを見せ、最後はトロフィーキルで公式戦初勝利をスコア。
第2試合のBブロック公式戦は、CMLLのティタン(0勝3敗)とTJP(1勝2敗)の対戦。両者は共に序盤から流れるような動きで一進一退の攻防を展開。終盤、ティタンは場外でダウン状態のTJPに、豪快なダイビングフットスタンプを、見舞い大ダメージを与える。そしてTJPをリングに上げると、追撃のダイビングフットスタンプで公式戦初勝利を飾った。
オープニングマッチはAブロック公式戦、アレックス・ゼイン(2勝1敗)vsフランシスコ・アキラ(1勝2敗)。大柄なゼインの攻撃に対し、アキラは持ち前のスピードを活かして対抗。しかし終盤、ゼインはカウンターのバハブラストを食らわすと、一気にTACOドライバーにつなぎアキラを葬った。
この結果、Aブロックは石森が唯一4連勝を飾り、単独トップに。Bブロックは3勝1敗のデスペラード、リンダマン、ファンタズモが首位で並んだ。
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