第2試合は『BEST OF THE SUPER Jr.29』Bブロック、ティタン(0勝3敗=勝ち点0)vsTJP(1勝2敗=勝ち点2)の公式戦だ。リーグ戦の序盤は黒星先行の二人だが、この一戦からの巻き返しを狙う。
後から入場のティタンは、今日はタイガーマスク風のマスクを着用。これをTJPはコーナーに腰を下ろして拍手をしながら出迎える。ゴングが鳴ると、リング中央に陣取り握手を求めるティタン。TJPはこれを拒否すると組み合ってからハンマーロックだ。ティタンはこれをジャンプした反動で外していく。
TJPはリングに戻るとリストを奪い、これをティタンに切り返されるとヘッドシザース。ならばとティタンもセカンドロープでジャンプしてのアームホイップで反撃。TJPもコーナーを使ってアームホイップでお返しだ。
さらにお互いに足払いからカバーし合い、同時にヘッドスプリングで起き上がってみせる。そして、ティタンから握手。TJPはこれに応じると見せかけて、エルボースタンプで攻撃だ。さらにティタンにロープに振られると、トップロープとセカンドロープの間を抜けてエプロンに着地。そこから滑り込みながらエビ固めだ。
さらにTJPは両腕を掴んだままフォールを狙いつつ、そこからシャープシュターに移行。続けてリバースインディアンデスロック、鎌固めと流れるように移行していく。しかし、ティタンがロープエスケープすると客席側に向けてコーナーに乗せて、覆面剥ぎといきなりラフ攻撃だ。
レフェリーに注意されると、ティタンをコーナーに逆さ吊りにし、そこにドロップキックを炸裂させる。さらに左の太ももにキックで一撃加えてから、レッグブリーカーだ。だが、ティタンもエルボーで反撃。ならばとTJPはエルボースマッシュで黙らせ、ファイヤーマンズキャリーで持ち上げる。
ティタンはロープを掴んでこれを回避。エプロンに着地するとTJPにエルボーを打ち込み、さらにTJPが打ってきたラリアットを避けるとロープ越しにキックを放つ。ここでTJPをボディシザースで捕まえたティタンはフランケンシュタイナーのように後方に回転して、場外に落下させる。そして自身はリングに戻るとトップロープを越えるノータッチのトペ・コンヒーロだ。
リングに戻ったティタンはTJPの顔面にトラースキックを食らわせ、TJPがコーナーに移動すると突進だ。だが、JPはこれをかわしてトルネードDDT。しかし、ティタンもこれを着地して回避。続けて左腕を獲って腕ひしぎ逆十字固めだ。
だが、これを逃れたTJPはピノイストレッチに移行してみせる。ここはティタンもロープエスケープ。一旦ブレイク後、両者ヒザを着いた状態でエルボーを打ち合う。ティタンがエルボーを連打すれば、TJPはローリングソバット。さらに飛びつきDDTを狙ってきたティタンを捕まえてロープにスタンガンだ。
そして顔面ウォッシュで追撃するTJP。だが、ティタンもロープを使ったトルネードDDTで反撃。続けてファルコンアローで追撃だ。そしてコーナートップへ上がったティタン。しかし、TJPもコーナーに上がってヘッドバットで一撃加えて動きを止めると、セカンドロープからジャンプしてトップロープに上がっての雪崩式のブレーンバスターだ。
さらにクラッチを離さずファイナルカットを食らわせたTJP。今度は自身がコーナートップに上がるとマンバスプラッシュを発射。しかし、ティタンはこれを剣山で迎撃し、ラ・カシータからブリッジしてのエビ固めで押さえ込む。
TJPはこれを待ってましたかと言わんばかりにピノイストレッチに切り返し。たまらずティタンもロープエスケープだ。ならばとTJPはコーナートップに上がってエプロンに顔を出しているティタン目がけてフットスタンプを投下だ。
ティタンはこれをかわすと、マスクを引っ張られて叩きつけられながらもヘッドスプリングで立ち上がってオーバーヘッドキックで一撃。そして、場外に転落したTJPの土手っ腹に今度は自身がコーナートップからダイビングフットスタンプだ。
すぐさまTJPをリングに戻してカバーしたティタン。これがカウント2でキックアウトされると、TJPの攻撃をかわしながら逆上がりで再びコーナートップへ。そして、前屈みになっていたTJPの背中にダイビングフットスタンプで一撃。これで3カウントを奪い、ティタンがリーグ戦初勝利をゲットした。